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大山肇HJ Beans Brothers通信 VOL.44●ニューオリンズドラマー列伝 其の二編 2003/12/11
★前回からの引き続き ニューオリンズドラマー列伝
(クレッセントシティ歌謡祭)をお送りいたします。
・Johnny Vidacovich (ジョニー・ヴィダコヴィッチ)
生粋の白人のニューオリニアンである彼のビートは色んな側面
を持っている。彼自身がルーツを語ってくれたことがあり、幼
少の頃はブラスバンドのパレードにくっついてまわり、不良真
面目中高生時代はジャズとRBの小屋に忍びこみ SMOKEY JOHNS
ONという太鼓師を追っかけていたらしい。
ミーターズのジガブーもスモーキー氏を追いかけていた。街か
ら出稼ぎでモータウンの専属ドラマーもしていた というレジ
ェンドだ。
『VIDACOVICH』そんなルーツを持つヴィダコヴィッチ氏の最新
のリーダーアルバム。立ちチューバとジャムっているのが 印
象に残ります。
『CRAWFISH FIESTA』『BYRDLIVES!』プロフェッサー・ロングヘ
アーというピアノと唄の達人の後ろで いつでもマルディグラ!
というようなパレードビートが堪能できます。
『REMEMBER ME』 ROLAND STONE ブルース色たっぷりの歌い手
のアルバムで渋く仕事しております。ロック好きな お姉ちゃ
ん口説く時のお供には よいかも。ちょいとダンスチューンか
ら グラス傾けバラッドなど緩急そろえて お待ちしています。
『WE CAME TO PLAY』彼とジョージ・ポーター(ミーターズのB)
と山岸のおじさん(G)によるトリオのライヴ録音。
なーんにも決めないでステージ始めてしまいました で 音楽
になってました というアルバム。最近はヴィダコヴィッチ+
ポーター+?の毎回フロントマンを変えて はてしなくジャム
っているようであります。
見た目は 紳士 だけど 話しだすと キテレツな氏。
街で一番の形容詞ドラマーだ!
(意味がわからない?、、、そのうちね)