ブロンプトンで南会津の秘湯へ行ってきた。其の弐 湯ノ花温泉
ブロンプトンで秘湯へ行こう。秋色に染まり始めた南会津へ湯めぐりに行ってきた。
木賊(とくさ)の岩風呂で1時間ほど過ごしたあと、峠を越えて隣の集落である湯ノ花温泉へと向かうことにした。
[走行データ]
距離 15.04 km
高度上昇 276 m
最高高度 904 m(唐沢峠)
最低高度 657 m(木賊口)
使用機材 M6L-X raw
唐沢峠から湯ノ花方面を眺めると、手前に湯ノ倉山(1343m)、奥に大嵐山(おおあれやま、1635m)だ。ヤマは色付き始めている。
湯ノ花温泉に着いた。集落を流れる湯ノ岐川は既に秋の装いだった。
湯ノ花温泉には石湯、弘法湯、天神湯、そして温泉神社の下にある湯端の湯の四つの共同湯がある。いずれも甲乙つけがたい名湯を湯めぐりするとしよう。まずは石湯を訪れることにした。
川の畔にある共同浴場の石湯は、2019年10月、台風19号の増水により湯ノ岐川が氾濫して建物ごと流失してしまったのだが、地元の方々や関係者のご努力で2か月後の12月に復活・再開させたと聞く。有難い話だ。
この名湯を「独泉」できる僥倖にめぐまれた。掛け湯したあと、源泉の湧き出す大岩に一礼して入らせていただくことにする。
極楽極楽。炭酸水を飲もうか。
こちらは天神の湯だ。
川側に眺望がひらけている。湯質も極上である。
こちらは弘法の湯。
集落の中心に所在することもあり、地元の方々には一番人気のようだ。石湯や天神湯ほど熱くないので子連れの家族も安心と思われる。湯上りの休憩スペースも広くとってある。
湯ノ花温泉で共同湯を巡った後はバスで会津高原尾瀬口駅へ。会津鉄道の二次元ガールズたちが出迎えてくれた。
南会津の素晴らしい共同湯を巡るよき秋の日となった。
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