AEWヒストリー 2020.01→2020.09
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AEWヒストリー2019
AEWヒストリー 2020.09→2021.03
AEWヒストリー 2021.03→2021.09
AEWヒストリー 2021.09→2022.03
DYNAMITEまとめ / Road to Revolution
1.4 新日本プロレスの東京ドーム大会にクリス・ジェリコが出場し、AEW世界王座に挑戦できる権を賭けた棚橋との一戦を制す。
1.22 この日のダイナマイトはクリス・ジェリコ所有の船から放送された。
1月 元WWEビリー・ガン+息子、元インパクトレスリング世界王者ブライアン・ケイジ、元ECW世界王者タズがAEWと契約。
・MOXらによるインナーサークル侵攻
新年1発目の元日1.1放送回、トレント・バレッタを下したモクスリーにVTRにてジェリコが改めてインナーサークル加入を、そしてユニットのリーダーを任せるとまで告げる。モクスリーは返答を来週に持ち越す。
インナーサークルのサミー・ゲバラと対戦したダスティン・ローデスは、ジェイク・ヘイガーの乱入により黒星を喫してしまう。
翌1.8放送回、メイン終了後にインナーサークルが歓迎ムードでモクスリー加入の返答を待っていると、登場したモクスリーはインナーサークルのTシャツを革ジャンの中に着込み、まさかのイエス返答。しかし「それは冗談だ」と告げるとゲバラ、ジェリコをK.Oし、自身のTシャツを剥ぎ取ってAEW世界王座挑戦を宣言する。
翌1.15放送回、前週の恥辱を晴らすべく、サミー・ゲバラを下したモクスリーに対し試合後インナーサークルは総出で暴行し病院送りに。
メインにてPACとダービー・アリンによる翌週のAEW世界王座挑戦権マッチ進出を賭けた一戦を制したPACに、翌週の対戦相手であるモクスリーが会場外の救急車から飛び出し、ジェリコから受けた攻撃により片目を包帯で巻いたままスロープまで登場しPACに宣戦布告。
自身の船からの放送となった1.22ジェリコクルーズ回、ジェリコはサンタナ&オルティスとタッグを組み、ジュラシックエクスプレス(ジャングルボーイ、ルチャサウルス、マルコ・スタント)と対戦。セコンドのジェイク・ヘイガーがルチャサウルスと激しい場外戦を展開するなか、ジェリコがジューダス・エフェクトでマルコ・スタントから勝利を奪った。
同日メインでは目に包帯を巻いたモクスリーがPACとレボリューションPPV大会でのAEW世界王座挑戦権を賭けた一戦を行い、PACによって包帯を剥ぎ取られたモクスリーがパラダイムシフトで勝利しタイトル挑戦権を獲得。
翌1.29放送回、地元オハイオ州で目にパッチをしたモクスリーが大歓声に迎えられ登場しマイクパフォーマンス。ジェリコがインナーサークルを引き連れて大乱闘となる。
メインではジェリコ、サンタナ&オルティスがダービー・アリン、プライベートパーティー組を下し、試合後インナーサークル勢でなおも暴行を加えていると、モクスリーがバットを持って救出に現れた。
翌2.5放送回、インナーサークルのオルティスと一騎打ちを行ったモクスリー。セコンドにサンタナ、放送席からジェリコ、ヘイガー、ゲバラとインナーサークル勢が見守るなか、片目のまま勝利したモクスリーが目には目をとばかりにサンタナの目を車のキーで突き刺しK.Oしてみせた。
2.12放送回、サミー・ゲバラを下したダスティン・ローデスが、セコンドについていたジェイク・ヘイガーへ一騎打ちを要求。
メインではモクスリーが前回痛めつけたサンタナと一騎打ち。サンタナの痛めている目に親指を突き刺しパラダイムシフトで勝利すると、会場内で見守っていたインナーサークル勢がなだれ込んで急襲。ジューダス・エフェクトでK.O状態のモクスリーに、ジェリコはROHや新日本で活躍するジェフ・コブを呼び込んで必殺ツアー・オブ・ジ・アイランドでトドメをさした。
翌2.19放送回、ジェフ・コブと一騎打ちに臨んだモクスリーは丸め込みで勝利。試合後、インナーサークルが乱入を図るがダスティン、そしてダービー・アリンが救出に登場。
翌2.26PPV直前回、クリス・ジェリコとジョン・モクスリーによる公開計量。両者計量終了後の睨み合いからインナーサークルが襲いかかると、ダスティン、ダービー・アリンが救出に入り、ダスティンはヘイガーと、ダービーはサミー・ゲバラと激しくやり合う。最後はジェリコが掟破りのパラダイムシフトでモクスリーをK.Oして幕を閉じた。
・タッグベルトを巡り、揺れるジ・エリート
1.1放送回、メインにてPAC、ルチャ・ブラザーズ組を下したケニー・オメガとヤングバックス。試合後、コーディも登場しジ・エリート祝勝会となるが解説にきていたハングマン・ペイジは呼びかけを拒否し立ち去る。
1.8放送回、ハングマンとのタッグでプライベートパーティーを下したケニー・オメガに、試合後PACがラバーマッチでの対戦を要求。
1.22放送回、AEW世界タッグチーム王座を賭けた一戦で王者組・SCU(フランキー・カザリアン、スコーピオ・スカイ)を下し新チャンピオンとなったケニー・オメガ&ハングマン。試合後、ヤングバックスが祝福に来るもハングマンは観客達と喜びを分かち合い、ジ・エリートとの間に微妙な距離感が顕になる。
2.5放送回、ヤングバックスとジ・エリート同士タッグを組んだケニー&ハングマンは、ルチャ・ブラザーズ、ブッチャー&ブレイドとの8人タッグでハングマンがピンフォールを取られ敗れてしまう。ヤングバックスは敗れても客席からビールをいただくハングマンに不満を抱くが、ケニー・オメガが間に入って穏便に収めようとする。
