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🎄#55 - Joy (ジョイ) - 【 Dan Vasc を聴こう】

早いもので、もう 12 月。
世界中のキリスト教徒にとっては、最も大切な月と言えるだろう。


ブラジル人の  Dan Vasc  (ダン・ヴァスク) が欧米出身の友人達と話すのを聞くと、キリスト教が彼らの考え方にいかに大きな影響を与えているかわかる。
日本古来の自然崇拝・先祖崇拝が知らぬ間に根付いていた私としては、非常に興味深い。



メソジスト福音派の家庭で育ったため、ダンにとってキリスト教関係の音楽は身近なものだったそうだ。

#21 の  Handel's Hallelujah  (ヘンデルズ・ハレルヤ) など、まさにクリスマスにうってつけの歌である。

それとは別に、#4の  Petra  (ペトラ) のような、ロックでキリストを称える "クリスチャン・ロックバンド" というものがある。

今回の曲を発表したオーストラリアの  Newsboys  (ニュースボーイズ) も、このジャンルのバンドである。



カバーした 2013 年1月、23 歳のダンはまだ、本名の   Daniel Vasconcelos  (ダニエル・ヴァスコンセロス) を名乗っていた。

いろいろな声を歌い分ける彼が今回選んだのは、ザラッとした質感の声。
このキャッチーな曲にぴったりである。

以下に、サビの歌詞と対訳を載せる。


You give me joy that's unspeakable
(あなたは私に、言い表せないほどの喜びをお与えになる)
And I like it, and I like it, yeah
(ありがたい) 
Your love for me is irresistible
(あなたの私への愛には抗えない)
I can't fight it, I can't fight it, yeah
(抗いがたい)
You carried the cross and took my shame
(あなたは十字架を運び、私の不名誉を取り去ってくださった) 
I believe it, I believe it, yeah
(私はそれを信じる)
You shine your light of amazing grace
(あなたは恵みの光を放たれる)
I receive it, I receive it, yeah
(私はそれをお受けする)


※ サムネイル画像は、#54 の   Power  (パワー) から。






ところで、ダンは 2016 年と 2017 年に、ドイツのバンド  Orion's Reign  (オライオンズ・レイン) の動画でボーカルを担当した。

彼のキャリアで初めてセッションワークを依頼してくれたバンドだそうだ。

曲は、私達にもお馴染みのクリスマスソング。

#25・ #43 で紹介したノルウェー人  Minniva  (ミニーヴァ) が、ゲストボーカルである。



🔵2016 年  …  Jingle Bells  (ジングル・ベルズ)



🔵2017 年  …  Santa Claus Is Coming To Town  (サンタクロース・イズ・カミング・トゥ・タウン) 





※ 1つのエピソードを時系列で連載する場合があるので、#0→1 … と順番に是非!
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※ 既存の記事にも新情報を加えるので、時折再訪を!


※ ダン・ヴァスクの音楽が気に入った方は、是非とも彼の YouTube チャンネルに登録を!




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