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ブロンプトン改造その1 BWRハブ

Brompton M3L black (初号機) のブラックエディション化を進めている。

2008年3月購入。近所のスーパーへの買い物から山奥の秘湯探訪まで、道路的にはフツーの舗装道から林道・登山道・雪道・道なき道までオールラウンドにこなすブロンプトン主力機として長年活躍してきた。

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BBをタンゲに変更して耐久性を向上させ、ブレーキも新型に交換して標高差1,500m以上のダウンヒルも問題なし。

元々は2008年モデルM3Lなので随分とパーツを取り換えてきた。
OEからの変更点(消耗品パーツ・ハンドルグリップを除く):

1.サドルを旧型ぼってりタイプから新型に変更。
2.サスペンション・ブロックを旧型から新型ハードタイプに変更。
3.右ペダルを旧型プラスチック製から新型アルミ製に変更。
4.リアスプロケットを13Tから15Tに変更。
5.ブレーキ(前後)を2008以降のデュアル・ピボット純正に変更。
6.ブレーキ・レバー を2013以降の純正(新型)に変更。
7.BBをタンゲLN7922 に変更。
8.フェンダー(前後)をブラックに変更。
9.クランクを2013以降のスパイダークランク・セット(純正) に変更。
10.チェーンリングをスパイダークランク用の44T(純正) に変更。
11.左ペダルを2013モデル以降の純正新型ペダル(取り扱い易いボルトが8mm hexagon socketのもの)に変更。
12.そしてブラックエディション化。

以下ブラックエディション純正パーツを入手した。

・ハンドルバー(装着済)
・チェーンリング・クランクセット(44T)(装着済)
・シートポスト(装着済)
・左右ペダル(装着済)
・前後ブレーキ(未装着)
・左右ブレーキレバー(未装着)
・軽量フロントホイール(今回装着)
・BWRハブのリアホイール(今回装着)

今回は前後ホイールをブラックエディション化するのだが、以前から関心のあったBWR化をしてみることにする。取り付けたのは、ワイドレイシオのBWRリアハブ(ブラック)だ。変速の間隔がワイドになる。

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ところで、この改造には注意が必要だ。

2008モデルの初号機は3スプライン3速ハブで、且つ、厚歯チェーンである。他方、今回導入のBWRリアハブは9スプラインで、通常は薄歯(3/32')スプロケットを装着する。従って、厚歯チェーンの初号機に合わせるために、新たに厚歯で9スプラインのスプロケットが必要となる。 スペーサーや9スプラインのガイドディスクも必要だ。(注:2012モデル以降は3速モデルも9スプライン薄歯に統一された。)

そのため、以下パーツ二点を用意した。

①スターメーアーチャー9スプライン14T 厚歯スプロケット(HSL888)

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②BWR純正スプロケットセット(Sprocket set incl chain guide disc 3/32' 9-spline - 13T BWR as a 3-spd)

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後者はガイドディスクとスペーサーだけ使わせてもらう。余った薄歯スプロケは2速用に活用すればよい。

急坂があるところで試走してみた。BWR、44Tチェーンリング、14Tスプロケットの組み合わせだ。

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クランク一周で進む距離(メートル)の目安を標準の内装3速ハブと比較すると以下の通り。SA3はスターミーアーチャー内装3速ハブ、BWRはブロンプトンワイドレンジ内装3速ハブだ。

変速機 チェーンリング リア歯数 1speed 2speed 3speed
SA 3     50T     13    3.82 m  5.09 m  6.78 m
SA 3     44T     13    3.36 m  4.48 m  5.97 m
BWR       44T     14    2.66 m  4.16 m  6.49 m

試走の結果として、BWR3速のローギアだと、SA3/38T/15Tに匹敵するほど踏み込みが軽くなり急坂対応に相当良い。一方、平地走行ではハイギアが重めの踏み込みとなり、ちょっとしたトレーニング替りになりそうだ。

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Brompton M3L black (初号機)には、今後、以下アップグレード(ブラックエディション化)を進めたいと考えている。

・新型前後ブレーキ
・ブラックエディション左右ブレーキレバー
・最新型トリガーシフター

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