#43 【日本人よ、 Dan Vasc を聴こう】 Wastelands (ウェイストランズ)

#41 に引き続き、Tobias Sammet  (トビアス・サメット) が立ち上げた  Avantasia  (アヴァンタジア) の楽曲から紹介する。

今回の曲は 2010 年発表のアルバム  The Wicked Symphony   (ザ・ウィキッド・シンフォニー) 収録で、ボーカルはトビアスと  Michael Kiske  (マイケル・キスク) である。

Dan Vasc  (ダン・ヴァスク) による 2020 年４月のカバーでは、両方のパートを１人で歌っている。

また、今回は友人とのコラボで、ブラジル人の  Mayki Fabiani  (マイキ・ファビアーニ) がリードギター、ベルギー人の  Quentin Cornet  (クェンティン・コーネット) がその他全てのインストルメンタルを担当している。

１年以上も一緒に構想を練ってきてようやく生み出したカバーで、ダンも全身で楽しんでいる様子である。

因みにクェンティンは、#25 の  Beauty And The Beast  (ビューティ・アンド・ザ・ビースト : 美女と野獣) の回で、ダンとデュエットしたもう１人の歌手として紹介したノルウェー人の  Minniva  (ミニーヴァ) と組んで活躍しているそうだ。

国際色豊かで、インターネット時代の恩恵を感じる。

歌の後、ダンの自宅の屋根裏部屋が映し出される。

ここは彼がオフィスとして使っている部屋で、
"fortress"
(要塞)
という英単語の呼び名に満足している様子が以前見られた。

「おい！ ここで何をしているんだ？ 俺のオフィスをスパイしているのか？」
と言いながらも、しっかりと全容を見せてくれている。

屋根裏だけに、誰もが子供の頃に憧れる "隠れ家" や "秘密基地" のようで、何とも羨ましくなる。

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