2.12放送回、SCUによるリターンマッチとなったAEW世界タッグチーム選手権試合は合体技でケニー&ハングマンが制し初防衛。ケニーらが下がったリング上では、ダークオーダー、ベストフレンズ、ブッチャー&ブレイド、ハイブリッド2(ジャック・エバンス&アンヘリコ)、ヤングバックスがSCUも加えて大乱闘となった。
2.19放送回、前回の乱闘劇からAEW世界タッグチーム王座挑戦権争奪バトルロイヤルが開催。最後はサンタナ&オルティスを蹴散らしたマット・ジャクソンが残り、ヤングバックスがバトルロイヤルを勝利。レボリューションPPV大会でのケニー&ハングマンとのタイトル戦が決定した。
同日、ルチャ・ブラザーズとのタイトルマッチを制したケニー&ハングマン、試合後に祝福にヤングバックスが訪れるも、またもハングマンはリングを下りてしまいケニーが間に入る形となってしまう。
2.26放送回、たびたび対戦を迫られていたPACとの決着戦に挑んだケニー・オメガ。30分アイアンマンマッチにて激突した両者は、PACの反則とピンフォールでイーブンのまま時間切れ。ドロー決着に納得いかないPACがレフリーをK.Oすると代わりのレフリーが投入され延長戦がスタートし、ケニーが片翼の天使で勝利を奪った。敗れたPACは苛立ちからバックステージを歩いていたオレンジ・キャシディに八つ当たりしてしまい、レボリューションPPV大会にて一騎打ちが決定される。
ケニー、ハングマン、ヤングバックスによるインタビューでは、ハングマンが酒を飲みながら明らかに不機嫌な様子でヤングバックスを挑発。
・コーディとMJFの抗争
1.1放送回、MJFがウォードロウを伴い登場。フルギア大会での裏切りから遺恨決着戦を希望するコーディ・ローデスに対し、対戦条件を3つ提示。
①レボリューションPPV大会までは一切MJFに触れてはいけない。
②ウォードロウと金網戦による一騎打ち
③四つん這いで鞭打ち10回
翌週回、コーディは条件に対する返答はなかった。リング上で返答を待つMJFとウォードロウの前にダイヤモンド・ダラス・ペイジが登場するも、新たにMJFらの仲間に加わったブッチャー&ブレイドが加勢しDDPと乱闘。ダウンするDDP救出にダスティンとQTマーシャルが駆け寄った。
翌1.15放送回、コーディがMJFの3つの条件への受諾を宣言。
翌1.22放送回、ジョーイ・ジャネーラを下したMJFの前にコーディが現れるも条件①のお陰で触れることは出来ず。代わりにヤングバックスが登場しMJFをスーパーキック葬からクルーズ内のプールに投げ込む。
2.5放送回、ついに決行された条件③の鞭打ち10回。コーディが鞭で打たれるたびにアーン・アンダーソン、ダスティン・ローデス、ヤングバックスが登場しリング上を見守り、最後には妻ブランディも駆け寄って10回を耐え切った。
2.19放送回、条件②であるウォードロウとのスチールケージマッチがメインにて敢行。途中あまりに邪魔をするMJFに対し妻ブランディが止めに入るが逆に捕まると、アーン・アンダーソンがMJFに仕返しのムチ攻撃で足止め。最後は金網上からのムーンサルトプレスでコーディが3カウントを奪った。
・ダークオーダーの勧誘
1.8放送回、ペンタゴンJr.に気を取られてサミー・ゲバラに敗れてしまったSCUのクリストファー・ダニエルズに対し、試合後ダークオーダーが勧誘に登場。NOとばかりにマスクを投げ返したダニエルズが案の定襲われるとSCU、ヤングバックスが救出。
2.5放送回、ベストフレンズ(バレッタ&テイラー)とSCU(カザリアン&スカイ)によるタッグマッチ後、両軍を勧誘にダークオーダーがリングを占拠。ベストフレンズのセコンド、オレンジ・キャシディにもマスクを渡し勧誘するも全て断られて全員を襲撃。クリストファー・ダニエルズが救出に来たところでダークオーダーは逃亡を図った。
2020.02.29 REVOLUTION 開催
AEWにおけるPPV四大大会のラストを飾るイリノイ州シカゴのウィントラストアリーナで開催されたREVOLUTION。まもなく世界的なパンデミックとなったCOVID-19により無観客開催が余儀なくされることから、パンデミック以前最後の大会となった。
第2試合ではダークオーダー(ストゥ・グレイソン&イービル・ウノ)がSCU(カザリアン&スカイ)を下し、なおもダークオーダー軍団で暴行を加えていると、ROHや新日本など様々な団体で活躍したコルト・カバナがSCU救出にAEW初登場を果たした。
第3試合では、ダイナマイト初回放送での加入から約5ヶ月にしてAEWデビュー戦となるジェイク・ヘイガーが、ダスティン・ローデスから勝利。
第4試合ではここ数回激しくやり合っていたダービー・アリンとサミー・ゲバラが一騎打ちし、コフィンドロップでダービーが勝利を収めた。
第5試合ではAEW世界タッグチーム王座を賭けた王者ケニー&ハングマンと挑戦者ヤングバックスのジ・エリート同士による一戦。タッグマッチの理想形「史上最高傑作」とも称される名勝負の末、最後はハングマンがヤングバックス2人に必殺のバックショットラリアットを叩き込んで王座防衛に成功した。
第7試合では遂に決着戦となるコーディとMJFの一騎打ち。クロスローズで勝利目前のコーディに、ダイヤモンドリングをはめて殴ったMJFが逆転の3カウントを奪い勝利となった。
第8試合ではベストフレンズを伴ったオレンジ・キャシディと、PACが激突。終盤ルチャ・ブラザーズが登場しベストフレンズを攻撃すると、気を逸らしたキャシディにブルー・タライザーを決めたPACがギブアップ勝ちを収めた。
メインイベントではAEW世界王座を賭けて、王者クリス・ジェリコと挑戦者ジョン・モクスリーが激突。途中、インナーサークル勢の乱入劇を耐え切ったモクスリーがこれまで着けていた眼帯を外し、実はもう回復していたことを明かしてジェリコにパラダイムシフトで勝利。ついにAEW世界王座ベルトがモクスリーの元へ移動し、ハッピーエンドで幕を閉じた。
