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再会のピッチ〜大宮アルディージャVENTUSvsAC長野パルセイロレディース

日曜日は西が丘、その翌日はナクスタで連日の観戦。ナクスタは水曜日に来たばかりだ。
しかもカップ戦でも対戦したばかりのAC長野パルセイロレディースが相手。その対戦時の長野Lの元大宮Vの選手は真帆さんこと村上真帆選手の途中交代のみだったが、今回は誰が出場するだろうか?


ナクスタにて

いつものように東武野田線で大宮公園で下車。一度も「アーバンパークライン」と呼んだことなかった。
昼前ということもあり駅近くのラーメン屋はかなりの行列ができていた。
ナクスタでも休日のリーグ戦ということもあり割と行列ができていた。すぐに開場となりアルディとミーヤがお出迎え。前の週は雨のせいかゲート前にはいなかった。この日は二人(二匹?)とも揃って入り口で観客を出迎えていた。
入場時にスポンサーのフォーラム8のうちわと選手カードを配布していた。受け取ったカードは井上選手。
裏面に5種のパラメーター(5段階評価)がレーダーチャートで表示されていた。数字が極端で笑った。いくらなんでもこれは・・・と、この時は思った。

いくらなんでもテクニックが1って…

今回はゴール裏2階で席を確保。2階席はピッチが遠くなるけどピッチを広く俯瞰で見られる。

2階席はかなり高い

グッズ売り場でちょっとガチャを回してみた。カプセルからNo.13が見えた。珍しく仲田選手が出た。
マッチデーボンフィンは今回はいいかなと思ったけど、気付いたら購入していた。背番号は20で甲斐選手。

仲田選手が出るのはレアらしい

今回の質問のお題はスポーツの日にちなんでサッカー以外で好きなスポーツ。ベレーザの時と似た質問だけど、こちらはバスケとバレーが多い。クボマリの答えがまた個性的。宗形選手はちょっと反則気味。

背番号1~10
背番号11~16
背番号18~23
背番号24~37

イベントとしては芸術の秋ということでアルディとミーヤの似顔絵コンテストなるものをやっていた。絵心は全くなく芸術系の才能は姉にすべて持っていかれた出涸らしのうえに利き手が使えないのでパス。絵が上手い人が本当にうらやましい。

絵を熱心に見るミーヤ

今回のスタグル

スポーツの秋も芸術の秋もNGとなると、もう食欲の秋しかない。
ということで宮木牧場さんで選手コラボのクボマリ丼Ⅱを買おうと列に。13時からクボマリさんがお手伝いに売り場に出るのだが、肝心のクボマリ丼は売り切れ。
気持ちを切り替えてローストビーフ丼を購入。受け渡しのどさくさで写真を撮らせていただいた(許可済)。クボマリさんは「次の試合の時に買ってくださいっ!」とのこと。

いただきます

ローストビーフ丼は醬油ベースのたれが程よい塩味でさっぱり、でもしっかりとして肉やご飯に合う味。柔らかい肉もたっぷりで箸をうまく扱うことができれば肉巻きご飯を楽しむこともできる。

肉がびっしり

試合開始

大宮Vでは前回カップ戦で見に行った時に目に付いたモネこと佐藤百音選手は3バックの左でスタメン起用。元長野Lの五嶋選手もスタメン、鈴木選手はベンチ。
長野Lは元大宮Vの坂井選手、村上選手がスタメン、源間選手はベンチ。選手紹介でも元大宮Vの選手の名前を読み上げる時のスタジアムDJ・国領さんのテンションが違っていたのは微笑ましかった。ウェルカム感がダダ漏れ。
お互い選手の行き来が多いのはオレンジ互助会っぽい。

試合の方はどちらもペナルティエリアまで攻め入ることは出来てもゴールをこじ開けるには決定力が欠けていた。結果としてスコアレスドローだったが、どちらもゴール前では集中した守備でゴールを許さなかったともいえる。

リスナチオ
両チームのGKも好守をみせた

長野Lでは坂井選手が長身を活かした守備とセットプレーでの攻撃が見られた。真帆さんもセットプレーでのキッカーを任されていた。
真帆さんのCKから坂井選手のヘッドでゴールに迫る惜しい場面もあった。

あとちょっと

真帆さんは71分に交代するまでセットプレーや展開力で存在をアピール。あとは守備力がもっと付けば更に怖い存在になるはず。

セットプレー担当

坂井選手も古巣に立ちはだかり大宮V攻撃陣を手こずらせたようだ。奥川選手とも上手く役割分担していたと思う。

対人守備もカバーも対応

村上選手から源間選手に替わるも点に至らず。
大宮Vでは元長野Lの五嶋選手が乗松選手達と組んでゴールを守り切る。
鈴木選手は終盤に交代出場。しかしゴールは割れず。
モネはCBとして役割を果たし、時折攻撃参加を見せた。プレイヤーとして成長しているのを感じる。しかもリーグ戦でスタメン出場の最年少記録を更新となった。しかもこの試合はフル出場。
眞城選手、青木選手、津田選手と若い才能が次から次へと出てくるのはWEリーグの賜物だと思う。

クロスを阻止

井上選手はスピードを活かしゴール前に迫る場面があったが、肝心のシュートがうまく打てなくて枠をとらえられずズッコケた。入場時にもらったカードのパラメーターを思い出せずにはいられなかった(失礼)。試合終盤の疲れがある時で軸足は無理のある状態だったが、これはやっぱり惜しい。

チャンス!
残念

この試合ではお互いの守備の集中力が確認できた。あとは3強相手にこの守備ができるかどうか気になるところ。
大宮Vはまだ未勝利のトンネルが続いているが、課題は分かっている。それでも解消するのはそう簡単ではない。

https://weleague.jp/matches/2024101402/

古巣への挨拶

試合後は大宮Vの選手たちはスタジアムをぐるりと一周。
互いのゴール裏への挨拶が終わり、元大宮Vの坂井選手、源間選手、真帆さんが揃って大宮Vの挨拶に。ついに昨シーズン末に買ったネームタオルを掲げる時が来た。
1階の空いていた所に移りタオルを掲げてみた。

古巣のゴール裏に向かう
掲げる事ができてよかった

ゴール裏で3人揃って挨拶。ゴール裏のサポーターの中からも「戻ってきて!」の声も聞こえた。試合前の国領さんといい今でも愛されているのが分かる。
ロッカールームに戻るときにタオルを掲げてたのに気付いたのか、手を振ってくれたように見えた
真帆さんはサイン入りTシャツ、坂井選手は座右の銘入りサイン、源間選手は公式の写真とサイン入りの色紙と奇しくも3人の選手のグッズを所持していた。長野Lで居場所を見つけているようでよかった。

長野Lのゴール裏でも五嶋選手と鈴木選手が挨拶に行っていた。
こういう場面は何度見てもいい。

長野Lゴール裏でも歓迎

今回も決着がつかなかったが、次はどうなるのか?長野に行って確かめたくなってきた。ただ長野に行きたいだけでもあるが。

最後に入場者数が1000人に届かなかった。水曜のカップ戦の倍近くにはなっているが、それでも寂しいものがある。
前日にはトップチームがJ2昇格を決めてその勢いでこの日も観客が入ってくるかと思ったら、そうはならなかった。集客はなかなか難しい。

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