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骨転移の診断の難しさ。正確な診断を。しなくてよい治療を受けないように。-2

前回骨転移診断の難しさを投稿しました。検査機器で間違える場合が違います。

最近は遠隔転移の診断にPET検査をします。
PET検査で骨転移に偽陽性が出る場合があり気をつけなくてはいけない場合があります。

化学療法を施行している患者さんではPETをすると皮質骨に集積像を示すことがあります。全身骨に骨転移が出てきたと大騒ぎになります。
何も考えず骨転移の治療を開始する未熟な医師も多いです。

骨転移と同様の画像を呈する骨の病気もあります。

再発治療を考える上で、再発の確定診断がまず最も重要な作業となりま
す。 再発でない患者さんに長年再発治療を行う罪は特に大きいです。再発を疑っている状況で、あわてて治療を開始しないことが大切です。

再発診断 治療はセカンドオピニオンをうけて治療を開始しても遅くはありません。
再発診断 治療は必ずベテランの医師にお願いしてください。医師は自分から選べばよいのです。


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