腰の重い依頼者さん
配偶者の不倫問題は、状況によっては依頼者さんからすれば今後のご自身の人生を左右させることでもある。
そのため、離婚や別居など物事を優位にすすめるために時間や労力を惜しまず必死になって証拠や情報を集めてくる。
しかし、なかにはやる気がないのか後回しにしてしまっているのか契約してからまったく連絡をしてくることなく放置しているご依頼者さんもいる。
基本的には、完全にお任せでない限り、探偵は依頼者さんの情報を元に調査するので調査日や調査方法などのご指定がなければ動くことはできない。
（勝手に調査してあとでクレームになっても困るので・・・）
場合によっては、浮気の有力な情報があってもズルズルと先延ばしにしていれば掴めていた証拠も掴めなくなり、状況が悪化してしてしまうこともある。
例えば、今まで見れていた浮気相手とのLINEの内容や家族で共有していたスマホの位置情報が見れなくなってしまい行動が読めなくなってしまったことも。
なかには、2か月以上放置してしまったことによって夫に家出をされて、証拠を掴むのにもまずは居場所を探さなければならなくなってしまったこともある。
（配偶者の家出先を調べるのに勤務先から尾行するのだが、夫はフリーランスで事務所などをもっていなかったため、探すのに苦労したことを覚えている）
しかも、状況が悪化したことによって当初の予定の3倍近くの料金（夫の所在調査の費用）がかかってしまい、依頼者さんからすれば余計な出費だったと思う。
依頼者さんには経験をもとにあれこれアドバイスするのだが、浮気相手と会わなければ不貞の証拠が撮れないので費用を無駄にしたくないと考えるのだろう。
慎重になるのもいいが慎重になりすぎるとチャンスを逃してしまい、すんなり掴めていた不貞の証拠が掴めなくなり余計な費用が掛かってしまうこともある。
ただ、どのみち行動しなければ結果は得られない。探偵は証拠を掴むために調査をするだけであって最終的に全てを決断するのは依頼者さんなのだから。
ご挨拶
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