「欧米」ってどこなのか、「アメリカ人」って誰なのか。
こんにちは。純ジャパの純です。
「欧米ではこうなのに日本は遅れている」と感じてしまうことがよくあります。そう言ってしまうこともしばしば。。しかしよく考えてみると一口に欧米と言っても欧と米は色んな部分でかなり異なりますし、同じ「欧」でも東欧と西欧ではまるで違いますよね。同じ「西欧」でもドイツとイタリアでは国民性やら職業概念やらまるで違うなということに思い至ったわけです。
更に言うと「欧米」という言葉を使っている時の「米」に南米は含まれていないような気がします。広義には含めるようなのですが、、
日本の比較対象として「欧米」という言葉が使われ始めたのは恐らく明治の近代化への煽りを受けてのものと推察されますが、それから100年以上時を経て世界の勢力図は様変わりしているのに未だに「欧米」というユートピアに囚われているその価値観自体が遅れているように思え、反省した次第でした。
同様に、僕の交際相手がアメリカ人と言っていると「え、本当のアメリカ人?」と聞かれることがよくあります。恐らく白人という意味合いで聞かれたのだと思って「本当のアメリカ人だよ」と返してしまうこともあります。
人種のるつぼとも呼ばれるアメリカですから、人種によって本当とか嘘とかないのですが、白人に対する潜在的な劣等感みたいなものがあるんですかね?
時代は常に激動しているのに、先入観や虚像に囚われていては次の一歩が出遅れる、と危機感を抱いたのです。
Britneyと平和な日々を望む一方で現状に留まってはいけないな、自分への戒めを綴ってみました。
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I have realized the privilege I hold because of my skin color when moving to Japan. I am seen as the "ideal" American example. That makes me really sad actually. If I was born another race, even in America, I would be treated much differently. I just happen to have won the genetic lottery. - Britney