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🎃#53 - Pumpkins United (パンプキンズ・ユーナイテッド) - 【 Dan Vasc を聴こう】

#49〜52 に引き続き、Michael Kiske  (マイケル・キスク) 関係である。

脱退していたドイツのメタルバンド  Helloween  (ハロウィン) に、2016年、Kai Hansen  (カイ・ハンセン) と共に限定復帰し、ワールドツアー  Pumpkins United Tour  (パンプキンズ・ユーナイテッド・ツアー) に参加した。

"pumpkins united"  (カボチャ達 集結)
とは、洒落が効いていておもしろい。

そのツアー名を冠した今回の曲は、マイケルとカイ、そして現ボーカルの  Andi Deris  (アンディ・デリス) という、貫禄のあるカボチャ達3人による歌の共演となっている。

メタル好きの私の弟は、
「Tobias Sammet  (トビアス・サメット) (#40〜43 へ) の  Avantasia  (アヴァンタジア) が、ハロウィン・メンバーの再集結につながったんだよなぁ」
 と、しみじみと呟いていた。


Dan Vasc   (ダン・ヴァスク) は、2019 年9月にこの曲を、 VictorTheGuitarNerd  (ヴィクター・ザ・ギター・ナード) (#12 へ) とのコラボでカバーした。

ここでダンは、3人のパートを1人で歌い分けている。

正面を向いているのがカイ、顔の左側を見せているのがマイケル、右側を見せているのがアンディと、目で見ても区別できる。

それぞれのボーカルの特徴も上手く掴んでいる。
特にマイケルの場合、伸ばした音が最後に僅かに揺らぐ歌い方で、すぐに彼だとわかる。

ダン自身がレコーディングを楽しんだのが伝わるような、聴いていてワクワクする曲である。


さて、歌の後に、カメラを小突きながらダンが語りかけてくる。

「なぁ、あんた。そう、あんただよ。ハロウィンが好きなんだろ? 目を見たらわかる。だったら、他にもハロウィン・カバーがあるから聴いてくれ」

自身の他のカバーを紹介するのは、いつものことである。

ただ、今回は、
"I can see it in your eyes."  (目を見たらわかる)
のところで、画面にはなぜか、目ではなく鼻の穴のどアップが!

ダンのこういうおふざけに、ついハハハ!と笑ってしまうのだった。




 


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