見出し画像

クラシエカップ決勝・国立決戦〜サンフレッチェ広島レジーナvsINAC神戸レオネッサ

この間まで入院してたかと思ったら、早くも年明けで2025年となった。全てがあっという間だ。
ということで遅くなったけど謹賀新年。

昨年末は寒さで手足が固まってしまい転び、肩近くの腕の骨を折るという目に遭ってしまい気分は下々・・・
そんな中で最後のサッカー観戦はクラシエカップ決勝と決めていた。骨折前からチケットを確保していたのだが、まさかこんなことになるとは思わなかった。


いざ国立

とりあえず腕を固定してダウンコートを羽織り今年最初で最後の国立へ行くことにした。
千駄ヶ谷で下車し国立競技場へ向かう。
途中の東京体育館ではバスケの大会があるようで、かなり賑わっていた。スポンサーと思しきカップヌードルのオブジェなど。

カップヌードルをひっくり返したようなクリスマスツリー

入場と思しき列もかなり伸びていた。バスケ人気すごいなぁ。
バスケファンの間を抜けて国立競技場に到着。
東京体育館までではなかったけど、既に行列が出来ていた。時間は10時40分頃で開場20分前。
行列近くにフレッチェ発見!

広島Rサポーターの列近くにフレッチェ

他にもI神戸のマスコットのらいむちゃん、WEリーグのマスコットのウィーナが徘徊していた。写真撮影にも対応。

ウィーナ参上
らいむちゃん見参

国立入場

今回のチケットはJリーグチケットにてQRコードでメインスタンドの席を購入。メイン以外は無料とのことだが、あえてメインスタンドにしてみた。
念の為QRコードの画面はスクリーンショットで撮っておき、その画面で入場。
しかしメインスタンドでエリア入場時にはこともあろうにスマホが再起動を始めてしまい、しばらくの間身動きが取れない事態に。アナログの強さを体感した。
何とかスマホを立ち上げて席を確保。幸い通路側の席を確保できた。
国立競技場の席は横に移動するには狭すぎて手足の不自由な状態では移動が困難。となると通路脇の席がいい。椅子も蝶板の箇所がお尻に当たり痛いので改善が必要だろう。

ぐるりと1Fコンコースを回ってグッズ売り場へ。まずはI神戸側へ。
こたらはレジが1カ所のみで商品やクジを受け付ける係員1人と会計が1人で、行列に対して捌ききれてなかった。買う人が会計のところで質問とかで止まってしまうと列も流れず。人手が足りないのだろうが、グッズを売るチャンスが失うのは痛い。
ここではプレイヤーズネームタオルマフラーを購入。2番の守屋選手か10番の成宮選手にしようかと検討していたら2番は売り切れていたようなので必然的に10番になった。

購入までかなりかかった…

20分以上かかりやっと購入。
その後は広島Rのグッズ売り場に並ぶ。

売り場横にはサンフレッチェの大旗

こちらも行列はかなりあったが、レジが4カ所あり人出も多いので、流れはスムーズだった。上部のモニターに商品の案内が表示されており、何を買っていくら用意すればいいか分かる。
昨シーズンも決勝時に広島Rの出店で人だかりができていたので、既にノウハウがある程度出来ていたのかも知れない。

人手は広島Rが多かった

ここでは2番の近賀選手の背番号タオルマフラーを購入。DFの選手のタオマフを購入したのは初めてだ。
残念ながら並んでいる間にトークショーが始まってしまった。席に戻った時にはトークショーもほとんど終わってた・・・

席に着いた時はサメちゃんはいなかった…

今回のスタグル

今回は右手が使えないので、片手で食べられるものを選択。場外のキッチンカーからFUNKY'Sさんでホットドッグを購入。
チーズとソーセージの相性はヨシ。ソーセージのパキッという食感もヨシ。

