HGSS縛りプレイ㉘四天王戦

ついに四天王まで辿り着いた。
初回は何が出てくるのか分からないので、行けるところまで行ってみることにする。

こちらのメンバーは

ムチュール
ゴース
コイル
ワンリキー
ドードー
ヒトデマン

である。
ワンリキーはかいりきを覚えていたため、イシツブテより手持ちにいる時間が多かった。それでレベルも自然と高くなり、こうなった。

初戦イツキ戦
エスパータイプなので、ゴースを先発にする。

イツキ先発はネイティオだった。
あのネイティを育成し、ここまでたどり着いたのはきっと並大抵の努力ではなかったはずだ。

ネイティには、ろくな攻撃技がないのにどうやってレベルを上げたのだろう…。


…と思ったが、イツキのポケモンは全員サイコキネシスを覚えていそうだった。

―――ここで、巷で流行っている対多というSNSを知ったのでそれっぽい感じでやってみることにする。似非中国語で喋ろうぜ、というコンセプトのSNSだ。


超能力杵・技機械、玉虫遊技場壱万金貨交換可、
樹、単純資産家、或、博打勝利故金貨一杯一杯?

逡巡、貴様、舞妓半道場門下生成?

然、超能力者故、簡単博打荒稼、資金至超能力杵技機械多々取得、故四天王就任成?



読めるかよく分からないので、またここから通常に戻る。

ネイティオはシャドーボールで一発だった。

逆に、耐えられればこちらが一発で倒されるため、これは想定内だった。

次に出てきたのはルージュラ。

ムチュールの進化系なので素早さと特防はそれなりにあるかと思ったが、これもまた先制しシャドーボールで一撃だった。

3匹目、ヤドラン。

こちらは、なんとシャドーボールを赤ゲージ残りわずかで耐えてきた。


なるほど、このラインから確殺というわけではないらしい。

返しのサイコキネシスでゴースは爆散したが、ゴースだけで3体近く持っていけることがわかったのは収穫だった。

ムチュールを出そうかとも思ったが、PPも温存しないといけないため、四天王通して役割が薄そうなコイルを出すことにした。

コイルで術式順転・蒼(チャージビーム)を放ち、特攻をあげながら呪霊・ヤドランを葬る。

4体目、ナッシー。

確かイツキの手持ちにはネイティオが2体いた記憶があるので、最後にレベルの高いネイティオが出てくるとすると、ここのナッシーで特攻を上げられるだけ上げると良いだろう。
ナッシーもネイティオも、コイルに打点は無さそうだし。


術式順転・蒼で二段階目の特攻を上げ、虚式・茈でナッシーを吹き飛ばした。半減とはいえ、二段階上昇で等倍換算の威力120技。
当たりさえすれば、これだけの火力がある。


5体目、ネイティオ。
ナッシーのサイコキネシスとネイティオのサイコキネシスを耐え、返しに虚式・茈を放つコイル。

当然確定一発である。

結果、四天王初戦はゴース一体の犠牲で突破することが出来た。




手持ちを回復し、2戦目は毒タイプのキョウ。

ここはムチュールが活躍すると思われるため、先発とした。

1体目、アリアドス。
サイコキネシスで一発。

2体目、モルフォン。
サイコキネシスで一発。

3体目、ベトベトン。
サイコキネシスで一発。

やはりサイコキネシスの火力は凄まじい。

4体目、フォレトス。

そういえばこんなのも居たな…と思いつつ、役割の少なそうなワンリキーへ交換する。

フォレトスは守るを使ってきた。どくまも型なのだろうか。キョウだし。


こちらは確実に削ればいいので、けたぐりを選択。
3割強のダメージ。

フォレトスのスピードスター。
ワンリキーに3割ほどのダメージ。


…特殊型!?

というか、スピードスターのイメージもないので覚えるんか…?と後で調べてみると、自力でも技マシンでも覚えないようだった。

金銀の頃からキョウのフォレトスは覚えていたそうなので、ワタルのカイリューのバリアーに比べて地味すぎるため、ここまで騒がれていないのだろう。

なぜスピードスターなんだ…。


けたぐりとスピードスターの応酬をするうち、何度かキョウに回復アイテムを使われ地味に粘られた。


―――フォレトスといえば色違いは金色で、巷では色違いフォレトスは金玉と言われている。


これは裏を返せば通常色フォレトスは色違いの金玉である、ということになる―――


つまり、これを言い換えるとこうなる。

ワンリキーのけたぐりがキョウの色違い金玉を直撃するたび、鈍い音が響く。

金玉は堅固な表皮で耐えるも、その猛攻は止まらない。追い詰められた金玉は堪らずスピードスターをぴゅーと射出し、刹那の輝きが幾度となく戦場を切り裂いた。


金玉の限界が近いと見たキョウは、懐からすごい傷薬やまんたんの薬(意味深)を取り出し、まるで長年連れ添った相棒を労わるような仕草で優しく金玉を介抱した。

この粘り強さ、間違いなくキョウが四天王たる所以…と恐れ慄いていると


不意に、その時が訪れた。



キョウの金玉が、突如として大爆発を起こした。



閃光と衝撃が戦場を飲み込み、ワンリキーは瀕死の状態で膝を突く。

静寂が訪れた時、そこに残されていたのは砕け散った金玉の残骸だけだった―――



5体目、クロバット。
こちらはコイルを繰り出した。

影分身を積まれたが、かみなりが直撃し決着がついた。

四天王二人目も、犠牲は1体だけで済んだ。
これ、このままクリア出来るんじゃなかろうか。