牡牛座　12度（11.00～11.99）

牡牛座　12度のサビアンシンボル
「ウィンドウショッピングをする人々」
Window-shoppers.

11度で内面の豊かさを充実させた牡牛座は、12度で幸せの循環をもっと大きく広くしようと外へ向かいます。

今の社会に生きていて幸せを大きく外向きに循環させようとするなら、分かりやすい所で物欲が生まれます。社会という枠組みに組み込まれた状態では欲望の輪によって具現化した数々の創造物が情報というエネルギーとなって流れてくるため、買わずにはいられなくなるのです。

社会に属している限り受け取ってしまう欲望エネルギーの渦によって、他人が持っているものを自分も満たしたいという欲に変わり、資本の輪の中に入っていくことになります。

しかしこれは根本的には「楽しむ」ための輪です。それまでのサインではまだ象徴的なシンボルでしかなかったものが知性によって切り分けられ、物質化したりサービスになったりすることを単純に楽しみ、欲しい分だけお金というエネルギーを稼ぐのです。

この循環は外面的な充実感を際限なく満たそうとするので贅沢になっていきますが、この12度の時点ではまだ余力のある範囲でしょう。幻想を具現化するという人類だけがもつ面白さを味わっている最中とも言えます。しかし同時に「何を持っているか」で他人を判断するようにもなります。

ですので、この度数に影響が強い人は、欲しいもののために働くという意識が明確な人です。物の売買も得意でしょう。

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