中小企業診断士２次試験の与件文でマークすべき11個の接続詞に続く文章が要注意とされる理由。

#中小企業診断士 #社労士 #行政書士
中小企業診断士2次試験の与件文で、次のマークすべき11個の接続詞に続く文章が要注意とされる理由について述べます。

① しかし
② 〜だが
③ とはいえ
④ ものの

⑤ また
⑥ さらに
⑦ ただし

⑧ なお
⑨ つまり
⑩ 特に
⑪もっとも


逆接・限定・譲歩を示す言葉
①しかし
　前段の内容を否定・反論し、新たな事実や問題点が提示されることが多い。重要な課題や制約が述べられる可能性が高い。
②〜だが
　前段を部分的に認めながらも、異なる視点や問題点を提示することが多い。前後の関係性を注意深く読む必要がある。
③とはいえ
　前段の内容を認めつつも、それに限定されない例外や別のポイントが示されることが多い。前段と後段のつながりが重要。
④ものの
　前段の内容が実現しているか、成立していることを示しながらも、結果や効果が伴わない場合が多い。

追加・補足を示す言葉
⑤また
　新たな要素や論点を加えることを示す。追加情報が課題解決や戦略の鍵となる場合が多い。
⑥さらに
　強調やさらなる発展を示す場合が多い。特に与件の中で重点的に注目すべき内容が続くことがある。

条件や制約を示す言葉
⑦ただし
　例外や条件、制限を述べることが多い。実行可能性や課題解決の制約に関わる重要なポイントとなることが多い。

補足・説明を示す言葉
⑧なお
　補足情報や参考事項が続くことが多いが、問題解決のヒントとなる場合もあるため軽視できない。
⑨つまり
　内容を要約・整理して示すため、核心的な情報が続くことが多い。

焦点や強調を示す言葉
⑩特に
　重要な事例やポイントを強調する際に用いられる。問題文全体の方向性を示唆する場合が多い。
⑪もっとも
　前段の内容を修正・限定したり、例外的な条件を提示する場合が多い。注意深く読む必要がある。

まとめ

これらの言葉は文脈の転換点や重要な情報を含む可能性が高いため、試験対策としては、それぞれの言葉の後に続く内容を注意深く精読し、意味を把握することが求められます。