▼wikipedia(英語)
DYNAMITEまとめ / Road to Double or Nothing
3.18 この日のダイナマイト放送回よりCOVID-19感染拡大の影響で無観客事前収録開催(一部のレスラーや練習生など数人が観客の代わりに客席から盛り上げる)となり、試合会場も比較的ロックダウンの緩いフロリダ州にあるシャヒド・カーンが所有するデイリーズプレイスにて収録が行われることになった。
上記の影響で、当初ベストフレンズとの抗争がストーリーラインに組まれていた、ルチャ・ブラザーズとの新ユニット「デス・トライアングル」を立ち上げたばかりのPACはイギリスのロックダウンで8ヶ月もの休場を強いられることとなってしまう。
5.6 この日のダイナマイトより無観客ながらライブ放送へと戻る。
・MOX包囲網(ダークオーダーBOSS登場)
レボリューション後の3.4放送回、メインにてモクスリーはダービー・アリンとタッグを組み、ジェリコ、サミー・ゲバラと対戦。入場中に試合を終えたばかりのヘイガー、サンタナ&オルティスに襲撃を受けK.Oされると、試合はダービーのみで行われジェリコ組が勝利。試合後にようやく復活して現れたモクスリーに対し、ヘイガーが場外テーブル葬のパワーボムで再びK.Oさせてしまう。
3.18放送回、ダークオーダーが軍団リーダーの発表にリングに上がると、リングサイドにいたクリストファー・ダニエルズが「そんな奴最初から居ない!」と妨害に出るが、VTRが流れ出すと元WWEのルーク・ハーパーことブロディ・リーが紹介され、VTR終了後にリング上に姿を現していたブロディがダニエルズを一蹴。
翌3.25放送回、チコ・アダムスを秒殺したジェイク・ヘイガーに試合後モクスリーが襲撃。
同日、ブロディ・リーがQTマーシャルを相手にAEWデビュー戦を勝利で飾り、ダウンするマーシャルにダークオーダーマスクをプレゼントする。
4.15放送回、メインイベントではAEW世界王座を賭けたノーホールズバードマッチにてジョン・モクスリーとジェイク・ヘイガーが激突。無観客開催では初となるタイトルマッチは、最後イスの上にパラダイムシフトを炸裂させたモクスリーが3カウントを奪い、防衛を果たした。
翌4.22放送回、ブロディ・リーの説法により、ダークオーダーに新たに"10"プレストン・ヴァンスが加入。
5.6放送回、SCUの仲間を伴ったフランキー・カザリアンを下したモクスリーに対し、試合後ダークオーダー軍団がリング上を急襲。ブロディ・リーが得意の説法でモクスリーにタイトル挑戦を表明。ベルトを強奪して立ち去る。
翌5.13放送回、メインにてクリストファー・ダニエルズを下したブロディ・リーがダークオーダーの面々と、前週強奪したAEW世界ベルトを持ち出して祝福。モクスリーがゆっくりと現れるとダークオーダー軍団をリング上から一蹴したが、ベルトはブロディ・リーが持ったまま逃げ去った。
翌5.20PPV直前回、ブロディ・リーを伴ったダークオーダー"10"と対戦したジョン・モクスリー。10から勝利を奪うもチャンピオンベルトは戻せなかったモクスリーは、腹いせに10の腕をパイプ椅子で滅多打ちして破壊する。
・インナーサークル vs ジ・エリート抗争激化
3.4放送回、QTマーシャルから三角締めでタップアウト勝ちを収めたジェイク・ヘイガーは、試合後セコンドのサンタナ&オルティスと共に、QTのセコンド・ダスティン、救出に来たコーディ、マット・ジャクソンを一蹴。最後はハングマンが乱入しインナーサークル勢を排除すると、マット・ジャクソンに中指を立てて去っていった。
3.11放送回、クリス・ジェリコが巨大モニタからニック・ジャクソンの拉致を告げる。リング上にいた試合後のコーディ・ローデス、そしてケニー・オメガ、マット・ジャクソンが慌てて救出に向かう。
同日メインで怪我のケニーに代わりダスティン・ローデスとタッグを組んだハングマンは、ジェリコ&ゲバラ組を相手にバックショットラリアットで勝利。しかし試合後はインナーサークル勢にリンチされてしまい、腕にギプスをはめたままのケニー、コーディの救出も返り討ちに遭ってしまう。ハングマンがヘイガーに抱えられたところでマット・ジャクソンが救出に入るが、今週はマットがハングマンに中指を立て返す。最後は2人ともジェリコのイス攻撃にダウンされてしまう。
3.18放送回、番組冒頭でコーディがエスカレートするインナーサークルの横行に対し、ジ・エリートとの共闘を呼びかけ、ケニー、マット、ハングマンがこれに呼応。
メインにてヘイガー、サンタナ&オルティスと対戦したコーディ、マット・ジャクソン、ハングマンの3人。セコンドにそれぞれゲバラ、ケニーが付き、解説席にはジェリコも登場。試合はリングサイドのMJF&ウォードロウによるコーディへの妨害などもあり、インナーサークルが勝利。後に行われる軍団対抗戦BLOOD & GUTSマッチ(結局COVID-19パンデミックの影響で開催延期)へのアドバンテージを得ることとなった。試合後ジェリコが拉致して欠場に追い込んだニック・ジャクソンがいなければ人数は我々が有利だと言うと、マット・ジャクソンが「この男が助けに来てくれた」と呼び込み、無観客で空のアリーナバルコニーから元WWEのマット・ハーディがAEW初登場を果たす。
3.25放送回全試合終了後、ジェリコがマット・ハーディを呼び込むと、無観客収録を利用したテレポートを駆使した登場で怪奇派をアピールしたマットがリング上でジェリコと対峙。互いのマイクアピール後にジェリコ、ゲバラがマットを襲うが、コーディとケニーが救出に入るとジェリコらは逃亡すると、マットは不思議な力で火柱を上げた。
4.22放送回、マット・ハーディが前週の仕返しへとサミー・ゲバラへ対戦を要求。
