マグロとアイドルと勝利と～マイナビ仙台レディースvsノジマステラ神奈川相模原
WEリーグも12/1で2024年の試合でいったん中断に入ることになる。
ユアテックスタジアム仙台は12月半ばから来年にかけて芝の張替え工事で使用できなくなるという。それに伴いベガルタやマイナビ仙台レディースの試合は宮城スタジアムで開催されるらしい。
宮城スタジアムはワールドカップの時に一度行ったが、スタジアム最寄りの利府まで行ってバスで向かうのは正直めんどい。
今期のマイナビ仙台レディースのホームゲームを見に行くには11/23がちょうどいいと思い、そろそろ遠出もしてみようという事で行くのを決めた。
12月のJリーグ最終節の札幌遠征の予行も兼ねて行ってみた。
ユアスタへ
過去2回はひたちでのんびり仙台へ行っていたが、13時キックオフなので今回は新幹線で行くことにした。朝早めの上野発仙台行きのはやぶさを予約した。
後に仙台LのHPで調べていたらイベント盛り放題。その中でもマグロ解体ショー＆先着200人に振る舞いとはかなり惹かれる。
🔵2024-25 ＳＯＭＰＯ WEリーグ 10 #N相模原🟢
— マイナビ仙台レディース (@mynavisendai) November 19, 2024
年内ラストホームゲームもイベント盛りだくさん🙌
✅「IDOL☆FESTIVAL」開催🪩
✅先着2⃣0⃣0⃣名さまにマグロ振る舞い🍣
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11/23当日に上野まで順調に進み地価の新幹線ホームではやぶさを待つ、が・・・来ない。
電光掲示板の案内には東北新幹線はまだ定刻の表示だが北陸新幹線が「おくれ約55分」と大幅に遅れが出ていた。夜間作業で作業者が止まったらしく遅れがあり上越・北陸新幹線に遅れが出てしまい、その影響で東北新幹線も遅れているようだ。遅れがあったとはいえ安全運転の為夜な夜な作業されている方々には頭が上がらない。
しかし、これではマグロに間に合わない。マグロ・・・こんな事を書いていると自分はマグロ大好きのマグロバカのように思われそうだが、そんなことはないつもりだ。ただ年間10食以上マグロを食している身としては気にならざるを得ない企画ではある。焦っても仕方ないが気にはなる。
予定の時間から20分遅れて上野に到着。そこから巻き返して15分遅れで仙台に到着。
反対のホームにはディズニーラッピングの新幹線が停車。写真を撮っている人もちらほらいるようだ。
改札を出て少し迷いつつ地下鉄南北線ののホームに到着。幸いにもちょうど泉中央行きが来たところだった。
泉中央に着く直前でユアスタが車内から見えるのはテンションが上がっていい。
駅内ではポスターが掲示されている。
ペデストリアンデッキから見るスタジアムもいい。足が問題なければ走り出したいくらいだ。
なんだかんだで予定より遅れてユアスタに到着。とにかく無事に着いてよかった。
イベントにて
入口辺りではキッチンカーが両端に、その先に宮城県警のパトカーが展示されている。その向かいには板さんたちがいるテントがあり、マグロは既に捌き終わっていたようだ。
グッズ売り場横のインフォメーションに聞いてみたら整理券は配り終えたとの事。賑わいから見たら、もっと早く到着しないと無理だったのかもしれない。
入場時にスポンサーのアイリスオーヤマの炭酸水とハリセンを受け取った。
チケットはSゾーン指定を購入していた。最前列ではいろいろ見切れそうなので前方中段の席にした。
ちょっとパトカーを見てみたらマイビィがいたので近くまで行ってみた。
パトカーの乗車体験ができるとの事で、逮捕された時に乗る後部座席中央の席を体験してみた。
普通に真面目に生きていればまず乗ることはないと思うので貴重な経験ができた。真ん中の席に乗るようなことがないよう気を付けて生きていきたい。
※罪状等はフィクションです
入り口と反対側、奥の方では人だかりができていた。賑やかな集まりの中でアイドルフェスタが開催されていた。
自分がちらりと見たときは「まちあわせまつりっこガールズ」の出番が終わるところだった。この子たちは秋田小町の集まりらしい。
次に青森の3人組「ライスボール」が登場。曲もなかなかキャッチーな感じでよかった。ファンは稲穂型のペンライトっぽいグッズを持っていてグループ名にちなんでいるというのも面白い。
微妙になまってるところは青森だけに王林さんを思い出させる。
次は仙台Lではお馴染みの「Tan.San.Sui.」。彼女たちはこのステージ上のパフォーマンス後にもピッチ上でもパフォーマンスを披露することになる。
そしてゴール裏でも活躍。
グッズ売店では今シーズンのアクリルスタンド2個とガチャを回してみた。
11:45から吉岡選手と太田選手がファンサに登場。お二方にはサインをいただいた。
太田選手にはステッカー、そして後で回したガチャで太田選手が出たので小さいけど一筆入れていただいた。
今回のファンサのお二人にも今後の活躍を期待したい。
ユアスタ内
入場口に入ってすぐのところにバッジ手作りブースあり。
ユアスタ内では選手パネルがホームゴール裏からSゾーン席まで設置されている。シーズン終了後にはサインを入れてオークションに出すのかもしれない。
選手紹介のパネルも掲示されていた。もう少し目立つところにあるといいなと思う。
ユアスタといえば2002年のワールドカップでのイタリア代表のキャンプ地。記念品の展示もある。
メインスタンドの中央の方までは行ってないので、もしかしたらまだ何かあったかもしれない。
