
う~ 語彙力を鍛えたいと思った話
ことばの表現が多すぎる日本。言い回しや漢字の選択まで、非常にややこしい。
そんな中で、ことばの引き出しを増やしたり、語彙力を適時引き出しから取り出せる事は、日本語使いの猛者なら最高の名誉です。
“褒章に例えると緑色でしょうか” 笑
20歳の時、私はすでに社会人として自分なりに成績を残せていました。
歩合給で月に60万円手取りで貰える様になっていました。
(まぁ、それは長くは続かなかったですよ)
20歳の時、高校生の同級生と同窓会をしました。
たしか、成人式の後同窓会の話になったのではと思います。
今のところ、私の人生で唯一の同窓会となっております。
(転向したり、東京に移住したりで、長期の友人関係が築けていませんでした)
その同窓会での事
友人の一人は、専門学校を卒業したタイミングでしたので、近いうちにオーストラリアに行くと言う。ワーキングホリデービザってやつですね。
彼を含めて、もう一人友人がワーキングホリデーを利用して、オーストラリアに行きました。
もう一人のオーストラリアに行った友人の話から先に書きますね。
その友人の方が、先に(その2年前)オーストラリアに行っていたからです。
オーストラリアの「パース」という都市に住み、日本人相手の「お土産屋さん」で働き、その稼ぎでオフロードバイクを買い?!、オーストラリア一周して帰ってきました。行く前から、そのプランだったわけではなく、その友人が思いつくままに、成り行きでそうなっていました。この友人は「ずる賢い」性格で、私も一目を置いていました。良い一年を過ごしたなって思えました。
さて、20歳の同窓会での話題に戻ります。
友人は「何かやりたいことが見つかるかもしれないから、オーストラリアに一年行ってくる」と言う。
私はその友人に「オーストラリアに行ってどうするの?」「目的無くて、ただオーストラリアに行ってみるのは、どうなの?」「オーストラリアでやりたいこと、見つけてから行けば?」
その日は、終始この様な “ことば” しか出てきませんでした。
ここ数年で知った事、それは初めての体験などは、脳にとても良いということ。脳科学者、茂木先生の使うアハ体験!ってヤツです。
初めての体験が良いと知ったのは数年前ですが、その当時の話をして以降、ずーっと私の記憶の中でモヤモヤしていたんです。
若い自分の思考では、オーストラリアに行く前に、目的が有るのがマストだと思っていたこと。
その後、オーストラリアに行って、何かヒントを手に入れて、何かで仕事や私生活での成功体験を得ていないか、聴けていないこと。
私のアドバイスが、正解か不正解か、未来の話において、ぜったいは存在しないからです。
まだ見ぬ未来に希望を託すのが結婚とします!
結婚する前から、結婚してどうすんの?なんて言う人、いませんからね。
しまったー・・・初めての体験だけでも脳に良い刺激は受けられるわけです。それも知らず、未来に向けて夢あるかないか別にして、夢を見つけられたら良いねって、なぜ言えなかったんだろう・・・これは本当に後悔しています。
もし、年齢の若い方がこの記事を読まれていたら、友人などにアドバイスをする際に思い出してみてください。
ことばのおしりに、若い自分の今出せるアドバイスだよとか、若い自分の考え付いた意見だからって、ニュアンスを入れてもらえたらって思いました。
思えば、このモヤモヤが引き金で、ことばの引き出しを増やし、語彙力貯金を開始したのかもしれません。語彙力という言葉も知らず、その後も上手く会話ができない自分にイライラしました。
私の考え方や話し方を掘り下げていくと、基礎の一部分は、彼と会話したおかげとしか言いようがありません。
その友人に感謝と謝罪とさせていただきます。
おわり
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