見出し画像

つれづれなるままに(blog)年間ランキング2024上半期

つれづれなるままに(blog)の上半期ランキングを、詳細は下記リンクから見てください。

10位 2020年7月(1月5位)

福井県のローカル私鉄であるえちぜん鉄道成立の経緯を軽くまとめた記事、もともと安定して読まれていた記事でしたが、今年は芸備線、吾妻線など今後に向けた協議が行われている赤字旅客線の問題もあります。安易にコストがかかるからと考えず、鉄道が無くなった時にどの様な影響があったのか過去の負の社会実験から学ぶところは大いにあるのではと感じます。

政治家とブレインの意地を見せてほしい~吾妻線を考えるその2~
先人の築き上げた資産を安易に手放すのか~吾妻線と万座温泉に思う~
芸備線改善策を考える

9位 2023年1月(1月5位)

9位にはお金の話第3弾、イエとクルマと言う私のお金話の軸になる部分を書いた話になります。また地方=クルマなしに生活できないというイメージがあるので場所と実体験もあって工夫次第で何とかなるのではと言う視点で書いています。今年はこの記事のコンセプトの延長にあるマガジンがありますのでそちらもぜひご覧になってください。

8位 2022年12月(4月5位)

8位にはロスジェネ貧困女性問題の解決案という訳ではないですが、NISAやiDeCo等について書いたこの記事が入りました。貧困問題、特に女性の貧困に関しては政治による救済と言う意見が多いですが、やれる努力に関しては纏めておくべきだろうという気持ちで書いた記事です。実際これから中高年女性の未婚率が向上していき、所謂均等法世代以降の世代が高齢化して行く中当然どうにもならない場合は公共的な救済は必要ですが、現在の貧困高齢者と同じ様に彼女たちが同情されることは無いと思います。

7位 2021年11月(3・4月4位)

7位には2021年11月に書いた少子化に関する記事が入りました。日本の少子化の問題はnoteでも大きな話題となっているのですが、段々日本が東アジア、東南アジア地域では少子化が防げている事、欧米でも北欧を中心に出生率が急激な低下を見せている事等を考えると、政治的な要求を通すためのカードでなく、地に足ついた施策が必要なのかなと感じます。言うなれば「おうしゅうよりも九州に学べ」と言った感じでしょうか?

6位 2023年12月 (1月3位、2月4位、3月3位)

6位には昨年末に書いた今年の展望記事が入りました。ここの部分に関しては当たってる点、外れている点双方あるのですが、アメリカ大統領選挙ではバイデン大統領の大統領選からの撤退、イギリスでの政権交代、フランス総選挙での与党の敗北など大きな動きがありますが、バブル崩壊後の失われた〇〇年が直撃した世代としては安易に世の中の空気に流されるのでなく、じっくり考えて物事を決めていく必要があるのではと思っています。

5位 2020年1月 (5月1位、6月3位)

5位には親から自立できない年収200万円未満の40~64歳の独身中年女性がどれだけいるか試算したこの記事が入りました。実際平成は「女性が強くなった時代」と言われますが、実は40歳を過ぎても親がかりの独身中年女性が激増した時代と言うのがもう1つの側面で、その親世代である団塊の世代が後期高齢者になっていく中で彼女たちを社会がどう扱っていくのかは令和の政治・経済を考える上で大きなポイントだと思います。

3位 2022年12月 (4・5月2位、6月4位)

同率3位には中高年独身女性の貧困に関して色々纏めて言った記事が入りました。現在65歳以上の高齢者の貧困女性に対して同情的な視線が多いですが、今後は女性の未婚率があがったり、均等法以降の所謂女性の社会進出の影響を受けた女性が65歳以上になった時に今の65歳以上とは扱いは変わってくるだろうなと感じつつ書いた記事になります。

3位 2024年2月(2月2位、4月3位)

もう1つの3位には大手スーパーのイトーヨーカドーが東北・北海道などで大規模な閉店を行った際に書いたこの記事が入りました。イトーヨカドーのスパー部門の収益性はライバルイオンと比べて決して劣るものではないものの、閉店が相次いでいるのはイオンが上手く金融を収益の柱に経済圏を築き、収益性の低いスーパーなどの小売りを「経済圏の入口」と言う存在意義を作れたのが大きいのではと言うのがこの記事の骨子ですが、現在JR東日本がJREBANKをスタートさせ、熊本では全国系ICカードからの脱退などこの経済圏が絡んだ話題が多いです。この経済圏に関しては今後も注目していきたいと思います。

第2位 2015年9月(3月1位)

2位にはまさか10年近く前に書いた記事が入りました。

「結婚を避け、子供をもたない」ほうが人生のコスパが良い…現代の日本人に起きている"憂慮すべき変化"@President@2024/3/17

背景にはこの記事を書くきっかけとなった熊代亨氏のblog記事があったのですがその2024年版と言える記事が出てきたからと思われます。熊代氏の「結婚までコスパで考えている人が増えたから非婚化が進んでいる」に対する反論は記事で書いた様に「年貢の納め時」と言う言葉がある様に昔も結婚に関してコスパを考える人が多かったと言うのが骨子の記事ですが、10年前と同内容の記事がまた出て来るのはこの問題が悪化しているからかもしれません。

1位 2023年10月 (1月2位、2月1位、3月2位、4月1位、5月3位、6月1位)

1位には昨年10月長期金利が1%近くなったのを機に書いたこの記事が入りました。1位3回、2位2回、3位1回と全月3位以内と安定しPV数も2位に2.5倍以上と圧倒的でした。

10年物国債表面利率、1.1%に上げ 異次元緩和前水準に@2024/7/2

さて記事の主人公とも言える長期金利は停滞した時期もあったものの、そろそろ1%の声がはっきりと聞こえてくるようになりました。この記事のある意味主役である絶対仕事辞めるマンさんを見ると「結婚を取るのか、FIREを取るのか」と言う選択を迫られたという話もあり、軸はお金の話ですが、結婚など人生全体に関わる話になってくるのではと感じます。今後大きな経済的な事象が出てきた際となるりの人が何を選択するのか、何よりも自分自身が何を選択できるのか、その中で「これまで築き上げてきた資産」が重要と感じる事は増えていくのではと感じます。

如何だったでしょうか?こうして記事を見返すと平成後期の様々な前提条件(=夢)が崩れて(=覚めて)きて剥き出しの令和と言う時代の光景が見え始めてきたのがこの半年ではないかなと思います。果たして今年の下半期が読者の皆様と私にとってどのような半年となるでしょうか?良き半年である事を祈ってこの記事を閉じたいと思います。

いいなと思ったら応援しよう!