【幼児教育 整理整頓術② Finished/Unfinished】 by さおり
こんにちは!
さて、しばらく前にお話しして好評だった幼児教育・整理整頓術の第二弾を書いてみようと思います。今回は、『Finished(終了した)/ Unfinished(終了してない)箱』の活用についてお話しします。
我が家ではこの箱を、娘が3歳前後より取り入れました。
幼稚園から持って帰ってきたり、家でも取り組んだりで、娘のワークプリント類がとにかく増えてしまいまいした。最初のうちは私がバインダーに入れたり、娘に「このワークシートは終わった?」「このぬり絵は終わった?」などと聞いて、「終わった〜」と答えればバインダーにしまってしていたのですが、これまた永遠に終わらぬスパイラル。
働いているママにとっては、結局その辺に彼女のワークが散らばる羽目になったりするわけです。
そこで、取り入れたのは、この『Finished(終了した)/ Unfinished(終了してない)箱』の取り入れでした。
これについては、その名の通り至って簡単な役目をしてくれます。
1. 幼稚園から持ち帰るワークシートや、家でしたものにかかわらず、自分で(←ここポイント)終わったと思うワークはFINISHED(終了した)のカゴにいれる。
2. 幼稚園から持ち帰るワークシートや、家でしたものにかかわらず、自分で(←ここポイント)終わってない・引き続き後ですると思うものは、UNFINISHED(終了していない)のカゴにいれる。
3. UNFINISHED(終了していない)のカゴに入っているワークに関しては、いつでも取り出して、してもよい。(もちろん、ご飯やお風呂など決まった時間以外の自由時間の話ですが)
というルールを我が家では設けています。
また、終えたワークは、私が週に一回バインダーに入れるのですが、それを娘が見て自主的に手伝ってくれるときもありますし、我が家の壁には掲示板エリアというのを設けてそこに自由に娘が貼る時もあります。
この『Finished(終了した)/ Unfinished(終了してない)箱』の取り入れで、養えるスキルは、
*決断力(自分で、自分のワークが終えたかどうかを決める力、)
*継続力(親がワークの終わりを決めないので、納得いくまで続ける力)
*指先の力(パンチを使用したりバインダーにワークシートを入れたりすることで指先の力を養います)
*ポイント*
カゴを購入する際は、底が深いもの、そして必ずプリントがそのまま入るサイズのものを購入することをお勧めします。
また、字が読めない三歳児以下のお子さんに関しては(以下のピンクで示したような)ビジュアルでの工夫が必要です。終わったワーク=スマイルマーク、終わってないワーク=ちょっとさみしいお顔などで区別しましょう。
このルーティンを始める前にお顔マークのことをお話し、どっちのマークが終わったものを入れるのかをお話すればわかるようになります。
ひらがなが読めるようになれば・・・カタカナが読めるようになれば・・・子供の成長段階に合わせてどんどん何がこのカゴに書いてあるのか、自主的に読んでくれるようになります。
さて、今回の整理整頓術も、ぜひご家庭で試していただけたら嬉しいです。
ご家庭内での、Interventionに興味のある方は、是非一度私のウェブサイトよりお気軽にお問い合わせください。お子さんに直接働きかけることも可能です。
メール:brooklynkosodate@gmail.com
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