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ニューヨークの学校選び byさおり

ニューヨーク、この時期、4歳・5歳事を持つ保護者のもっぱらの関心は、どのキンダーガーテンに進学するのか、というこの点に集中しています。

保護者たちが集まると、
「どこの学校に決まったの?」
「そこってどういったプログラム?」
「ウェイティングは何番目?」
といった話題でもちきりでした。

ニューヨークは9月から新年度が始まります。私の娘(4歳)もなんとか無事に、今年9月からの入学先が決まりました。
ここに行き着くまでには、数年前からの下準備が必要でしたが、やっと一息つけそうです。

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まず、日本の皆さんにもわかりやすいようにお話しますとアメリカの義務教育のシステムは、州によって異なりますが、K(キンダーガーテン)〜5(小学校)、6〜8(中学校)、9〜12(高校)が一般的です。 
州や市によってはKの前の年にPre-Kを義務付けたり、又は推奨したりしているところもあります。

ニューヨークもその一つで、Pre-K For All programというものが存在し、
無料で4歳児が通えるプログラムがあります。
またその一つ下の3歳児向けの3Kプログラムも地域によっては存在するので、興味がある人はDOE(Department of Education) のウェブサイトをチェックしてみると良いと思います。

NY市には公立の学校の中にも、色々な選択肢があります。
学校の種類の話をする前に、ニューヨークの普通の公立学校の校区について少し触れておくことにします。
ニューヨーク市は市の教育局(Department of Education=DOE)のもと32のスクールディストリクト(学校区)に区別され、そのスクールディストリクトが更に、スクールゾーン(通学区)に分けられています。スクールゾーンの中に住む子供が通う学校は、ゾーンドスクール(Zoned School=ゾーン校)と呼ばれます。ゾーン内に居住する子供は、無条件にゾーン校に入学許可されることがほとんどですが、定員を超えた場合はウエイトリストに載せられ、別の学校への入学を指示されることも時々ですが、あります。

ディストリクトやゾーンの外にある学校(Out of Zone School)への越境入学は条件により可能です。

上記で説明した普通の公立学校の他にも、民間の団体が公的資金を得て設立・運営するチャータースクール(公立学校と同じく無料)、音楽学校、ハンタースクールなど無料で通える小学校の選択肢が、ニューヨークには色々あります。
以前私が教諭として働いていたのは他州ですが、普通の公立校に含まれる、マグネットスクールという種類の学校でした。
マグネットスクールというのは、その名の通り「磁石のように人を吸い付けるような特徴のある学校」という意味です。

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連邦からの予算を受け、音楽やアート、テクノロジーや算数、外国語など、何らかの秀でた特徴のあるプログラムを設け、そうしたプログラムの魅力で、通学区外からも子供たちを呼び寄せるという、通学区に制限されない特別公立校でした。

近年ニューヨーク市内では、通学区(ゾーン内)に住んでいても通学区(ゾーン内)の公立学校に入れない場合もあったりもします。そうならない為にはどうしたらいいのか?
また、学校によっては優先的に入学しやすい条件というのも存在します。
それはいったいどのようなものなのか?  
気になりますよね。

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ところで、公立校と私立校の間には、授業料の有無は当然のこと、教育内容、生徒の人数に対する教師人数などにも大きな差があります。
しかしNY市の私立といえば、平均年間40,000ドルの学費は当たり前の世界なので、無料である公立学校に比べると天と地のほど差があるのも事実です。頭がクラクラしてきますね。

他にも、Special Education においても幅広くいろいろなプログラムが存在します。一例としては、比較的最近始まったICTプログラムが挙げられます。ICTクラスというのは、Special Educationの児童と一般児童が4:6の比率で同じクラスに在籍するものです。Special Educationのライセンスを持った先生をクラスに追加することと、生徒に対する先生の割合を増やすことでspecial education の児童とgeneral educatoinの児童同士が効果的に活動ができる取り組みとして注目されています。

とまあ、語らせていただければキリなく出てくるNY市の多様な学校選びについてもっと詳しく知りたい方は、是非一度私のウェブサイトより気軽にお問い合わせください。

メール:brooklynkosodate@gmail.com
ウェブサイト:https://www.brooklyn-de-kosodate.com/


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