ブロンプトン改造その8 M6L-Xに新型Mハンドル装着
2016年モデルのブロンプトンM6L-X(三号機)を新型Mハンドルに換装した。
写真上から、2017モデル以降の新型Mハンドル、旧Mハンドル黒、Sハンドル黒。旧M黒は初号機(M3R)に、S黒は弐号機(S2E)に導入済だ。
旧Mハンドルと比べると。
新ハンドルは曲げ角度が浅く、高さが27ミリほど短い。旧Mハンドルに比べてハンドル周りの剛性が高くなっているようで、ハンドルが前ほどしならずキビキビとした乗り心地となる。
2017以降のMタイプでは、ハンドルがローライズとなったかわりにステム(ハンドルの支柱部分)がその分長くなっているため、ハンドルグリップの高さ位置は2016以前と変わりないのだが、2016以前のMタイプの短いステムのままにしておけば、ハンドルグリップの高さ位置が3センチほど下がり、サードパーティーのローライザーハンドルを付けた時と同じ効果が期待できる。
旧Mステムと新Mハンドルの組み合わせにより、ハンドルグリップの高さ位置が3センチほど低くなるので、シートポストを高めにすれば多少の前傾姿勢がとれるようになる。
旧モデルのMタイプをお持ちの方で、「アプライトな姿勢だとロングライドで疲れるのでハンドル位置を多少低くできないか」「前傾姿勢でカッコよく乗りたい」「ママチャリ然としたデザイン、何とかならないか」「旧Mハンドルはふにゃふにゃなので不安」などと思っている方には、よいかもしれない。
また、新型Mハンドルは標準的な130mmのグリップが使えるので、グリップの選択範囲が広がる。
懸念はハンドル高の変更でフォールディングバスケット(バスケットバッグの旧モデルで容量が24リットル)が装着できなくなるのではないかという点だったのだが、試走してみると丁度良い。
2016年の購入からほぼオリジナルのセッティングで来た三号機では初めてのアップグレードとなるが、見かけもママチャリ風から精悍な感じとなり、運動性能も気持ち向上したようだ。
これからは、さらに活用の場面が増えそうである。