【映像で「テロップ」が持つ役割】放送部 映像制作BasicTips #05
みなさん、こんにちは!なかちゃん です!
前回の「映像制作BasicTips」は「アフレコの考え方」と「ベースノイズ」というお話を2回(#03・#04)に渡ってしておりました!
今回からは新しいテーマに入っていこうと思います!
今回はなんと3部作です!(もちろん短くする努力はしました…)いつもよりちょっと長くなりますが、もし興味があれば読んでみていただけると嬉しいです…!
では、早速今回の内容に入っていきたいと思います!
1.今回のテーマ
今回のテーマは「映像で『テロップ』が持つ役割」です。
そもそも「テロップ」というものがどういうものかは…テレビ番組とかでもよく話に出てきたりしますし、ある程度は知っていますかね。簡単に言うなら、映像に加える文字情報のことです。
もちろん、放送部で映像作品を作る皆さんにも縁のあるものだと思います。特に、ドキュメント作品とかね。
そこで、この#05〜#07では、主にこのテロップを扱う時に気にしてもらいたいポイントについてお伝えしていこうと思っております。
2.「テロップ」の役割
では、テロップを作る時に気にしてほしい点をお話する前に、大前提として、テロップに対する考え方みたいなものをお話しようと思います。
テロップって、簡単に言ってしまえば「文字」ですよね。これって、映像作品の中では、ものすごく存在感が大きいツールなんです。
だって、映像は止めない限り常に動いてしまう。音声は聞いていなければ聞こえないし、目に見えるものでもない。でもテロップは、ある程度の時間、目に見える形で映像に残り、文字で情報を与え続けるわけです。
つまり、テロップ単体でも、やろうと思えば伝えたいことは全部伝えられるし、映像なんかなくても作品を成立させることだってできるわけです。だけど、実際の映像作品では、そういったことはほとんどしません。
なぜなら映像作品は、登場する人や物が、実際に話す姿や見せる動きを伝えることに一番の意味を持っているからです。
テロップは「文字情報」というとても大きな存在感を持ったツールではあるけれど、持っている役割としては『映像をフォローする』に過ぎないのです。
3.「テロップ」を扱う上での考え方
テロップが「映像をフォローするもの」ということを踏まえると、こんなことが考えられます。
・テロップは必要最小限の情報で
・テロップが映像の邪魔をしないように
・テロップを出す以上は読めるようにする
これらの考え方は、次回以降のコラムで扱うお話の根底にある考え方になるので、なんとなく気にしてみてくださいね。
ということで今回はここまでにしたいと思います。ここまで読んでいただいてありがとうございました!
どうしても「考え方」みたいなお話だったので、イメージしにくい部分が多かったと思いますが、次回からは実践的なお話をします!
写真を使いながらできるだけわかるように説明したいと思いますので、興味があればご覧くださいね!
ご質問、ご感想などありましたら、記事のコメントやオンライン放送室のTwitter、個人のTwitterにお寄せいただければ!(過去の記事についてでも大丈夫ですよ)質問には頑張ってお返しします…!
では、またお会いしましょう〜!
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