調査が100％うまくいくとは限らない
探偵の選び方として質問に対して嘘偽りなく答えてくれる誠意さも、目安の一つだと思う。
料金のことや調査方法のことなど包み隠さず話してくれることによって、調査員の水増しや経費の水増しをしていないか判断することができる。
その中でも、探偵選びで迷っていたら、ぜひ聞いてもらいたいことがある。それは、今までの調査で失敗したことや調査がバレたことがあるか。
長いこと探偵をやっていれば失敗したことやバレたことの一つや二つは誰もが必ずあるはず。それが一回もないという探偵は嘘をついているか、調査の経験がないかのどちらかだと思う。
私も探偵を17年やっているが、調査が失敗したことやバレたことはある。もちろん、そのことについてはご依頼者さんには正直に伝えている。
探偵を始めて右も左もわからなかった頃は、カメラで撮影しているのがバレたこともあれば、尾行がバレて警察署に駆け込まれたこともある。
独立をして下請けをやっていた頃は、既にバレている調査やド警戒の調査なのに元請け（大手事務所）に無理難題をいわれてバレたことも。
今では、直接ご依頼者さんから契約をいただく自社請けのみで業務を行っており、まずバレないように調査を勧めることを大前提に行っている。
ただ、探偵事務所の中には「調査成功率100％」や「証拠獲得率100％」と謳っているところもあり、それを見ると本当かなぁと思ってしまう。
もし、探偵選びで迷っていたら調査が失敗したことやバレたこと、バレたことがあればどのような状況でだったのか聞いてみていいかもしれない。
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