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ちょっとコレ欲しい…

今年で築半世紀を迎えるウチのマンションの各戸の玄関ドアは、片桐夕子や宮下順子が作中で暮らす古の団地を想起させるザ・昭和な外見のスチール製片開きドア。

オレが外出時に電動車椅子を使っているのはこのブログではもう周知の通り。居室の一画に硬質なフロアマットを敷いてソコに駐機して充電兼収納スペースとして使っています。

ちなみに、オレの出かける際の発進プロセスは以下の通り。

1:チェストバッグ装着後、身支度して電動車椅子に乗車。

2:キャップ被ってマスクとオープンイヤーヘッドフォンを装着し、廊下を移動しつつ家電や照明をオフ。

3:玄関の三和土スペースで一旦停止。

4:そこから立ち上がり、玄関を解錠してドアを開き、90度以上の角度で開いたところで動く右手でドアストッパーを下ろし、ドアを固定。

5:車椅子に再搭乗し発進。玄関スペースから共用廊下に出て停止。

6:ドアストッパーを上げて収納し玄関ドアを閉める。施錠。

7:エレベーターで降下後、共用エントランスから街路へ。

帰宅時は、この手順を逆転させます。

行きしな帰りしなどちらにしろ居室内に電動車椅子を乗り入れるためには、玄関ドアを直角以上に開いて一旦固定する過程は、車椅子の回転半径から考えても必須となります。

そのドアストッパーを動く右手で下ろしたり上げたりする際には、どうしても床上10センチ前後まで前屈せねばなりません。

この時が、実は現段階のオレの日常生活の動作で最も転倒リスクが高くなる瞬間。

まあ、すでに慣れたもんな動作だから、入居後にコケるかもと、ヒヤッとしたことは一度もありませんけどね。

それでも、巻末リンクのアイテムが設置できれば、少なくとも今より深い前屈動作はしなくてもすむはず。

現行のマグネット装着型のモノより何倍も高価だけどさ。

実は、先週末にも末尾から2つ目のリンクにあるような、座ったまま股間が洗える新しいシャワーチェアをアマゾンで買ったばかり。アレも同じような値段だったからね。より安全快適な片麻痺生活を目指すと毎週ぼちぼちお金がかかります。

おそらく、シャワーチェアなどの介護用品は、業者さん経由で公的補助を申請すれば結果的にはかなり安くなるとは思いますけど、その入手から設置までに伴う採寸や打ち合わせ、各種の確認などの手間と時間を考えると、何かとせっかちで面倒くさがりなオレの場合は、自動的に1万円までは自己責任によるトライ・アンド・エラー覚悟での自費購入という選択になってしまいます。

さて、この新ドアストッパーがオレにとってどれくらい生活上の安全と快適さを齎すかは、入手して設置、運用した暁には改めてご報告いたしますね。

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