5.6放送回、メインでジェリコ&ゲバラとケニー&マット・ハーディによるストリートファイトマッチが開催。製氷機やゴルフカートなど様々な凶器が試合を激しくさせるなか、インナーサークル勢の加勢もあり最後はジューダス・エフェクトでジェリコがケニーからピンフォールを奪った。
5.13放送回、前週タッグ戦で邪魔されたサンタナ&オルティスと対峙したケニー&マット・ハーディは、途中サミー・ゲバラの加勢も返り討ちにして勝利を収める。
同日、パイナップルピートを秒殺したクリス・ジェリコは、ダブルオアナッシングPPV大会にてジ・エリートとインナーサークルのスタジアムスタンピートマッチ(無観客を利用した空のフットボールスタジアムを自由に使用した試合形式)を要求。AEW登場以来マット・ハーディの伝達機であったドローンで受諾の返答が来ると、ジェリコはドローンを破壊してしまう。
5.20放送回、メインにてようやく一騎打ちでサミー・ゲバラを下したマット・ハーディだったが、試合後会場モニタでPPV大会での試合場となる隣接スタジアムからインナーサークル勢がケニー・オメガを拉致暴行している姿が映し出され、マット・ハーディ、ハングマン、ヤングバックスがすぐにスタジアムへ向かい大乱闘となった。
・ランス・アーチャーの登場とTNT王座の新設
3.4放送回、前回レボリューションPPV大会にてMJFに敗戦を喫したコーディのマイクパフォーマンス中にMJFを呼び込むが、代わりに出てきた往年の名レスラー、ジェイク・ロバーツにより新たな刺客の導入を予告される。
3.11放送回、インナーサークルのオルティスとシングルで対戦したコーディ。途中、ジェイク・ロバーツが日米主要団体で活躍する大型レスラーのランス・アーチャーを連れて客席リングサイドから見学。試合は足四の字固めでコーディが勝利した。
3.25放送回、ジミー・ハヴォックを下したコーディにVTRでジェイク・ロバーツが次週のランス・アーチャーAEWデビューを予告。
3.30 AEWダイナマイト放送局でもあるTNTを冠にしたTNT王座の創設が決定。
4.1放送回、TNT初代王座決定トーナメントにキップ・セイビアン、ダスティン・ローデス、ランス・アーチャー、コルト・カバナの出場が発表。
同日、ランス・アーチャーがマルコ・スタントを必殺チョークスラムで下しAEWデビュー戦を勝利。
メインイベントでTNT初代王座決定トーナメントに出場するコーディ、ダービー・アリン組とサミー・ゲバラ、ショーン・スピアーズ組によるタッグマッチが行われ、スピアーズがダービーから勝利を奪った。
4.8放送回、メインにてTNT初代王座決定トーナメント初戦が組まれ、コーディとショーン・スピアーズが激突。コーディがスピアーズから3カウントを奪い、準決勝に進出。
4.15放送回ではランス・アーチャーがコルト・カバナを下して準決勝進出。
4.22放送回にてダービー・アリンがサミー・ゲバラを下し準決勝進出。
同日メインではダスティン・ローデスが引退を賭けてキップ・セイビアンと対決し勝利。これでベスト4が出揃った。
4.29放送回、トーナメント準決勝が行われてコーディがダービー・アリンを、ランス・アーチャーがダスティンをそれぞれ下し、決勝のTNT初代王座決定戦に駒を進めた。
5.6放送回、ショーン・スピアーズが前週メインのトーナメント準決勝で完膚なきまでダスティンを叩き潰したランス・アーチャーは、コーディが止めなかったからだと分析。
5.13放送回、ランス・アーチャーとジェイク・ロバーツのマイクパフォーマンス中にコーディが車で乱入し、乱闘となる。
5.20放送回、ショーン・スピアーズがダスティン・ローデスにPPV大会での対戦を要求。
2020.05.23 DOUBLE OR NOTHING 開催
PPV初の無観客開催となった今大会は、通常ダイナマイト収録と同じフロリダ州ジャクソンビルで開催。日本との関係も深い団体だけに、同月に自ら命を絶った女子レスラー・木村花の追悼セレモニーも行われた。
第1試合ではAEW世界タッグチーム王座挑戦権を賭けてベストフレンズとプライベートパーティーが激突し、ベストフレンズが挑戦権を獲得。
第2試合ではAEW世界王座挑戦権を賭けた9人参加カジノラダーマッチ。最後にタズを伴い登場してきたAEWデビュー戦となるブライアン・ケイジがリング上を一蹴し、勝利となるポーカーチップを手中に収めた。
第4試合ではTNT初代王座を賭けてランス・アーチャーとコーディ・ローデスがトーナメント決勝戦で激突。途中セコンドのジェイク・ロバーツが蛇を投げ込むも、ベルト贈呈のためにゲストとして登場していた元ボクシングのスーパースターであるマイク・タイソンが追い払い、結局ロバーツとコーディ側のセコンドであるアーン・アンダーソンは共に退場させられてしまう。試合はコーディが勝利し、マイク・タイソンからAEW・TNT初代王座ベルトを贈呈された。
第6試合ではダスティン・ローデスがショーン・スピアーズを下し勝利。
第8試合はWメインイベントとして、王者ジョン・モクスリーと挑戦者ブロディ・リーによるAEW世界王座を賭けた一戦。試合はモクスリーが流血したブロディ・リーをスリーパーで絞め上げてギブアップ勝ち。ヘイガー戦に続き防衛を果たした。
Wメインイベント最後は、インナーサークルとジ・エリートによるスタジアムスタンピートマッチ。スタジアム全体を使用し各地でバトルが勃発する状況の中、最後はケニー・オメガがサミー・ゲバラを片翼の天使でK.Oし、ジ・エリート&マット・ハーディが史上初のスタジアムスタンピートマッチを制した。
▼wikipedia(英語)
DYNAMITEまとめ / Road to ALL OUT
6.17 コルト・カバナがブロディ・リーからの勧誘を受けてダークオーダーに加入。
