雑感:今回の総選挙での真の敗者は?
ふと思ったのだが、今回の選挙で一番の負け組と言うか、割を食うのは白饅頭氏等こういった主張をする人たちかもしれない。確かに国民民主の躍進で「若者の負担を減らせ」と言う声は大きくなったかもしれない。
ただ実際選挙前の与党は高齢者やメディアにいろいろ叩かれながら遅い、小さいと思われるかもしれないが「若者を負担を減らす」方向の努力自体はしてきたわけで、それが出来たのは安定した勢力を国会で維持してきたから。
しかし今回の選挙で与党過半数割れし、老人党と言える立憲民主党が勢力を拡大した事で、「若者を負担を減らす」努力自体しづらくなる場面は増えそうだし、国会での勢力縮小で高齢者やメディアが叩くことに対する抵抗力も減る。立憲民主党が委員長を務める予算委員会で「高齢者の負担を増やす」議論がやりやすいかを考えると良くわかると思う。