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チャンスは年2回の激安シュークリーム!長岡の秋冬の風物詩「サンキューまつり」
長岡駅すぐの場所にあるMIMATSU CAFE。1959年に洋菓子店「美松」として創業して以来、市民にはおなじみの店です。
実は、1年に2回、2月と11月にだけ、とあるイベントを開きます。
それが美松の 「サンキューまつり」。
今年も「サンキューまつり」がすでに始まっています。
名前の由来は、このイベントで販売されるのが、1個39円(税込42円) の米粉シュークリームであることから。このシュークリームがまた美味しい!ということで、「サンキューまつり」はすっかり長岡の秋〜冬の風物詩になっているんです。
ここでは、現在行われている「秋のサンキューまつり」を徹底解説! ねらい目の購入時間帯や、米粉シュークリームのおいしさの秘密、セールに込められた想いなどをご紹介します。
平均30分の行列覚悟!
長岡駅から徒歩6分、大手通を歩いていくと現れるのが「MIMATSU CAFE 大手店」。
長年「美松」の名前で親しまれていたお店ですが、2016年5月にリニューアルし、現在の店名になりました。喫茶も併設した造りになっています。
「サンキューまつり」におなじみの光景……それは、この大行列! お店は10時オープンですが、早い方だと9時前には並んでいるそう。開店時に並んでいる人数はなんと50人以上で、みなさん平均30分間は順番待ちするそうです。最も混む時間帯は10~12時とのこと。シュークリームの消費期限が当日なので、早い時間に買っておうちで楽しんだり、ご近所に配ったりする方が多いようです。
1箱10個入り(税込420円)。2~3箱買って行く方が多いようですが、1個のバラ売りもOK。これまでには200箱買ったという強者もいたそう。
米粉100%から生まれるモチモチ新食感
こちらが、無事にゲットした39円シュークリーム。「並んで買うほどおいしいの……?」ここまで読んできた皆さんは、そんな疑問をお持ちかもしれません。
ここは、実際に食べてみましょう。
まずはシュー皮。こちらは新潟産「こしいぶき」の米粉100%で作られています。米特有の香りは主張しすぎず、モチモチした食感が楽しめます。
カスタードクリームは、創業当時から50年以上変わらないという、懐かしい美味しさ。とろりとした優しい甘みが、シュー皮とマッチします。原材料となる牛乳と卵は新潟県産にこだわり、低価格でも「安心安全」を実現しているとのこと。
これだけ細部にこだわり抜いた商品が39円とはにわかに信じがたいですが、この「サンキューまつり」が始まったのは、なんと50年以上前、さらにシュークリームの価格は当時と同じままと聞いてさらにびっくり。物価だけでも当時と今とでは大違いですし、この価格を保つのは並大抵の努力ではなかったでしょう。これも企業努力の賜物ともいえるのではないでしょうか……。こうなると、がぜんこのイベントの成り立ちが気になってきました。
感謝の気持ちを伝えたい。その表れが「サンキューまつり」
ねらい目の時間は15時以降
「長時間の行列に並ばず、ゲットしたい!」と考えている方には、15時以降がオススメ。天候が悪い日もねらい目ですよ。また、見附工房で作られるシュークリームの最終仕入れは16時30分のため、売切れ次第で販売終了。18~19時には売り切れてしまうことが多いようです。一日で販売するのは3万箱(30万個)ですが、完売しない日はないというから驚き。まさに争奪戦です。
もちろん、日によって状況は変わるのでご注意を。行列が短ければ購入のチャンスですよ!
家族の団欒だったり、友達や恋人同士でも、新潟に来た際は立ち寄って買って食べてみてくださいね!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
本当に美味しいですし、私の場合は買ったその日に3個は食べちゃいます😁✨