LOL: Last One Laughing Deutschland | Staffel 4
アマゾンプライムビデオのオリジナルシリーズの中でも人気があるとも特に思えないドイツ版LOLシリーズ、1−3まで全部一応観るには観たけど、「永遠に習得出来ないドイツ語学習者」として観ていただけで、正直笑いの文化の違いの壁にもろ直撃し、ネタも子供っぽいものばかりでしかも他力本願な部分も多く、どこが面白いのかよくわからない印象だけが色濃く残っていて、今回、新シーズン追加を知っても観なくて良いかな?と思いつつ、とりあえず最初だけ…と軽い気分で再生ボタンを押したのだけど、参加者の紹介で椅子から転げ落ちるかと言う程超びっくり!!!こんなドイツの面白いのか面白く無いのか判らない(すみません)バラエティに超国際派ドイツ人気俳優モーリッツ・ブライプトロイが参加ですと!!??「ラン・ローラ・ラン」以来20年以上のファンだけど、演技していない彼を見るのはほぼ初めてなので大興奮。と、同時に、コメディなんて大丈夫なの??と心配になってしまい、案の定、他の参加者がスーツケース引っ張って登場するところ、一人だけ手ぶら、完全にどう見ても部屋着で登場し、場違い感が凄まじく、本人も始まってすぐ 「何かの実験みたいだ...」と呟き怯えた様子。あああ本当に大丈夫だろうか...大体持ちネタなんて無いだろうのにどうするのだろう...と心配になったけれど、ゴング鳴らして意味不明な森の動物のお話を始め出したりして、天性としか思えない不思議過ぎるキャラ爆発!!キュートさ炸裂!!!
ソファに座って無邪気に笑い転げたり隣の人と談笑するモーリッツは、演技派俳優の近寄りがたいオーラなど最早一切無く、普通の気さくな兄ちゃんと言った感じで好感度更にアップ。こんなに長い間出演映画を観てきたけど、素のモーリッツって実はこんな人だったんだ!と判ってニヤニヤしまくり。
しかし驚きと感動はモーリッツで終わることは無く、更にはエグすぎる世界のお笑い界の最重鎮まで登場、なんでこんなドイツの面白いのか面白く無いのか判らないバラエティに出演してくるのか?しかもドイツ語で!もうこれは何もかもが有り得ず可笑しすぎるじゃないか!
当然出演者もびっくりしすぎていて、全員「目が点になる」をここまで実写で体現しているのは初めて見たかもしれないと言った表情。私も暫く本人とは信じられずドイツ在住のそっくりさんを疑ったけど、声も顔もあまりに本人過ぎたので矢張り多分本人だったんだ(←まだ疑っている)と思います。
絶妙のタイミングでところどころお邪魔するジェニーとメルのデュエット(♪シャシャッシャッ、シュシュッシュッ♪)から〜〜のアルバムコマーシャルのかぶせ〜〜そしてまさかのウェスタン!!!(♪ウォンチュ〜メ〜リ〜ミ〜〜♪(ヒ〜〜ハ!))が衝撃的に素晴らしく、常連参加者の一人であるクルトさんもインタビューで言ってたけど、わしも思わず本当に二人のアルバ厶あったら買う買う!!となりました。
また、ジェイミー・オラファーの吹替料理番組他今回シーズンは私でも理解可能な面白ネタもてんこ盛りで、4でこんななってしまって(次があるとしたら)5以降大丈夫なのか?と思わず変な心配をするほどに最初から最後まで抜かりなく全力でヤバい。
至福の時間を堪能しました。
LOL: Last One Laughing Deutschland | Staffel 4 ★★★★★
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