この二人の共演が好きなんですよ
来る4月1日金曜日。SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)最新作の「モービウス」が公開された。日本とアメリカ同時公開です。ボクは今回主人公モービウスの吹替を担当された中村悠一さんとモービウスの親友マイロの吹替を担当された杉田智和さんの共演を楽しみにしていました。
中村さんはマーベルシリーズの映画では言わずと知れたキャプテン・アメリカの吹替も担当されていました。
「ここへ来て中村さんを使うのか」と正直思いましたが、マーベルとSSUは別世界という考えなのでしょうか?まあそんな些細なことは置いといて中村さんの演技が良かった。主演俳優のジャレッド・レトさんは今回の映画で初めて知ったのですが、なんと50歳。全く50歳には見えませんでした。俳優さんて凄い。撮影のためにキャラクターに合わせて肉体も病弱な姿から健康的な良い身体になっていました。いい仕上がりでした。並の努力ではないでしょう。それだけで尊敬します。ここで気づいたのですが、中村さんが吹替を担当するアメコミキャラは最初ヒョロヒョロだけど力を手に入れたら良い身体になりがち〜♫
ざっくりとしたあらずじを言うと、モービウスは幼い頃から血液の病に苦しめられていたところ親友になる同じ病気のマイロに出会います。大変頭の良い子供だったモービウスは担当医から飛び級で大学に行くことを勧められ、この血液の病を治すため医者を志します。
時は流れ、モービウスは医者として大成しますが最初からの目的だった血液の病はまだ治せていませんでした。そこでモービウスが目をつけたのはコウモリです。治療法はコウモリの血清を投与するというものでした。
とても危険な治療になるためタンカーを貸し切り秘密裏に治療を行いました。自分自身を実験台としてね。実験は半分成功半分失敗したというのでしょうか。杖がないと歩けなかったモービウスは驚異的な身体能力を手に入れたと同時に人間の血を求める吸血鬼になってしまったのです。
話の流れは見ていてオチがわかりやすい感じがして観やすい作品でした。血がテーマの作品ゆえ、血が苦手なボクはすこし不安でしたがそんなボクでも気にせず観れました。相変わらず最後には次回作があると思わせるおまけシーンがあり、これだからマーベル映画はエンドロールが終わるまで席を立てないと毎回思うのです。
中村さんと杉田さんの演技はいつ観ても良いですね。
杉田さんのキャラの繊細さ、心の弱さを表現する演技は心を震わせます。
マイロのような役は、はまり役だとボクは感じています。
中村さんの演技は、モービウス自身とマイロを苦しめる血液の病をなんとかしようとした結果吸血鬼になる過ちを犯しながらも戦うところが悲壮感漂う感じで、モービウスに感情移入しました。
またこの二人の共演を楽しみにしています。
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