記事一覧
一生分からない、毒親
毒親は一生分からない。
その意味がこの数年で腹のそこから理解できた。
何度も、傷つくから距離をおきたい、と伝えても、会いたくない、と伝えても、身体に症状が出ることを伝えても、分からない、いや、分かろうとしない毒親。
だって分かってしまったら、自分たちの心が揺らぐものね?
いつまで経ってもやめないアポ無し訪問。
無視しても続く鬼のような電話。
挙句の果てに
親をばかにするのもいい加減にしなさい
ずっときえたかった
もう生きていたくないと思ってた
ずっと弟たちが憎かった
私の母は私と同じ兄弟構成の中、育った。
長女で下の兄弟たちがいた。
母は自分にとって異性の子どもをより可愛がった。
喧嘩をすれば私が怒られた
◯歳も年上なんだから
お姉ちゃんなんだから
私はちいさい頃から下の兄弟が大嫌いだった。
小さいというだけでいつでも抱っこしてもらえる
小さいというだけで甘やかしてもらえる
私が羨ましい、甘えたいなと思ったとき
弟と同じものを与えられた記憶はない。
ずっと抱っこしてほしかった
ずっとずっと、長い間私は抱っこしてほしかった。
腕を伸ばし、顔を見上げれば、にっこり笑顔で優しく抱っこしてくれる、そんな母だったらよかった。
ずっとずっと、長い間私は味方になってほしかった。
悩みを打ち明れば、私の気持ちをわかろうとしてくれて、大丈夫だよ、味方でいるよ、って頭を撫でてくれる、そんな父だったらよかった。
母は、小さいきょうだいが抱っこされ、羨み抱っこをねだる幼い私に
「ちいさ
呪いのことばとマリオネット
『しっかりしてるね』
『頼りになるね』
『大きいんだから』
『もう◯歳なんだから』
この言葉を見つめるだけで、いまだに胸が苦しくなるのは、私の中にまだまだ消化しきれない思いがあるからだろう…。
一見、褒めているように感じられるものもあるかもしれない、これらの言葉。
こういった言葉で、私は子どもらしい欲求を殺してきた。
上の子なんだから、我慢しなくてはいけない
わがままをいってはいけない
困