(89)ヤリステメスブター レビュー
2023年9月ににゅう工房様より発売された「ヤリステメスブター」をプレイしたので、ネタバレなしでレビューしていきます。
ジャンル
ポケモンライクなRPG
プレイ時間
4.5時間(エンディングまで)
良かった点
ゲームシステム
前述したとおりポケモンライクなのでその部分が面白いのは当たり前なので割愛しますが、差別化として、1戦闘に1回だけ先制+必中+確殺の「チートタックル」を使えるのがユニークで面白かったです(戦闘は簡単で、このチート技をいつ使うか考えるゲームでした)。チート技があってもインフレしすぎないような対策もあったりで、比較的プレイ時間が長くなりやすく飽きやすいRPGの短所を補った良システムだと思いました。
また、ボックス機能やそらを飛ぶ機能もメニュー画面に内蔵してあったり、ふしぎのあめ的なアイテムがたくさん手に入るおかげでレベル上げの面倒くささもなくなり、とてもサクサク遊べました。
音楽
元ネタのリスペクトを感じられる「それっぽい曲」がたくさん使われていてとてもよかったです。
キャラクター+シチュの多様さ
道中のトレーナーの数がとても多く、かわいい系からかっこいい系までバリエーションも豊富で、物語を進める中で「次はどんな女性が来るのか」とワクワクしながらプレイしていました(イラストがすごく上手で叡智でした)。また、叡智のシチュエーションも多種多様なので、自分の好みのキャラ・シチュは必ずあると思います。私はヒカリと黒姫・桃姫が好きです。
ストーリー
「戦闘に勝ったら叡智できる」から始める本作品で、バカゲー感満載ですが、プレイしているとだんだんいい意味で裏切ってくれます。
このストーリーのおかげで飽きずにプレイできました。それ暗いストーリーの展開が優秀で面白かったです。
不満点
本作品はDLCが2つ発売されていますが、まだプレイしていないため、本編のみをプレイした不満点は保留とします。
総評
スコア
89/100 非常に面白かった
こんな人におすすめ
ポケモンライクなRPGが好きなひと
シナリオに重きを置いているひと
本作品は豊富なキャラクターとシチュエーションで万人受けする作品だと思いました。ストーリーの出来が非常によく、プレイしてよかったゲームの一つになりました。同人ゲームとしては値段が少々高めですが、それに見合った高クオリティのゲームでした。
まだDLCをプレイしていないので、本作品をしっかり遊びつくしていきたいと思います。