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会話の道はパートナー探しから仕事まで続いている ~ 【感想記事】頭のいい人が話す前に考えていること

はじめに

この記事は、個人的な学びの記録として作成している。

要点メモ

「知性」と「信頼」を同時にもたらす7つの黄金原則

  1. とにかく反応するな:キレそうになったら反応せず脳内で案出しして冷静な思考のできる遅い思考モードを待つ。

    1. ちょっと参考になったけど、別にキレたりしないから大丈夫かも。記憶には留めておこうかな。

  2. 頭のよさは、他人が決める:知性には学校的知性と社会的知性の2つあり、本来は社会的知性が知性のメインである。具体的には論理的思考は他人に何かを伝える社会的知性の一部であり、相手に伝えるために考える行為が本質である。

    1. ここ、自分が何故バカなのか一番理解できた。他人嫌いの母のもと教育された自分が人様に迷惑をかけぬよう孤独こそ至高とばかりに一人暮らししていたままでは、決して思い至らなかった。マズいと思うと同時に、ここ2年間の違和感が理解できた安堵の気持ちがある。

  3. 人はちゃんと考えてくれてる人を信頼する:中身のない発言で賢いふりせず、真っ先に発言し叩かれる(最初に案を出す良い行為)賢いふるまいをすべき。信頼が生まれるタイミングは「考える能力があって優秀だな」と思った時ではなく、相手へ問いかけることで「考えてくれているな」と思った時である。

    1. ここ、マジ見覚えある。現状確認とばかりに「でも~~なんですよね?」と言う後輩、それさっきお客さん言ってたことそのまんまじゃねーか!と内心思いつつ、自分も上っ面だけで物事を考えていたりして他人事ではない。と思った。

  4. 人と闘うな、課題と闘え:相手を論破して貶めるのではなく、相手の抱えている課題を対話を通して明らかにしていくべき。これが「ちゃんと考えて話す=相手の発言の奥に潜む想いを想像して話す」ということ。

    1. これ、聞き方の問題でもあると思うのだが、勝手に思い込みで会話してしまうことが多々あるので、そうではなく相手の発言から読み取るという行為に集中すべきだなと反省した。

  5. 伝わらないのは、話し方ではなく考えが足りないせい:型に当てはめたりテクニックに頼ってばっかりじゃ考えたことにはならない。

    1. それはそう。マジでそう。

  6. 知識はだれかのために使って初めて知性となる:すぐ教えたり知識をひけらかすのではなく、問いかけを通じて相手に喋らせたり必要な時に相手のために活用する。

    1. これは、後輩育成に役立つかもしれないと思った。仕事の粗を問い質すのではなく、仕事遂行のために障害となっている要素を特定するという方法とかどうかな。検討しても良いかもしれない。

  7. 承認欲求を満たす側に回れ:承認欲求は他人に依存せず自尊心を高め、結果で有能さを示していくのがコミュニケーション強者。

    1. 全くその通りで、昨今の数値化される他己承認文化が大嫌いなので、ここは墓石に掘りたいくらい好きな章。

「知性」と「信頼」を同時にもたらす5つの思考法

  1. 「客観視」の思考法:論の根拠/語の定義/話題の経緯を知らずに喋ると思い込みの激しいバカに見えるので、主たるバイアスである確証バイアスや後知恵バイアス対策として①逆意見を調べる②統計データを調べる、加えて語の定義に敏感になる、(特に当たり前となっている物事について)成り立ちを調べるといったことを行うのが良い。

    1. 個人的に「管理」の定義についての記述が最近の仕事と関連しており、良かった。そう、管理ってふわっとした表現だけどその意味を考えると具体的な作業が見えてくるというもの。

  2. 「整理」の思考法:分かりやすく話すには、喋る前に理解し、理解するために考え、考えるために整理する必要がある。整理のために、①結論とは何か?/相手が最も聞きたいであろう話は何か?を明らかにする=聞くスイッチを入れる②客観的事実と主観的な感想を意識した上で、事実と「他者が納得する根拠を持ち合わせた意見」を分ける

    1. うーむ、未消化。だが、マジでこれは消化しないと。

  3. 「傾聴」の思考法:自分の認識したことだけ理解した気になることの対策は、相手の言いたいことを考えながら聞くこと。否定も肯定もせず、相手を評価せず、意見を問われても安易に言わず、話が途切れても沈黙し先を促し、好奇心を総動員させることで知的で慕われる人になれる。ゴールの確認/考えていることを聞く/話を整理して相手の意志決定を助けることが傾聴。

    1. ここはまだ消化不良気味。

  4. 「質問」の思考法:導入質問①過去に行った行動についての質問「直面した状況にどのように対応したか?」/導入質問②仮定の状況判断に基づく質問「仮に~このような状況に置かれたとしたら、どのようにしますか?」/深掘り質問①状況に関する質問「そのとき、どのような状況でしたか?」/深掘り質問②行動に関する質問「そのとき、何をしましたか?」/深掘り質問③成果に関する質問「行動の結果、どのような変化がありましたか?」「何か現場で反発はありましたか?」/質問の前に仮説を立てる=もしかしたら~ではありませんか?という相手の立場に立った問をする/教わる技術①一度にひとつのことしか聞かない/教わる技術②目的を知らせる/教わる技術③要素分解して具体的に聞く/教わる技術④今までにやったことを細大もらさず伝える

    1. ここも未消化、でも官庁訪問や就活の時に面接で導入質問や深掘り質問されたな~~~うわ~~~~無能がバレてた~~~~~となりながら読んでいた。

  5. 「言語化」の思考法:メールと電話のコミュニケーションコストが誰に掛かるのか?/進んでコミュニケーションコストを払え/言語化の質の高さが人を行動へ駆り立てる/客観視し正しく捉え、整理し、正しく傾聴し、質問により掘り下げ、最後に言語化する/再定義する(○○ではなく、△△である)/良質なアウトプット生成手順(良い○○、悪い○○→○○ではなく、△△である)/言語化を習慣とせよ(習慣①ネーミングに拘る/習慣②ヤバいエモいスゴい禁止/習慣③読書ノートとノウハウメモを作る

    1. 再定義する、は非常に腹落ちした。が、まだまだ身に出来る。

ぎゃー。Next Action

大事なことがいっぱい書かれているのは認識しつつ、一日では全て腹落ちさせることが出来んかった。また、これ全部明日からやるというのも難しい話。なので、Next Actionはこれだ。

  • 最も優先度の高いNext Actionを3つだけ定める

これで行けるやろ。。(死屍累々
これをやるであろう夕方の自分はもう睡眠不足で潰れてそうだが、頑張れ、あと寝ろ。おやすみなさい。


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