6.24 女性問題のスキャンダル発覚でサミー・ゲバラ、ジミー・ハヴォックが謹慎処分。ジョン・モクスリーがCOVID-19濃厚接触者となり、FYTER FESTで予定されていたタイトル戦が急遽延期に。
7.1-8 前年に続きFYTER FESTが今年は2DAYSフロリダ州ジャクソンビルで開催。
7.15 同じく前年に続きFIGHT FOR THE FALLINもフロリダ州ジャクソンビルで開催される。
8.13 AEW発足時より所属していたジミー・ハヴォックが退団。
・王者MOX vs 無敗MJF
5.27放送回、FYTERFESTでの次期AEW世界王座挑戦が決まっているブライアン・ケイジ。放送席で王者モクスリーが見守る中、リー・ジョンソンを秒殺すると、セコンドのタズがモクスリーを挑発。
翌6.3放送回、ショーン・ディーンを下したブライアン・ケイジの元へジョン・モクスリーが登場し、「対戦が楽しみだ」とマイクアピール。
翌6.10放送回、会場外の駐車場でインタビューに答えるモクスリーにブライアン・ケイジが襲いかかり、車ごとボコボコに。
翌6.17放送回、前週に息子達を侮辱されたビリー・ガンがMJFと一騎打ち。ウォードロウの介入やダイヤモンドリングでの攻撃を駆使し、MJFがまたもシングル無敗となる勝利を手にした。試合中に罵倒されたジャングルボーイが、試合後ジュラシックエクスプレスでMJF&ウォードロウと乱闘となる。
翌6.24放送回、ジョン・クルーズを秒殺したブライアン・ケイジ。セコンドのタズが濃厚接触でFYTERFEST不出場となった欠場中のモクスリーを挑発。
翌7.1FYTERFEST DAY1では、MJF&ウォードロウがジャングルボーイ&ルチャサウルスと激突。MJFのダイヤモンドリング攻撃がウォードロウに誤爆してしまい、ルチャサウルスがウォードロウから前週ランバージャック戦の雪辱となる勝利を収めた。
翌7.8FYTERFEST DAY2、ブライアン・ケイジとタズのインタビューにて、タズが十数年前に自ら作成したFTW王座ベルトをケイジに贈呈。AEW非公認のチャンピオンベルトが登場となった。
翌7.15FFTF大会メインイベント、延期の末ようやく行われた王者ジョン・モクスリーと挑戦者ブライアン・ケイジによるAEW世界王座戦。試合はクロスアームバーで強烈な絞め上げを見せたモクスリーがタズに中指を立てて挑発すると、セコンドのタズはたまらずタオル投入しモクスリーが防衛に成功。試合後にFTW王座ベルトを持ち出してモクスリーを攻撃するケイジに対し、場内暗転からダービー・アリンが約3ヶ月ぶりに復帰を果たしてモクスリーを救出した。
翌7.22放送回、グリフ・ギャリソンのダイナマイトデビュー戦を相手したMJFは、途中マウントポジションからグリフに「あなたは無敗です」とマイクを強要する屈辱を浴びせるなどして勝利。
同日、タズとブライアン・ケイジのマイクパフォーマンス中にダービー・アリンが乱入するも、リッキー・スタークスがタズらに加勢してダービーを返り討ちに。有刺鉄線バットを持ち出したモクスリーが救出に入るとタズらは逃げ去った。
翌7.29放送回、「王者モクスリーよりも自分の無敗期間の方が長いゆえに偉大である」と豪語したMJFがオールアウトPPV大会でのAEW世界王座挑戦を表明。
同日メイン、ダービー・アリンとタッグを組んだモクスリーは、ブライアン・ケイジ、リッキー・スタークスと反則なしのトルネードタッグ形式で対戦。試合は鋲を打ち込んだスケートボードをトップロープからスタークスの背中に踏みつけたダービーがピンフォール勝ち。試合後、AEW世界王座ベルトを掲げるモクスリーに対し、ダービーが挑戦表明。
翌8.5放送回メインイベントにてAEW世界王座を賭けて、モクスリーはダービー・アリンと激突。途中、モクスリー敗戦を狙うMJFとウォードロウが乱入してAEW世界王座ベルトで一撃を食らわすもアシストにはならず、最後は粘るダービーをパラダイムシフトで仕止めて防衛成功。試合後は敗れたダービー・アリンの健闘を讃えた。
翌8.12放送回、MJFのマイクパフォーマンス中にモクスリーが乱入し、パラダイムシフトでK.O。
翌8.22放送回、MJFが弁護士を雇い難癖をつけてタイトルマッチでのパラダイムシフト禁止を要求。
翌8.27放送回、モクスリーとMJFの調印式が行われ、MJFが弁護士を通し前週の条件を提示。モクスリーは渋々条件を飲んだかに見せて両者が契約書にサインを終えると、契約書には断ればタイトル戦は無効となるMJFの弁護士とモクスリーの次週一騎打ちが加筆されていた。
9.2PPV直前回、メインイベントにて前週の約束どおりMJFの弁護士マーク・スターリングと対戦したモクスリーは、タイトル戦では禁止となるパラダイムシフトで余裕の勝利。試合後、ウォードロウ、MJFが乱入してモクスリーをダウンさせ、ダイヤモンドリングで血祭りK.OにするとAEW世界王座ベルトを掲げ勝ち誇ってみせた。
・FTR登場でタッグ戦線激化
PPV大会直後の5.27放送回、マット・ハーディとのタッグでジョーイ・ジャネーラ、プライベートパーティーを下したヤングバックスの元へ、試合後にブッチャー&ブレイドが襲いかかると、元WWEタッグ王者ザ・リヴァイバルことFTR(ダックス・ハーウッド&キャッシュ・ウィーラー)がAEW初登場しブッチャー&ブレイドを一蹴。かつてネット上で「世界No.1のタッグチーム」を争ったチームの登場にヤングバックスは歩み寄るがFTRは立ち去ってしまう。
同日、AEW世界タッグチーム王座挑戦権を賭けてジミー・ハヴォック&キップ・セイビアン組がSCU(フランキー・カザリアン&スコーピオ・スカイ)を反則交えて下し挑戦権獲得。
6.3放送回、ジミー・ハヴォック&キップ・セイビアンが挑戦したAEW世界タッグチーム王座戦はケニー&ハングマンが勝利し防衛に成功。
同日、FTRがインタビュー中ブッチャー&ブレイドに襲撃されてしまう。
