自分のことを、自分がどのように思っているか。それが全て。
先日、かねてから憧れていた一人焼肉デビューを果たした。
店内には、グループで来ているお客さんがあちらこちらに座り食事を楽しんでいたが、私は一人。
私、一人でちゃんとお肉を焼けるのだろうか?
大体同行者に「ちょっと!早く食べるか、よけるかして!お肉ダメになっちゃう!あーー!!ホラホラ!しいたけ食べるって言うから焼いたのに、もう丸焦げ!遅いよ、タイミング見てよ!分かった?」と奉行サマをイラつかせてしまうの。
同じ理由でバーベキューも混乱する。
紙皿とドリンクを持ち、目が泳いでいる内に終わる。
火加減とかちゃんと出来るだろうか?
火が髪の毛に燃え移ってチリチリになり、そのさまを隣席のはしゃいでいるパリピたちに笑われたら?
昔からありえない想像をしては、1人ビクビクする癖を持っている。
・・・。
変なの。
ウルサイこと言われたくないから1人で来たのに。
ここで自分の本音をしっかりと明確にします。
私は、誰にも文句を言われずに、美味しく焼肉を食べたいの。
急かされたり、食べたいものをほかの人に食べられちゃったり、嫌いなものを押し付けられたくないの。
と子供のような気持ちが沸いて来る。
そうだそうだ、そうだったね。そういう気持ちが一番大事であって、頭が火ダルマになってパリピに笑われるとか、どうでも良いね。と自分に優しく語りかける。
奮発して叙々苑のランチ。
何も考えず、ひたすらにお肉を焼く!焼く!焼きまくる!
エビも焼く!尻尾まで焼く!尻尾がクルンッ!
なんて美味しいのだろう!
食べ方がヘタで、お肉を食べてしまった後、ご飯が大量に残っている。
ここのキムチが上品な貴婦人の味で、ちょっと私の好みではなかった。
もっと、ガツン!そして、ホァタァァァーー!!!という闘志を感じられる格闘家のキムチが好き(はい?)
食後のデザートのバニラアイス。
ありがとう叙々苑。アイスをハート型にしてくれて💕
熱いお茶を飲みながら考える。
制限、前提、思い込みって?
自分が自分をどのように捉えようが、自由なのになぁ。
自分くらい、自分を自由にいさせてあげることが愛情であり、優しさだよなぁ。
自分の中の自分に聞いてみる。
ねぇねぇ、今日のランチどうだった?
「次はワンランク上のコースを頼めよな!」