フレンディアシートより〜浦和レッズレディースvsジェフ千葉レディース
やはり続かず間が空いてしまった。
今回はWEリーグ第4節の観戦記。
11/25に日立台でサガン鳥栖戦を観戦し勝ちきれずドローでモヤモヤ。そんな鬱蒼とした気分を晴らしたく、WEリーグ観戦といきたいところが・・・
天気予報を見ると雨とか。なかなか迷うところだったが、試合中の降水確率が20%辺りになり観戦を決断。
チケット購入について
まずどの試合を見に行こうか。11/26は関東では大宮アルディージャVENTUSvsサンフレッチェ広島レジーナ、浦和レッズレディースvsジェフ千葉レディース、ちふれASエルフェン埼玉vsセレッソ大阪ヤンマーレディースが開催される。全て埼玉のクラブのホームゲーム、そしてこの中で浦女の試合が気になった。
では浦女の試合のチケットを取ろうと思ったのだが、WEリーグチケットでは指定席で任意の席が選べなかった。そこで浦女のホームページを見るとREX TICKETという会員制の販売サイトがあり、会員になることで座席指定などできるようになる。無料の会員もあるので入らない手はない。
無料会員(WHITE会員)で登録してチケットを購入。この会員だと決済手数料が220円かかる。WEリーグチケットもシステム利用料+発券手数料で220円かかるのは変わらないが。
どこの席にしようか迷ったが、気になっていたフレンディアシートで見てみようと思い立ち1枚購入。やはりホーム側の席は軒並み売れていた。
決して安くはないが、バックスタンドの看板裏というライン際の桟敷席という魅力に屈して購入。
浦和へ
試合中は雨は降らないと信じて浦和へ向かう。
JR浦和駅から徒歩で大体20分ほどで駒場スタジアムに着く。基本的にはバスを使うが、地図アプリがあれば歩けないほどの距離ではない。途中で雨がちらほらと降ってきて不安になってくる。
駒場スタジアム近くに通る道まで出ればあとは何とかなる。ただ、何差路かに分かれている交差点は青になったらすばやく渡らないと途中の「島」で足止めを食う。
着いた時には結局雨だった。
しばらく雨は降らないとはどういうことか?
駒場スタジアムにて
到着してからグッズ売り場のテントへ。ここではマッチデーのマフラーキーホルダーとプレーヤーズミニ色紙を購入。
キーホルダーに記載されている選手は遠藤選手。そして色紙は遠藤選手のサイン入りだった。まさに遠藤選手尽くしで、これは活躍するフラグかも。今回もサイングッズゲット。
雨ということもあり、ポンチョをまとったディアラがお出迎え。
フレンディアシートでは食事は禁止、そして雨が降ってることもありスタグルは手頃に食べられるものを選んだ。でもって池谷商店さんのOCOPANを選択。お好み焼きのようでおやきのようなもので、片手で食べられるので傘をさしながらでも食べられる。ハム&チーズのようなさっぱり洋風なものからすき焼きといった和風でこってりなものまで様々な味が選べる。今回はハム&チーズとピザを購入。どちらも旨い!
フレンディアシートの入場は14時キックオフに対して13時。当日券売り場の脇のテントに集合ということで、それまでメインスタンドもバックスタンドにも入れず雨をしのげないのはちょっとつらい・・・
駒場スタジアム入場
入場時間になり係員の方が案内を始める。雨でもかなり人が集まってた。
アウェイゴール裏の出島の横からトラックへ入場。普段入ることのないところへ入っていくのはワクワクして楽しい。
フレンディアシートには選手がお出迎えという特典がある。この試合では長船選手がお出迎え。サイン入りのカードがもらえて写真撮影もあり。
実際に横に並ぶと背が高い。さすがCBという感じだ。そして当たり前のようにカッコいい。
アウェイ側の出島の近くに集まっていたので、千葉LのGK入場時には邪魔にならないようにする必要がある。アウェイサポーターよりも近くでGKが見られるという特権なんだか分からないけど貴重な経験もできる。
トラックを反時計回りでバックスタンド側に向かい、看板の前にある席に向かう。それがフレンディアシート。
ここでは食事禁止で水のみ飲める。これは芝の保護の為。そして練習中と試合中は撮影禁止。これはボールが飛んでくる可能性から危険の為かと思われる。
ちなみにトイレはバックスタンドのトイレで、コンコースにあるのかと思ったらバックスタンドの端の出入り口付近だった。そして試合中はトイレに行けないので、トイレの近い人は要注意。
練習開始〜試合へ
練習で選手が入ってきて、これまた近くでボール捌きを見学できる。座っているので選手よりもボールの方が目線が近いかも。
練習終了後、しばらくして選手入場。いよいよ目の前で試合が始まる。その頃には雨も止んできた。
試合の方は前半は膠着状態で0-0で折り返し。
千葉Lは後半序盤に鴨川選手、大澤選手投入で攻撃の圧を高める。
試合が動いたのは後半半ば。同じく後半途中に投入された菅澤選手がピンポイントに合わせた難易度の高いゴールを決めて浦女が先制。
千葉Lもチャンスがあったものの決めきれず、清家選手もゴールを決めて2-0。そのまま試合終了。
試合後に浦女の選手達がバックスタンド看板前まで来て挨拶。近過ぎて焦る。
やはり菅澤選手、清家選手がピッチにいると期待度が高まるし、そしてその期待にしっかり応えてくれる。
試合後の雑感
制限はあるものの、ピッチ脇で日本のトップレベルの選手のプレーが見られるのはいい。球際の攻防が間近で見られるだけでなく、試合中に選手の思わずこぼす呟きも聞こえてきたり、給水に選手が近くまで来たり、その時の会話も聞こえたりとプレー以外の面も垣間見られてこれも楽しい。ボールが席に転がってきた時は結構ビビった。さすがに選手に直渡しはできなかったが…
この試合で一番伝わったのは石川選手のガッツ溢れるプレーだろう。プレー自体はDAZNや上の席で俯瞰的にみても分かるが、熱気や闘志といったものはピッチ近くで見るからこそ伝わるものがある。
ゴールが決まった時も視線が低い事もあり分かり難い面はあるけど、その歓喜についてもスタンドで見るよりもずっと伝わってくる。
浦女というと個性的で魅力的な選手が多く、代表選手も所属している。そんな選手達のプレーを間近で見られるだけでも価値があるけど、それ以外の気付きも得られる。そして選手のお出迎えも嬉しい。
興味があれば是非とも一度フレンディアシートを体験してほしいと思う。
今回も戦利品たくさん。ありがとうございました!