6.10放送回、AEWデビュー戦で遺恨残るブッチャー&ブレイドとのタッグ戦を制したFTRの元へ、試合後にヤングバックスが登場し「我々世界一のタッグを前々回は救出してくれてありがとう」と皮肉混じりにお礼。キップ・セイビアン、ジミー・ハヴォックが乱入してブッチャー&ブレイドと4人に襲いかかると、ケニー&ハングマンが現れて救出した。
6.17放送回、ダスティン・ローデス、QTマーシャル組とのタッグ王座防衛戦に挑んだ王者組ケニー&ハングマンは、ケニーがQTマーシャルを下し勝利。
同日、キップ・セイビアン、ジミー・ハヴォック組を下したヤングバックスにブッチャー&ブレイドが急襲し、FTRが救出に登場。前週に続き4組が揃うと、ヤングバックスとFTRが共闘しリングを一蹴。
6.24放送回、SCU(カザリアン&ダニエルズ)を下したFTRに対し、試合後にブッチャー&ブレイドがまたも乱入。ハヴォックのスキャンダル謹慎もあってストーリーが変更され、FYTERFESTでのブッチャー&ブレイド、ルチャ・ブラザーズとFTR、ヤングバックスによる決着戦が行われることに。
7.1FYTERFEST DAY-1、ケニー&ハングマンはベストフレンズとのAEW世界タッグチーム王座戦をハングマンのバックショットラリアットで勝利し防衛に成功。試合後、祝福にビールを持って訪れたFTRに対しケニー・オメガが拒否を示すと、慌ててヤングバックスが間に入り事なきを得る。
翌7.8FYTERFEST DAY-2、前週にサンタナ&オルティスを破ったプライベートパーティーがケニー&ハングマンのAEW世界タッグチーム王座に挑戦。最後は合体技でハングマンがアイザイア・キャシディからピンフォールを奪い、連続防衛を果たした。
同日、ヤングバックス、FTRとブッチャー&ブレイド、ルチャ・ブラザーズによる8人タッグマッチが行われ、マット・ジャクソンとダックス・ハーウッドの誤爆を誘ったペンタゴンがフェニックスとの合体技でマットから勝利を奪った。
7.15FFTF大会、ルチャ・ブラザーズとの一戦を制したFTRの元へ、ブッチャー&ブレイドがFTRから盗んだ車のキーを持って登場。FTRを罵倒しているとヤングバックスが現れてスーパーキックで盗まれていたキーを奪い返した。その後ケニー・オメガが祝福にビールを持って現れるが、FTRはビールをケニーの頭にかけてしまう。
7.22放送回、ブッチャー&ブレイドとのエニウェア・フォールマッチに挑んだヤングバックスが勝利。
同日、ダークオーダー"5"を下したハングマンの元へダークオーダー軍団が現れ、ブロディ・リーがハングマンを勧誘。しかし「今はそんなカルト集団に参加できない」とハングマンが断るとダークオーダー軍団が一斉に襲いかかり、FTRが救出に現れる。遅れてきた正パートナーのケニー・オメガが見守る中、ハングマンはFTRからビールを受け取りガッチリと握手を交わす。
7.29放送回、AEWと正式契約を交わしたFTRに対し、ハングマンが歓迎の乾杯に現れる。
同日、イービル・ウノとストゥ・グレイソンのダークオーダーを下したケニー・オメガ&ハングマンの前にブロディ・リーが登場し、敗れたダークオーダーを制裁。怒りの矛先をケニー・オメガに向けると、ダークオーダー軍団で襲いかかろうとしたが、ヤングバックス、FTRが現れてその場を凌ぐ。
8.5放送回、ジ・エリートとFTRがダークオーダー(ブロディ・リー、コルト・カバナ、イービル・ウノ、ストゥ・グレイソン、"5"、"9")と12人タッグで対戦。試合途中FTRがバックステージに下がってしまい数的不利とったジ・エリートに対し、勧誘中のハングマンに狙いを定めたダークオーダーがブロディ・リーの必殺クローズラインでピンフォール勝ちを収める。
8.12放送回、AEW世界タッグチーム王座を賭けて王者ケニー&ハングマンにジュラシックエクスプレスが挑戦。最後は合体技でケニーがジャングルボーイからピンフォールを奪い防衛に成功。
同日、伝説のタッグチームであるロックンロール・エクスプレスをゲストに迎えたトークショーにてFTRが暴行を加えてしまい、ジ・エリートの4人が慌てて救出。
8.22放送回、元フォー・ホースメンのタリー・ブランチャードがFTRのセコンドとして加わることに。
同日、ダスティン、QTマーシャル、ジュラシックエクスプレスに8人タッグ敗れたブッチャー&ブレイドとルチャ・ブラザーズが内輪揉めしていると、エディ・キングストンが現れて2チームをまとめあげる。
8.27放送回、オールアウトPPV大会でのAEW世界タッグ挑戦権を賭けたガントレットマッチがダスティン&QTマーシャル、ヤングバックス、ベストフレンズ、FTRの4チームで争われ、タリー・ブランチャードを味方につけ勢いに乗るFTRが最後ベストフレンズを下して勝ち残り挑戦権を獲得。
同日、先のガントレット戦でハングマンに勝利を妨害されたヤングバックスが、ハングマンにジ・エリート追放を言い渡す。
9.2PPV直前回、ヤングバックス、ジュラシックエクスプレスとSCU、プライベートパーティーが勝者同士オールアウトでの対戦を賭けて激突。最後はBTEトリガーでヤングバックスがマーク・クエンから勝利。PPVでのヤングバックス対ジュラシックエクスプレスが決定される。
同日、ケニー・オメガがインタビューでハングマンの前週の裏切りはFTRのせいだと言及。FTRはタリー・ブランチャードと共に登場し、無実をハングマンに訴える。FTRはタッグベルトを強奪するがハングマンが奪い返し、ケニーに渡そうとするがケニーは距離をとりハングマンは失望してしまう。
・コーディのTNT王座防衛ロード
5.27放送回、コーディがインタビューにてTNT王座タイトル戦を毎週開催することを宣言。
