🎃#52 - I Want Out (アイ・ウォント・アウト) - 【 Dan Vasc を聴こう】
#49〜51 に引き続き、Michael Kiske (マイケル・キスク) のカバーである。
この曲は、ドイツのメタルバンド Helloween (ハロウィン) の Kai Hansen (カイ・ハンセン) が作詞作曲し、1988 年にアルバム Keeper of the Seven Keys Part II (キーパー・オブ・ザ・セブン・キーズ・パート2) に収録した。
Dan Vasc (ダン・ヴァスク) はこの曲を、2018 年1月と 2020 年6月の2回カバーしている。
2020 年の方では、お馴染みの VictorTheGuitarNerd (ヴィクター・ザ・ギター・ナード) (#12 へ) だけでなく、カイの息子 Tim Hansen (ティム・ハンセン) もエレキギターで参加。
レコーディングの翌日、ティムがメッセージを寄せた。
「2人と今回のプロジェクトに取り組むのはとても楽しかったし、作り上げていく過程も全部すばらしかった。
いつかまた一緒にやりたい」
その後は、自身のバンド Induction (インダクション) が新メンバーを募集している旨を話していた。
ダンもティムに感謝を伝え、「是非また一緒にやりたい」
と言っている。
「個人的には、ティムが招待を受けてくれて本当に嬉しかった。
ハロウィンの "クラシック" と呼べる曲を、2020 年の今、カイ・ハンセンの息子とカバーするのは、俺にとっては象徴的なことだ」
「"パワーメタルは死んだ" と言っている音楽批評家達もいるが、そんなことはない。
今すでに新しい世代の隆盛は始まっていて、メタルを活性化させているのは確かだ。
俺達は、皆さんにパワーを与える音楽を提供している」
頼もしい言葉だ。
今から約 30 年後には、ダン達の子供世代が、彼らの音楽を "クラシック" と呼んでカバーする日が来るのだろうか。
それはそれで、非常に楽しみである。
🔵2020 年バージョン
🔵2018 年バージョン
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