乳がん治療で重要な病理所見 自分のがんの性質は??
乳がん治療を考えるうえで自分のがんの病理所見で重要な項目です。
5個ですので自分のがんの性質を覚えてしまいましょう。
病理所見で重要なのは
1.浸潤がん部分の大きさ
(浸潤部が重要です。非浸潤がんは20cmでも薬物治療要りません。)
2. リンパ節転移の有無 および個数
転移があるかないか?3個か4個で治療が変わります。
3. NG =核グレード
細胞の「顔つき(核異型)」と「細胞分裂している細 胞の数(核分裂)」の2項目から評価します。 「核グレード」は「核異型の点数」+「核分裂の点数」です。
4. Ki67 の値
細胞増殖能を示す指標で、がん細胞の増殖スピードや悪性度を評価するのに用いられます。
5. ER PgR HER2 status
エストロゲン プロゲステロンレセプターの割合 HER2が陽性か陰性か?
サブタイプが決まります。重要です。
以上5項目で治療方針が決まります。