同日メイン、翌週のTNT王座挑戦権を賭けた13人参加バトルロイヤルはMJFとウォードロウを排除したジャングルボーイとオレンジ・キャシディが残り、最後はジャングルボーイが勝ち残り挑戦権を獲得。
6.3放送回メインイベント、ジャングルボーイとのTNT王座戦を闘った王者・コーディは、頭から流血しながらも最後はクロスローズで勝利を奪い初防衛に成功した。
6.10放送回メインイベント、プライベートパーティーのマーク・クエンとのTNT王座戦を勝利したコーディに、ジェイク・ヘイガーが試合後襲撃。マット・ハーディ、プライベートパーティーが救出に入るもインナーサークル勢が登場し大乱闘へ。コーディはヘイガーとFYTERFESTでのタイトル戦決着を要求。
6.17放送回、オープンチャレンジにてTNT王座へ挑戦してきたリッキー・スタークスに対し、必殺クロスローズでコーディが勝利。スタークスは敗れたもののAEWとの契約を手に入れた。
7.1FYTERFEST DAY-1、ジェイク・ヘイガーとのTNT王座防衛戦に挑んだコーディは、相手のサイドスラムを食らいながら体勢を入れ替え3カウントを奪い、辛くも勝利し防衛に成功。
7.15FFTF大会、TNT王座を賭けてサニー・キスと闘った王者コーディが、クロスローズで勝利。
7.22放送回、TNT王座オープンチャレンジにて挑んできたのは、キャリア18年の元CZW王者エディ・キングストン。ノーDQマッチにて行われた試合は、キングストンが途中膝を怪我するアクシデントに見舞われながらも好試合となり、画鋲の散らばるリング上で足四の字固めを決めたコーディに軍配。この試合がファンの間で話題となり、後にエディ・キングストンはAEWと契約を結ぶことに成功した。
7.29放送回、今週もオープンチャレンジにてTNT王座をウォーホースと争ったコーディは、足四の字固めでタップアウト勝ちを収める。試合後、ダークオーダーのアレックス・レイノルズ、ジョン・シルバーがコーディを襲いに来るが、コーディの友人でもある元WWEザック・ライダーことマット・カルドナがAEW初登場を果たし、アーン・アンダーソンと共に牽制。
8.5放送回、ダークオーダー(ジョン・シルバー&アレックス・レイノルズ)を相手にコーディがAEWデビュー戦となるマット・カルドナとのタッグで対戦し勝利。試合後、SCUのスコーピオ・スカイがTNTタイトルへ挑戦表明。
8.12放送回、元WWEの名レフリーであるマイク・キオーダがAEW初レフェリングとなったスコーピオ・スカイとコーディによるTNT王座を賭けた一戦。一度は返されたクロスローズで勝利したコーディに対し、試合後モニタからVTRでブロディ・リーがタイトル挑戦を表明。
8.22放送回メインイベント、TNT王座を賭けてコーディとブロディ・リーが激突。数週間蓄積された肋骨の負傷が尾を引いて、ほとんど成すすべなくディスカス・クローズラインによって初代王者は敗れ、ブロディ・リーが新王者へと君臨。ダークオーダーは試合後も担架で運ばれるコーディに襲いかかり、ブロディ・リーはチープなTNT初代チャンピオンベルトをコーディの頭に振りかざし粉々に破壊してしまう。
8.27放送回、前週のベルト戴冠祝勝会がダークオーダーにより行われるが、途中ダスティン、QTマーシャル、スコーピオ・スカイが乱入。次々と返り討ちにあうが最後はマット・カルドナが登場し、救出を図った。
・インナーサークルとベストフレンズらの抗争
5.27放送回メイン終了後、ヴィッキー・ゲレロの紹介でリングに現れたインナーサークル。クリス・ジェリコはPPV大会に出演したマイク・タイソンを呼び込み、かつての暴行への謝罪を要求。リング上で大乱闘となる。
6.3放送回、コルト・カバナを下したクリス・ジェリコがマイク・タイソンとの対戦を熱望し呼び込むも、そこに登場してきたのはオレンジ・キャシディ。ジェリコ、ヘイガーを挑発するとベストフレンズと共にリングを去っていく。
6.10放送回、オレンジ・キャシディ、ベストフレンズvsインナーサークル(ジェイク・ヘイガー、サンタナ&オルティス)による6人タッグ戦は、オレンジ・キャシディがオルティスから勝利するも試合後、放送席から飛び出してきたジェリコがインナーサークル勢とオレンジ・キャシディをリンチ刑に。
6.17放送回メイン、タッグチームランキング1位のベストフレンズにジェリコ&ゲバラが挑んだAEW世界タッグチーム王座挑戦者決定戦。試合はゲバラがカメラマンに足を掴まれるアクシデントもあり、ベストフレンズが勝利。FYTERFESTでのタイトルマッチが決定する。試合後、ベストフレンズをアシストしたカメラマンがオレンジ・キャシディであったことが判明。キャシディはジェリコをスーパーマンパンチでK.Oしてみせた。
6.24放送回メイン終了後、クリス・ジェリコとオレンジ・キャシディによるトークバトルが行われ、最後は場外乱闘の末にキャシディがジェリコをテーブル葬。
7.8FYTERFEST DAY-2、メインイベントにてついに一騎打ちで相まみえたクリス・ジェリコとオレンジ・キャシディ。激闘は終盤、インナーサークル勢にオレンジジュースを浴びせられたキャシディの足が止まり、ジューダス・エフェクトでジェリコが勝利。2020年のFYTERFESTを締めくくった。
7.15FFTF大会、インナーサークルがオレンジジュースを持ち込み前週の祝勝会をリング上で開いていると、オレンジ・キャシディが登場。ジェリコが「再戦はない」と断りを入れるも、キャシディの合図で天井から1ガロンのオレンジジュースが降り注ぎ、インナーサークルはジュースまみれに。
