壊れたマリコ

毒親育ち。 面前DV は私の日常でした。 心理的虐待、身体的虐待育ち。 30年間、両…

壊れたマリコ

毒親育ち。 面前DV は私の日常でした。 心理的虐待、身体的虐待育ち。 30年間、両親のお人形として生きてきました。 そんな私が、支配を抜け出るまでの軌跡を綴ります。

最近の記事

一生分からない、毒親

毒親は一生分からない。 その意味がこの数年で腹のそこから理解できた。 何度も、傷つくから距離をおきたい、と伝えても、会いたくない、と伝えても、身体に症状が出ることを伝えても、分からない、いや、分かろうとしない毒親。 だって分かってしまったら、自分たちの心が揺らぐものね? いつまで経ってもやめないアポ無し訪問。 無視しても続く鬼のような電話。 挙句の果てに 親をばかにするのもいい加減にしなさい! はあ??? いつまでも子どもをコントロール下に戻せると思って、私の周囲から

    • 今日だめだ、心の調子がわるい、、、 涙出てくる、、、

      • 死による復讐

        物心ついた頃から、私はこう思うことがあった。 わたしがしんだら、お母さんは悲しんでくれるかな わたしがしんだら誰か悲しんでくれるかな わたしがしんでも誰も悲しんでくれないか… 自分がこの世から居なくなった状況を思い描き、頭の中で涙する両親に ざまあみろ、と何度嘲っただろうか。 私を大切にしてくれなかったくせに、と憎しみが湧く。 頭の中で涙する人の姿に、少しだけ胸のすく思いがした。 実際は誰も悲しんでくれないかもしれない。 それでも、少しの間くらいは誰かの心の中を占める

        • ずっときえたかった もう生きていたくないと思ってた

        一生分からない、毒親

          ずっと弟たちが憎かった

          私の母は私と同じ兄弟構成の中、育った。 長女で下の兄弟たちがいた。 母は自分にとって異性の子どもをより可愛がった。 喧嘩をすれば私が怒られた ◯歳も年上なんだから お姉ちゃんなんだから 私はちいさい頃から下の兄弟が大嫌いだった。 小さいというだけでいつでも抱っこしてもらえる 小さいというだけで甘やかしてもらえる 私が羨ましい、甘えたいなと思ったとき 弟と同じものを与えられた記憶はない。 大きいという理由で拒否された記憶がとても強い。 大人になった今もなお、あの頃の

          ずっと弟たちが憎かった

          ずっと抱っこしてほしかった

          ずっとずっと、長い間私は抱っこしてほしかった。 腕を伸ばし、顔を見上げれば、にっこり笑顔で優しく抱っこしてくれる、そんな母だったらよかった。 ずっとずっと、長い間私は味方になってほしかった。 悩みを打ち明れば、私の気持ちをわかろうとしてくれて、大丈夫だよ、味方でいるよ、って頭を撫でてくれる、そんな父だったらよかった。 母は、小さいきょうだいが抱っこされ、羨み抱っこをねだる幼い私に 「ちいさいほうが可愛いのは仕方ない」 と言った。 父は、どうしたらいいのか分からず悩み

          ずっと抱っこしてほしかった

          娘に嫉妬する母親

          これまでの自分の人生において、私はずっと、自分の感情や気持ちに自信が持てなかった。 この悩みを初めて打ち明けた相手は、おそらく今のパートナーなのだが、 自分の気持ちに自信を持つって何? と尋ねられた。 そのとき私は初めて ああ、健全に育った人にはない悩みなのか、と思い至った。 私の母は過酷な人生を歩んできた人だ。 壮絶な虐待のなか、必死に一人で生き抜いてきた人だ。 そんな彼女にとって、同性であり、幼い頃の彼女からすれば、大いに恵まれた環境に育った私は、愛すべき子どもであ

          娘に嫉妬する母親

          子どもの感情の行場

          心を殺すような暴言の後に、よくかけられてきた言葉があります。 本心ではそんなこと思ってないわよ。 本当はそんなに悪い人じゃないのよ? たまにひどい言葉がでてしまうだけなのよ。 これらを聞くとき、それは大概、私が自分の気持ちを打ち明けているときでした。 悲しい。辛い。ひどい。腹が立つ。 私の感情は行き場をなくしていきました。 本心ではそんなことを思っていない― この言葉は、果たして心を傷つけることへの、免罪符と成り得るのでしょうか? あなたは、どう思いますか…? 私

          子どもの感情の行場

          必要とされる、快感

          ここ数日、梅雨入りしたこともあってか、正直調子が悪い。なぜだかずっとさみしくて、悲しくて、苦しくて、胸に穴が空いたような、空っぽな気持ち…。 なぜだろうと考えて、ここ数日身の回りで起こったことを照らし合わせて、分かったこと。 私は誰かに必要とされたい。 必要とされないと苦しくて生きていけない。 分かりやすく必要とされたい。 誰かに存在を肯定されたい。 あなたがいないと生きていけない、って思ってほしい。 必要とされるというのは、とても甘美だ。 甘ったるくて、ずっとそこに留

          必要とされる、快感

          病めるマリオネットの学生生活

          好きな色が分からなくなったのは、いつだろう。 欲しいものを聞かれて、答えられなくなったのは、いつからだろう。 周りに求められている答えしか用意しなくなったのはいつだろう。 2つ目の記事のとおり小学校低学年の頃には、人知れず壊れ始めていた私は、その後もどんどん崩壊していった。 家庭で求められる姿を演じ続けたためか、どんどん本当の自分がわからなくなった。 友達に、 『なにいろがすき?』と聞かれても、何も浮かばなかった。 困った私は、当時の友だちが好きだといったから、同じ

          病めるマリオネットの学生生活

          呪いのことばとマリオネット

          『しっかりしてるね』 『頼りになるね』 『大きいんだから』 『もう◯歳なんだから』 この言葉を見つめるだけで、いまだに胸が苦しくなるのは、私の中にまだまだ消化しきれない思いがあるからだろう…。 一見、褒めているように感じられるものもあるかもしれない、これらの言葉。 こういった言葉で、私は子どもらしい欲求を殺してきた。 上の子なんだから、我慢しなくてはいけない わがままをいってはいけない 困らせてはいけない 抱っこしてほしくても、諦めなくてはいけない 下の子のほうが可愛

          呪いのことばとマリオネット

          痛みに気づかなかった日々

          自分の痛みに気づいたのは一体いつだったんだろう。 心の奥深くで何となく気づいていても、それを見て見ぬふりすることで、必死に生きていたのかもしれない…。 思い出しながら連連と綴ります。 自分が要らない子どもであると、そう感じたのが小学校に入った頃。 何がきっかけだったのかは覚えていない。 今思うと、言葉、状況の積み重ねの結果だったのだと思う。 私の命が消えれば、両親は泣いてくれるだろうか…? 大切な子だったのにと惜しんでくれるだろうか…? 自分たちの行いを悔いてくれるだ

          痛みに気づかなかった日々

          私は壊れたマリオネット

          はじめまして。 壊れたマリオネット、マリコです。 機能不全家庭に育ち、まるでマリオネットのように操られ続け、自分の意志や気持ちを見失い、気づけばボロボロになっていた私の経験を綴ります。 こちらでは、操り糸を断ち切り、自分の人生と心を取り戻すまでの過程を綴っていきたいと思います。 なんとなく生きづらい方、息が苦しく感じる方、毎日しんどいなあと感じる方、とゆるく繋がっていけたら嬉しいです。 優しい気持ちあふれる場にしていきたいです。 自分の経験を主に載せることになるかと思

          私は壊れたマリオネット