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モチベーション理論

①D.マクレガーのX理論・Y理論
人間に対する見方を否定的な側面(X)と肯定的な側面(Y)の2つの異なる概念として対比させた理論。但し、両方の側面を併せ持つとした理論ではなく、また、否定的側面を解消しなければモチベーションが高まらないことを説明した理論でも無い。

②D.マクレランドの三欲求理論
1.達成動機(欲求)(nAch : need for achievement)ある一定の標準に対して、達成し成功しようと努力する。
2.権力動機(欲求)(nPow : need for power)他の人々に、何らかの働きかけがなければ起こらない行動をさせたいという欲求。
3.親和動機(欲求)(nAff : need for affiliation)友好的かつ密接な対人関係を結びたい、という欲求。

③V.ブルームの期待理論
モチベーションの強さは期待値×誘意性で表現できるとしている。積で表すため、どちらか一方が欠けると動機づけはなくなり、それを得ようとする行動も起きなくなる。

④A.マズローの欲求段階説
高次の欲求は低次の欲求が満たされてから実現するという階層を示しており、その階層は不可逆的であるとしている。

⑤F.ハーズバーグの二要因理論
従業員が不満を知覚する衛生要因と満足を知覚する動機づけ要因は独立したものであり、2つの要因に強い相関があるわけではない。また、衛生要因が充足しなくともモチベーションを高めることは可能であるとしている。(職務拡充)

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