試合前にはTan.San.Sui.がピッチ上でパフォーマンスを披露。この後はゴール裏に移動しコアサポとして活躍。
選手入場前からポインコ兄弟がウロウロ。彼らもある意味アイドルと言えないことはない。
今回のスタグル
スタジアムの敷地の入り口に並んでいたキッチンカーの中から千葉商事さんの佐世保バーガーを購入。1000円を超えるスタグルが増えてきた中でお手頃な価格で中のハンバーグがしっかり旨いのがうれしい。トマトも入ってるのが好きなので、しっかり入っていたのはありがたい。
デザートとしてフェーブキッチンさんのワッフルを購入。程よい固さと甘さでしつこくない。コーヒーのお供にもいい。
試合開始
仙台Lは真穂さんこと廣澤選手がスタメン復帰。これまでベンチ入りしていたが、ついにスタメンに帰ってきた。プレイヤーズタオルを持ってきてよかった。
アカデミー時代を相模原で過ごしただけに、復帰にかける思いも強かったかと思う。
相模原は浜田選手が欠場で笹井シスターズが共にベンチ。
試合序盤は相模原ペースで押し込まれる。サイドを起点に前線へ攻め込む。長短のパスを組み合わせて攻略。
浦女戦で見たとき同様に大竹選手はポストのみならずチャンスにはシュートを打ってくる。榊原選手も要所要所に顔を出してくる。
相模原のDF陣はラインも高めで仙台Lは結構オフサイドにかかってた。
30分頃に仙台Lの守備の判断ミスからのピンチもシュートを外して事なきを得る。
その数分後には仙台Lの中島選手の枠を捉えたミドルシュートぐらいか。このシュートは相模原GKの池尻選手がファインセーブ。若い選手の多い仙台Lにとって中島選手の存在は大きいだろう。
大西選手も劣勢の中で奮闘。仙台L入団も決まってさらに期待が高まる選手だ。
前半は共に守備が踏ん張り0-0で折り返し。前半のシュート数でも2‐7と相模原が圧し気味だったのが分かる。
ハーフタイムにはLIIiENのミニライブ。アイドルフェスタの真打登場といったところか。
LIIiENは元「ラストアイドル」の3人で今年結成されたとの事。「ラストアイドル」がよく知らないのだが洗練されているのは分かった。
後半は見違えたように仙台Lの動きが良くなる。前半はオフサイドにかかってた真穂さんが後半ではポストプレーや相手DFを引きつける囮として効果を発揮。空いたスペースを大西選手や遠藤選手が突く動きが目立ってきた。
後半の半ばに石坂選手がペナルティエリアで相手をかわしてGKと1対1に。GKを引き付けて後方の大西選手へのパスからゴール。そのままシュートを打つかと思ったが、視野の広さと正確なパスは本当にお見事だった。しっかり決めた大西選手については言うまでもない。
そこから5分足らずで仙台Lが追加点。遠藤選手がサイドに散らし、受けた中嶋選手が左サイドをえぐり中央へラストパス。そこから石坂選手がしっかり決めた。先制点と似たような流れだ。
これで石坂選手は1ゴール1アシスト。大車輪の活躍だが、周りを活かし活かされで活躍ができている。仙台Lの復調ののろしが上がってきた感じだ。
しかし2失点後からしばらくして相模原も反撃。失点後に笹井シスターズ姉(一)を、更に妹(優)も投入。
相模原の攻勢が続く中、終盤に得たCKを笹井(優)選手が蹴り大竹選手が逸らし笹井(一)選手がゴール。妹のCKから最終的に姉が決めるという感慨深い光景となった。
失点後に仙台Lは長船選手を投入。長船選手というと浦女のホーム試合でフレンディアシートでのお出迎えの選手だった。浦女のラストゲームでもゴールを決めた仕事人。流れは相模原にある中、ここでのタスクは明らかに1点差を守り切る事。
ATではアノンこと津田選手を廣澤選手に替え投入。できればもっと長く見てみたい選手だ。
ATをしのぎ切り仙台Lが勝利。リーグ2勝目を挙げた。
この試合では両GKの好守で引き締まったが、仙台LのGK齊藤選手のファインセーブがチームを救ったといっても過言ではないかと。
真穂さんがスタメンに戻り仙台Lに欠けていたピースが揃ってきた。あとは高平選手の復帰にかかってると思う。
試合後
試合終了後は両チームとも挨拶。
仙台Lも相模原もゴール裏では互いにエールを送り合う。どちらのゴール裏も試合後は対戦相手のコールを行うのだがノーサイド感があっていい。
仙台Lは勝利のラインダンスでマイビィがいじられる光景も目の当たりにして和んだ。
勝利のラインダンス。
— 鰤z-R (@britz35858093) November 23, 2024
マイビィ、イジられてる😂#マイナビ仙台レディース pic.twitter.com/LmM3bGt4Df
マグロはなかったけどいろいろと満足感が高かった。アイドルに関して知らないことばかりだけど、地元を盛り上げようと頑張ってたりついていくファンの熱量を垣間見た気がする。
入場者数も1507人となかなか入った。このまま勝ち続けていけば2000人を超えるかもしれない。
そういえば「サンキュー」はなかった.。サンキューアンバサダーは更新しなかったのだろうか。
日帰りで再び新幹線。試合終了時間から少し時間に余裕を持たせたつもりだったが、移動や買い物とかであっという間に乗車時間。
三陸のサバが入った味噌おにぎりを購入して新幹線で帰宅。ちょっと値が張るけどうまかった。
今回の仙台遠征もイベント盛りだくさん、戦利品もたくさんと楽しかった。帰宅後はクタクタだけど充実感あり。
過去3回のユアスタ観戦では仙台Lが3勝とホームチームの盛り上がりを体験出来た。次に行く時は廣澤選手のゴールを期待したい。
ただ東京開催3戦3敗というのはまた別の話。
