えとせとら
タイトル写真 model 姫乃いつき (元東北ポートレート)
先月、写真の講習を受けた。
それまでもやもやとしていたことが、なんとなくしっくりとした。
photographer「himeno itsuki」さんの影響もあり、コントラストを落として撮るように、なり始めた。
場面によると思いながらも、圧倒的に抑えて撮る場面の方が、多いことに気付く。
それと合わせて、ある程度絞りを絞ることを、始める。
理屈で分かっていたことなのだが、実際には何故かしていなかった。
その要因は、シャッタースピードを極端に上げたいと思っていたからなのだろう。
あまりいいカメラではないが、感度を上げることに、抵抗しないことにしたのだ。
それはそうと、姫乃いつきさんがフリーで活動を始めた。
どこで撮影しようかと、正直迷っている。
地元に呼ぶ。
七ヶ浜にある国際村という施設。
みちのく公園。
・・・
色々と考えた。
そういう時は、色んなバリエーションが撮れる場所で、慣れているところ、そして、実は、アジサイが咲いているところがある、というチョイス。
マチスナも撮れる、あの場所しか、ない。
私はどうやら、撮る人が偏る傾向が、ある。
いくつかの理由と、スケジュールの関係である。
一つは、瞳の形。
一つは、話しやすさ。
話しやすさには、色んな意味がある。
正直言えば、今まで撮った有償の被写体モデルの方で、この条件にあてはまらなかった方は、いない。
スケジュールが詰まっていて、機会を逃す方は、いたりする。
副業でなさっている方は、どうしてもその傾向になるかな。
なので、フリーでなさっていたり、学生が頼みやすい。
最近は、他のカメラやっている方に遠慮してというのも、あるのだが。
姫乃いつきさんがお休み中、私も人の写真を撮ることを休んでいた。
私にとってもいい機会だと、思ったからだ。
「写真」を撮っていない。写してはいるけど、写真になっていない。
そういう悩みというか、分からないことに気付いたというか。
その時期はまだ続いてはいるが、あるドラマを見て、ある女優さんが宮田さんに見えて、少し撮ろうかと思い直した。
撮ってみて思ったことがある。
そういえば、ちゃんと話したの、初めてでは・・・。
そんなこんなしているうちに、気仙沼の音楽ユニット「Love Songers」のコンサート。記録写真を撮ることにしていた。
REHEARSALから撮っていたので、12時間、撮り続けた。
そうなることは事前に知っていたので、なんか気楽に遊びたいなと思って、東北ポートレート撮影会初参加となる「こはる」さんを次の日、撮りに行くことにしていた。まったくの情報なし。プランもなし。
雨だったこともあり、わりと話す時間が多かった。
スタッフを通して、事前に服装について打ち合わせしていた。
一度だけ、残念に思ったことがあったので、可能な限り、希望を伝えることにしたのだ。(予告の服装と違っていて、それならば予約しなかったかもしれなかったのだが、服装については、変更になる場合があるという約束で、言ってくれれば、ということがあったからだ)
撮影会でも、リクエストを確認してくれる方は沢山います。ありがたい。
初参加、初撮影だった。少しプレッシャーである。
あまり使わないのだが、急遽70-200を中心にした。
そんなこんな。
そして、やっと、姫乃いつきさんの写真を撮る段取りが始まった。
ただただ、楽しみで。
そして、ただただ、不安だ。
写真を撮るというのは、そういうものだと、私は思うのだ。
救いなのは、どう撮るかは、決まっていること、だ。