無敗そして未勝利〜大宮アルディージャVENTUSvsサンフレッチェ広島レジーナ(カップ戦)
10/9は平日でカップ戦が開催された。この日は13時からちふれASエルフェン埼玉vsINAC神戸レオネッサが熊谷で、19時から大宮アルディージャVENTUSvsサンフレッチェ広島レジーナがナクスタで開催。
19時からのナクスタの試合は長野パルセイロレディース戦の時に購入したチケットで行ってきた。
熊谷とのハシゴは前回のハシゴ観戦で体力を使い果たしたこともあり残念ながら見送った。
ナクスタ入場
この日は寒くなって手足の動きが悪くなったこともあり出遅れ気味になってしまった。電車の遅延もあり開場してしばらくしての入場。それでも平日ということもあり席は余裕あり。
バックスタンド中央付近の前の方に席を確保。最前列でなくても臨場感は損なわれない。
幸い雨雲は去ったこともあり雨の心配はなさそうだ。
グッズ売店では恒例のマッチデーボンフィンを購入。ガチャはユニフォーム型チャームストラップを回してみた。
ボンフィンは9番井上選手、ストラップは20番甲斐選手だった。ストラップは革製と少し贅沢。
今回の質問はナイトルーティンについて。アスリートらしくもあり女の子らしくもある。
18時から前売り券売り場にて選手がお手伝い。今回は林選手が登場。
怪我の具合は順調に回復しているようで何より。中盤を引き締めるためにも復帰が待たれる。でも無理はしないように。
選手のファンサを前売り券売り場で行う事で販売を促進するというのはなかなか良いアイデア。しかも手数料がないのでお得感が大きい。
これからも見に行く予定があればファンサも併せて積極的に利用したい。
今回のスタグル
揚げ物の気分ということもあり豚珍館さんでカツサンドを購入。
並んでいる間にアメリカンドッグが気になってしまい、一緒に買ってしまった。メニューを見ていたら急に食べたくなってしまった。
ワンオペで忙しい中で揚げたてを用意していただいた。ありがとうございました。
アメリカンドッグは小さいのが4本と予想外。友人と来た場合でも分け合えるし、4本独り占めもヨシ。
そして最後に根本のカリカリを食べるのもアメリカンドッグの醍醐味。
カツサンドは厚みのあるカツにフカフカのパンが合う。厚すぎて口を大きく開けないと食べられない。肉は柔らかくこれまた旨い。
肉の万世さんのカツサンドも肉が柔らかく旨かったけど、こちらのカツサンドも負けてなかった。
試合開始
大宮Vは仲田選手がベンチ、左SBに若手の佐藤百音選手を起用。
広島RはU20代表の早間選手を左、中嶋選手を右に入れ、DFに呉屋選手を起用。呉屋選手といえば現在ジェフ千葉所属の呉屋大翔選手の妹だ。ベンチには上野選手や小川選手と実力者が控えてる。
試合で目につくのはサイドの攻防。広島Rのサイドが強力で大宮Vサイドが押し込まれる場面も多かった。特に島袋選手と中嶋選手のコンビネーションを興味深く見ていた。
大宮Vの方では中嶋選手と対峙する佐藤選手が苦戦しながらもしっかり対応。長い脚など体をフルに使った守備にチャンスに応じたオーバーラップと見どころのある選手だった。
先制点は広島R。左サイドをワンツーで崩し、早間選手のクロスを中島選手が決めた。ピンポイントのクロスを振り切らず足に上手く当てることで抑えの効いたシュートになった。
この場面では佐藤選手はマークを外してしまい痛恨の失点。とはいっても逆サイドのパスワークが速かったこともあり対応が難しいところかも。
アシストの早間選手はクロスの精度が見事だった。さすがFKを任されるだけある。
中嶋選手のドリブルに早間選手の精度の高いクロスなど広島Rのサイド攻撃が脅威かつ魅力のあるものになっている。
広島Rの守備も呉屋選手と市瀬選手が上手く対応。
後半に箕輪選手のペナルティエリア侵入に対し市瀬選手のギリギリの守備には驚かされた。あと少しタイミングが遅かったら間違いなくPK、しかし止めなければGKと1対1のピンチになっていだと思う。
後半に呉屋選手が痛む場面があり結果として交代となったが、立ち上がった時に場内どちらのサポも関係なく拍手。これがWEリーグのいいところの一つ。
結局0-1で広島Rが勝利。シュート数は大宮Vが3本に対し広島Rは9本と圧倒。
大宮Vはチャンスはなかった訳では無いが1点が遠かった。何だか今シーズンの柏レイソルを見ているかのようでもどかしい。
けが人の復帰もそうだが、佐藤選手や北川選手のような若手の成長にも期待したい。
https://weleague.jp/matches/2024100903/
試合後
試合後はいつものように選手が場内を一周。元大宮Vの高橋選手が大宮Vのゴール裏に来たかは不明。
今回の観客数は488人とこれまた寂しい数字になった。朝から天気が良くなかったことや急激に寒くなったこともあり足が鈍ったのかもしれない。
カップ戦は3引き分けと無敗かつ未勝利の状態だったが、それが今回負けたことで未勝利となった。ドロー続きというのは勝利で途切れるのと敗北で途切れるのとで「無敗」か「未勝利」かというだけでなく精神的にも大きく変わってくるような気がする。
試合後は体が冷えたこともあり、片付けが終わり次第帰宅の途につく。足がカクカクで駅まで一苦労だったのはまた別の話。