大山肇HJ Beans Brothers通信 VOL.31NEW ORLEANS JAZZ&HERITAGE FESTIVAL編 2003/4/24
★ワッツ アップ エッブリバデ? 黄金週間がせまっており
ます。我が故郷ではNEW ORLEANS JAZZ&HE
RITAGE FESTIVALという 世界でも屈指の音楽
の祭典が行われるのもこの時期なり。東京ドーム7つ位の大
きさの競馬場が会場となり、屋外と特設テント合わせて10コ
位のステージではあらゆる音楽が奏でられ、ガンボやジャンバ
ラヤやエトゥフェ(ザリガニスパイシーシチューのぶっかけ飯)
ワニのパイやナマズやカキのフライのサンドウイッチ、甘すぎ
てよろけるスイ−ツなどの露天が建ち並び、伝統職人が一日中
クラフトワーク(ブードゥーおやじが首に蛇まいて、蛇の彫刻ほ
りまくり 他) という誰でも楽しめる お祭りなのである。
★RB,ロック、ジャズ、ヒュ−ジョン、カントリー、ゴスペル、地
の音、レゲェ、ブラジル、アフリカンミュージックなどなどが
あちこちでやっているから さァ大変。プラス スコール
(短時間の大雨)が来ようものなら、しけたヴァイオリンのカン
トリーテントで大盛り上がりの雨宿りか、どろんこスライディ
ング選手権にエントリー。ブラハジの思ヒ出としては、アーロ
ン・ネヴィル(ご存知 ネヴィル・ブラザーズのVO)がゴスペル
テントに飛び入りでソロで歌った時の情景が焼きついています。
と、いうよりそれを体感していた人々の表情が忘れられません。
日本に置き換えると、サブ北島をみつめる じっちゃん、ばっ
ちゃん といった所でしょうか。笑 余談ですがアーロン氏
の二の腕は女性の太ももなみです。メキシコ湾からミシシッピ
リバーを上ってくる船の荷揚げをしすぎたそうです。
★ジャズフェスの期間中はダウンタウンのストリート、クラブ
も大賑わいです。世界中から訪れている人々はハリケーンなん
ていう強すぎるカクテル片手にふらついている。クラブギグも
熱い。あれっ?なんて思ったらレニー・クラビッツが小さい
いかがわしい箱で歌っていたなんてハプニングにでくわしたこ
ともありました。
色々と書きなぐりましたがハッピーな気持ちを少しでも感じて
もらえたら幸いです。
追伸: 先週 NEW ORLEANS R&B LEGENDであるEARL KING氏
(歌とギター)が死去しました。自身の活動はもちろんのこと、
ファッツ・ドミノなど数々のアーティストへの楽曲の提供、THE
METERSの育ての親でもありました。
心からご冥福をお祈りします。