7.22放送回メインにてジュラシックエクスプレス(ジャングルボーイ&ルチャサウルス)とタッグマッチで対戦したジェリコ&ヘイガー。試合はユニットメンバーではないセルペンティコが介入し、気を取られたルチャサウルスにバット攻撃からコードブレイカーを決めたジェリコが3カウントを奪い勝利。セコンドにいたサンタナ&オルティス含め、試合後もジュラシックエクスプレスを攻撃するインナーサークル勢。セルペンティコがスターダストプレスを決めてマスクを取ると、正体は謹慎処分から電撃復帰したサミー・ゲバラ。なおも続く暴行に対し、オレンジ・キャシディ&ベストフレンズが救出に現れてインナーサークルを追い出した。
7.29放送回、前週の流れを組んでインナーサークルとジュラシックエクスプレス、オレンジ・キャシディ、ベストフレンズが10人タッグマッチで激突。試合途中マット・ハーディが乱入してサミー・ゲバラの邪魔をすると、その隙をついてルチャサウルスがゲバラから勝利を奪う。
8.5放送回、マット・ハーディがリング上で今後プライベートパーティーへの支援、サミー・ゲバラへの対戦を要求。ゲバラが乱入してマットを急襲。
同日、タッグマッチでベストフレンズに敗れたサンタナ&オルティスがベストフレンズの所有車を破壊。
同日、元WCWやWWEで悪徳GMとして活躍したエリック・ビショフを司会に迎えてクリス・ジェリコとオレンジ・キャシディによるディベート対決が開催。結果キャシディに軍配が下されると、ジェリコはヘイガーと共にキャシディを討論ではなく暴力で制してしまう。
8.12放送回メインイベントで、クリス・ジェリコが前月のジュースまみれによるスーツ代7,000ドル弁償を賭けたオレンジ・キャシディとの一騎打ちが行われ、ヘイガーの乱入を耐えたキャシディがジューダス・エフェクトを躱して逆さ押さえ込みで勝利。大きな勝利を手にし、7,000ドル弁償を免れた。
8.22放送回、オレンジ・キャシディのインタビュー中に乱入してきたクリス・ジェリコが最終決着戦としてミモザメイヘムマッチ(ピンフォール、ギブアップの他、両リングサイドに置かれた円形オレンジジュースプールに相手を落とせば勝利)を提案。キャシディも了承すると、インナーサークルとベストフレンズで乱闘となり最後はインナーサークルがキャシディを逆さ吊り刑。
8.27放送回メインイベントで、マット・ハーディとサミー・ゲバラがテーブルマッチにて一騎打ち。試合はゲバラのトップロープからのダイブでマット・ハーディを下し勝利。試合後は放送席にいたクリス・ジェリコにオレンジ・キャシディが襲いかかり暴行を加えた。
9.2PPV直前回、オレンジ・キャシディが見守る中でジョーイ・ジャネーラとシングル戦を行ったクリス・ジェリコは、オレンジ・キャシディの顔がプリントされたTシャツを着こんで挑発。試合に勝利後なおもジャネーラを血祭りにあげた上でTシャツで拭い去りさらに挑発すると、ついに乱入してきたキャシディと乱闘を繰り広げた。
同日、サミー・ゲバラがPPV大会でマット・ハーディとブロークンルールによる一騎打ちを宣言。マットに勝利しAEW追放を予告。
2020.09.05 ALL OUT 開催
再びフロリダ州ジャクソンビルにて開催となった2020年のALL OUT。3.18ダイナマイト放送回から続いた無観客開催に規制緩和があり、今大会で会場収容人数の15%ながらようやく観客を入れたPPV大会となった。
第4試合、ヤングバックスとジュラシックエクスプレスによるタッグマッチは、ジュラシックエクスプレスが健闘するもBTEトリガーでヤングバックスが勝利。
第5試合ではAEW世界王座次期挑戦者を決める21人参加カジノバトルロイヤルが行われ、最後のジョーカーとして元WWEエヴァン・ボーンことマット・サイダルがAEWデビューを飾る。最終的にエディ・キングストンとランス・アーチャーが残り、ブッチャー&ブレイド、ジェイク・ロバーツと両者セコンドが手を貸すなかランス・アーチャーが勝利し、次期挑戦権を獲得した。
第6試合ではブロークンルール(エニウェアルールでのラストマンスタンディング戦)にてマット・ハーディとサミー・ゲバラが遺恨決着戦。隣接スタジアムからスタートした試合は、途中ゲバラのテーブル葬でハーディがコンクリートに頭を打ち失神するアクシデントがありルールがあやふやに見えてしまうものの、最後は意識を取り戻したハーディがゲバラを高所から突き落とし10カウント勝利を奪った。
第8試合でマット・カルドナ、スコーピオ・スカイ、ダスティン・ローデス、QTマーシャルとダークオーダー(ブロディ・リー、コルト・カバナ、イービル・ウノ、ストゥ・グレイソン)が8人タッグで当たり、コーディの敵討ちに燃えるダスティンが丸め込みでコルト・カバナから3カウントを奪い勝利。試合後はブロディ・リーがコルト・カバナに詰め寄りブチギレる。
第9試合、AEW世界タッグチーム王座を巡り王者ケニー・オメガ&ハングマン・ペイジとFTR(ダックス・ハーウッド&キャッシュ・ウィーラー)が激突。試合は終盤、ケニーのVトリガー誤爆を誘導したFTRが合体技マインドブレイカーを連発しハングマンからピンフォールを奪い、新王者が誕生。敗れたケニーはハングマンの不甲斐なさにイラつきを顕にし、ダウンするハングマンを置き去りにバックステージへと消えていった。
第10試合、ミモザメイヘムマッチにて行われたクリス・ジェリコとオレンジ・キャシディの決着戦は、最後トップロープ上のジェリコにオレンジパンチ2発ブチ込んでミモザで満たされたプールに突き落としたキャシディが勝利。ジェリコはミモザまみれのまま逃亡してしまう。
メインイベント、必殺パラダイムシフト禁止ルールで行われたジョン・モクスリーとMJFによるAEW世界王座戦。途中MJFの挑発に我を忘れてパラダイムシフトを繰り出そうとして警告を受けたモクスリー、終盤コーディの必殺技クロスローズを炸裂させてMJFをダウンさせるとレフリーがウォードロウの抗議を受けている背後でパラダイムシフトを決めて3カウントを奪い、またも2020年のPPV大会メインを勝利で締め括った。
▼wikipedia(英語)
2020→2021に続く