パンがしっかりしてる

試合開始

立ち上がりはI神戸が圧し気味に進める。チャンスを作るも決めきれず、流れは広島Rに傾いていく。
I神戸はなかなか激しい当たりで見応えはあるがファール、更にはケガをさせないか心配になる時もある。
前半の中盤に差し掛かる頃に立花選手が痛み小川選手に交代。広島Rにとっては計算外の事態にしても小川選手なら問題ないだろうと思った。

前半30分過ぎに細かいパスを繋いで上野選手が決めて先制。狭いパスコースをきれいに通して生まれた見事なゴールだった。

先制点

1-0で前半終了。I神戸はチャンスがあったがGKの木稲選手のファインセーブなどでしのぎ切った。

ハーフタイムは岩渕さんと海堀さんの前半の論評と後半の展望のトーク。

後半はI神戸が更に圧を高めて攻勢に出た。広島Rは守備の枚数を増やしたりして対応。
実際に広島Rのボールホルダーの相手やセットプレーの対応と集中がすばらしかった。特にCBの左山選手と市瀬選手は簡単にやられることはなく、シュートやクロスを出されても木稲選手がしっかり抑える。

1対1の対応も集中して対応

後半半ばでI神戸は愛川選手から高瀬選手に交代。愛川選手はよくボールに絡んで行ったけどゴールには至らず。しかし時間もまだ残っているところで疲れのない高瀬選手というのは相手からしたら怖いと思う。
それでもゴールを割れないI神戸は終盤にサンプソン選手を前線に投入してパワープレーに出た。交代するやいなや前線へと走り出す。

攻撃モード

ATでは広島Rが鹿島りだす。近くの席の親子も「鹿島る」ということを言っていたので一般化したのではないだろうか。
CKではI神戸のGK大熊選手も攻撃参加。しかし木稲選手がキャッチ。

最後のピンチもしっかり抑える

後半のI神戸の怒涛の攻めをしのいで広島Rが連覇。広島Rはかなり戦い方が整理されているように見える。
1点差の手に汗握る試合展開だった。

試合後にて

21524人も入り昨シーズンより倍以上の観客が入った。1万人を無料席としたようだが、そうだとすると11000以上は有料席ということになる。これはすごい。
個人的にはなかなか面白かったが、初めて見た人達にとってどう見えただろうか?

WEリーグでの入場者の最多記録らしい

MVPは決勝点を決めた上野選手。個人的には多くのピンチを防ぎハイボールもしっかり処理した木稲選手に挙げたい。クリーンシートは見事だった。

堂々たる守備だった

I神戸は惜しくも準優勝。まだ獲得していないタイトルだ。

賞金500万円ゲット

広島Rは連覇を果たした。選手を育てつつ戦術も煮詰めることが出来てきたようだ。
後半戦は注目の的になると同時に他クラブにマークされるのではないだろうか。

1000万円ゲット

トロフィーリフトでは森脇芸を披露。これからタイトルを獲っていけば洗練されていくだろう。

観客も多く盛り上がったけど、試合前のワクワク感は昨シーズンの方が大きかった気がする。それはWEリーグ開幕前であり他クラブのブースに選手も盛り上げに参加されていたのが大きかったと思う。子供対象のイベントはあっても多くの一般の人が楽しめるイベントはあまりなかった。

今回の戦利品は特別パッケージの甘栗むいちゃいましたとタオルマフラー。甘栗に当たりが付いていたら景品をいただけたようだけど、見事にハズレた・・・
タオルマフラーについては神戸と広島となかなか遠くて行けないところだけに一挙にゲット。これでタオルマフラー未入手のクラブはあと3クラブになった。

タオルマフラーの生地が違うのが興味深い

年末だけどなのか年末だからなのか、帰りは比較的空いていてゆったり帰ることが出来た。
心残りはサメちゃんのトークショーを見ることができなかった事と腕が上がらない為にカメラを上手く使えなかった事か。

体調的、金銭的に可能ならまた長野や新潟、大阪に行ってみたい。その為にも今年は健康にサッカーが観戦できる年であってほしい。

いいなと思ったら応援しよう!