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マジックアワーのスタジアムで〜日テレ東京ベレーザvsマイナビ仙台レディース

10/13は世間的には3連休の中日で天候もヨシ。そんな日にWEリーグ第5節の日テレ東京ベレーザvsマイナビ仙台レディースが西が丘で開催。
マイナビ仙台レディースは今シーズンに入って未勝利。あまりにも調子が悪いようで気になっていた。そんな事もあり西が丘に確かめに行ってみた。


西が丘にて

ここ最近は観戦日になると雨が降るような嫌がらせのような天候が続いたが、この日は暑いくらいの日差しの晴天。それでも空はどことなく秋っぽさを醸し出していた。今は暑く感じようとも気付いたら冬へまっしぐらなのだろう。

なんとなく秋

待機列に並んでいるとスタジアムからリヴェルン登場。最近は帽子を横に被るのが多いが、気に入ってるのかもしれない。

開けてください

スタジアム入場後に席を確保。今回は仙台Lも気になるのでセンターライン付近で観戦。
広場に移動してグッズ売店へ。
初めて1000円くじに挑戦してみた。結果は当然のように4等・・・ということで、リヴェルンのパズルキーホルダーをゲット。待機列で開場待ちの時にやってよう。
アクリルスタンドのガチャもやってみた。今回は樋渡選手が出て被りなし。
その後、さるなしという果実の出展ブースを見学。
さるなしというキウイの小さいような果実のPRをしていて試食もやっていた。味はキウイに似てというよりキウイ。甘さと酸っぱさが同時にキタ。
ここではさるなしジュースをお土産で購入。

今回の選手への質問ではスポーツの日にちなんで挑戦してみたいスポーツについて。
スケートボードが人気のところ松永選手の答えが個性的。

ストリート競技が人気

16時頃からバックスタンド側で子供たちのパン食い競争が始まった。バックスタンドの観客が応援に入り微笑ましかった。
パンはリヴェルンを模したメロンパン。

リヴェルンパン

今回のスタグル

初めて選手のコラボメニューを食べてみた。
北村選手とのコラボでオムバーグライスというオムライスっぽく見えて実はハンバーグメインという変わり種メニュー。ハンバーグは玉子に隠れている。
ハンバーグはしっかりとした味で食べ応えがある。
玉子と一緒にハンバーグを食べるもよし、玉子をご飯の上に移してオムライスとハンバーク別に食べるもよし。もうちょっと欲しいかなという見た目よりは腹にたまるのがいい。

ハンバーグは玉子の下

試合開始

ベレーザ、仙台L共にU17代表の選手は欠場。またベレーザはベンチが埋まらない状況。
仙台Lは苦しい状況の中どれだけやれるかというところだが、前半からベレーザにボールを持たれて前線のプレスも連動していない感じだった。

なかなか網にかからない

10分過ぎにはベレーザが先制点。後方のパスに反応した土方選手がしっかり決める。DFの間を突いた上手いシュートだった。

先制ゴール

そこから10分もしないうちに山本選手が左サイドのクロスに走り込みゴール。展開が速く仙台Lが対応しきれなかった。

2点目

前半中頃にペナルティエリア内で佐々木(里)選手が山本選手を倒してしまいPKを与えてしまう。倒された山本選手は笛が鳴る前にすぐ立ち上がりボールを追おうとしたが、ファールをアピールすることなくすぐプレーに移るその姿勢が素晴らしかった。

倒れてもすぐ立ち上がる

PKを得た山本選手自らが蹴る。相手GKの斎藤選手にコースを読まれるも手をはじいてゴール。これで3‐0となり山本選手は2点目。

強烈なシュートが決まった

前半は3‐0で折り返し。仙台Lはシュートを打つまで至らなかった。
前半半ばには日が沈み西の空が美しく彩られていた。彗星が来ていたのは知らなかったが、もしかしたら見えていたのかもしれない。

彗星はどこ?

ハーフタイムにSK.DANCE STUDIOの方々がダンスを披露。動きが柔軟で関節どうなってるんだろうと思ってしまった。

後半は仙台Lも修正して守備はある程度抑えられるようになったが、それでもベレーザがボールを持つ時間が続く。バックラインでボールを持っても出し所がなく中盤でボールを持ちパスコースを探すうちに相手に囲まれパスコースを失ってしまう。
そんな中で奮闘していたのが今シーズンより日体大から特別指定で加入した大西選手。ベレーザの選手に囲まれそうになりルーレットでかわした時は場が沸いていた。それでも限界はある。

前線に出しても単騎突破になる場面が多く、他の選手と意識しているであろうベクトルが合ってないように見えた。反撃はあっても単発で終わってしまうのが残念。
選手一人一人は一生懸命プレーしているのは分かる。足を止めず戦っているのも分かる。しかしうまくかみ合わない。

顔に手が当たったみたい

終盤にはゴール前の混戦から岩崎選手が決めて4-0。
結局4‐0とベレーザは圧勝、仙台Lは成す術なく敗戦。ベレーザの連携や個人技の高さが際立つような、逆に仙台Lが心配になるような試合だった。
ベレーザでは右サイドを蹂躙した山本選手、途中交代の木村選手のフィジカルの強さが目についた。木村選手はもうちょっと見ていたい選手。
仙台Lのゴール裏にはTan.San.Suiさんのメンバーがサポーターと共に(というより普通にコールリーダーとして)コールしていたようで、サガン鳥栖のようなコールが聞こえていた。そして最後まで声を出し続け選手たちを鼓舞し続けていた。一生懸命プレーする選手もそうだが応援続けるサポーターも報われてほしい。

https://weleague.jp/matches/2024101309/

試合後

試合が終わり選手たちが挨拶。
仙台Lサポーターは悔しい敗戦でも相手にエールを送ることを忘れない。それに対してベレーザゴール裏もしっかり返してくれた。

ベレーザの選手たちが場内を回り勝利のラインダンス。そして監督の誕生日をサポーターと祝う。

リヴェルンも挨拶

試合後には恒例のファンサービス。センターライン辺りで選手は少なかったけど松田選手からファンサしていただいた。同じ地元でより一層応援する旨をお伝えした。いずれ代表入りして市に表彰されるような活躍を期待したい。

ありがとうございました。オフには是非とも日立台へいらしてください

落ち着いてからスタジアムを後にする。
帰宅中に仙台Lについて答えの出ない事を考えたりしてみた。廣澤選手は怪我というのは分かっていたが、高平選手がベンチにもいないのはどうしたのだろうか?
22‐23シーズン終了後に主力が何人も抜けて以降迷走している印象だが、果たして浮上できるだろうか?
やがて答えを出せない事を考えるのを止め、マジックアワーの空を思い出しながら電車に揺られていた。

今回もいろいろゲット。さるなしジュースは冷やして風呂上がりにでもいただこう。

戦利品いろいろ。ありがとうございました

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