一口馬主を始めてからの記録①
競馬を好きになったきっかけ
20代のころ、父親がたまにやっていた競馬を一緒に考えて買ったりしていたが、
有馬記念や日本ダービーなどのGⅠを、年に1〜2回くらいテレビで観る程度のにわかファンでした。
時は経ち2016年、
ひょんなことから初めて競馬場に行ってみることになり、生で観た競走馬の迫力と大歓声、競馬の楽しさに魅了され、すっかり好きになっていました。
そして漠然と、いつか競走馬の馬主になれたら、普通に競馬を観る以上にきっと楽しいのだろうなと思うようになりました。
念願の一口馬主に!
2017年夏、
一口馬主の入り口として最もハードルが低いクラブが誕生したことを耳にし、ソッコーで入会してみました。
DMM.com証券が運営する、DMMバヌーシー。
当時は1頭あたり1万口募集ということで、
1口あたりの金額が安く抑えられ、口数が多いため人気馬の抽選もなく、
初期費用のみでの一括購入ということで、
良血馬の馬主になれるハードルがかなり低いなと感じ、すぐに良血馬2頭を購入し、その後もう1頭購入してみました。
もちろん投資した馬が勝ったときの獲得賞金も、その購入口数の分配のため、お金を儲けることは難しいというのは承知のうえでした。
それよりも、自分の出資した馬がレースに出るという感動を味わえることが何より魅力だと感じました。
出資馬のデビュー!
3ヶ月後の2017年11月、
3番目に1口購入したアイワナシーユーがデビューとなり、父親と東京競馬場まで応援しに行きました。
鞍上は福永祐一騎手。
自分の出資した馬が、パドックに現れ、初めて観たときは本当に感動し、愛おしく感じましたね。
初レースは惜しくも2着でしたが、ゴール前でものすごく興奮しました。
その翌月には、初めて購入した2頭のうちの1頭、キタノコマンドールが
クリストフ・ルメール騎手鞍上で阪神競馬場でデビューしました。
テレビの前での応援となりましたが、見事にデビュー勝ち!
バヌーシー新年会
2018年1月、クラブの新年会があり、友達を誘って六本木のDMM本社に乗り込んでみました。
野本代表、司会のガダルカナル・タカさんに加え、
池江泰寿調教師、戸田博文調教師、武幸四郎調教師がゲストに来ており、
ケータリングを食べながら、トークショーや抽選会、サイン会を楽しみました。
これもなかなか経験できないことができて、すごく楽しかったです。
キタノコマンドールの活躍
2018年2月、すみれステークスに出走したキタノコマンドール。
鞍上は福永祐一騎手。
ここでも難なく勝利し、次はGⅠ皐月賞へ。
初めて出資した馬がいきなりGⅠの舞台に出ることになり、
興奮しまくりの中、満を持して2018年4月15日、
中山競馬場へ足を運びました。
満員の場内で、パドックにて初めてキタノコマンドールに会いました。
鞍上はミルコ・デムーロ騎手で、最終的に3番人気の支持。
今回は生で、目の前で、全力で応援しました。
結果は5着と負けてしまいましたが、日本ダービーの優先出走権を獲得し、
またしても大きなプレゼントをくれました。
日本ダービー
2018年5月27日、超満員の東京競馬場へ。
引き続き鞍上はミルコ・デムーロ騎手で、キタノコマンドールは3番人気。
ダービーに出られるだけですごいことなのに、
出資馬が勝つことも全然ありえると考えたら、本当に夢のようでした。
期待と緊張のなか、GⅠファンファーレが鳴り、約12万人の歓声とともにレースがスタートしました。
我を忘れて全力で応援しましたが、結果は12着。
現実はあまくなかったですが、それでも夢を見させてくれたキタノコマンドールに感謝でした。
(その後キタノコマンドールは屈腱炎を発症し、復活を期待しリハビリをしていましたが、完治せず昨年引退となり、現在は種牡馬としてのスタートをきったところです。早く産駒が見たい!)
日本ダービー出走記念パーティー
日本ダービー当日の夜、府中の東京競馬場からそのまま六本木のDMM本社へ行き、出走記念パーティーに参加しました。
前回同様に野本代表と、司会はガダルカナル・タカさんで、
参加者がこれまた豪華でした。
木村哲也調教師、矢作芳人調教師、戸田博文調教師、国枝栄調教師、藤沢和雄調教師、武幸四郎調教師、
の日本を代表する豪華調教師たち。
さらに、
クリストフ・ルメール騎手、ミルコ・デムーロ騎手、武豊騎手、
その日ワグネリアンでダービーを初制覇した福永祐一騎手、
とありえない豪華メンバーでのパーティーでした。
ミルコ・デムーロ騎手とは握手をしてもらい、
忘れられない1日となりました。
そんなこんなで初めて一口馬主になってから、1年も経たずして、
日本ダービーに出走するという夢が叶ってしまい、
これ以上のことはもうないかも知れないなぁと思いつつ、
2018年秋を迎えることになるのでした。
その後、これ以上のことが起こることも知らずに。。。
続く。。。