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(86)侵蝕のヒプノシス レビュー 

2023年11月にALLDICE様より発売された「侵蝕のヒプノシス」をプレイしたので、ネタバレなしでレビューしていきます。


ジャンル

催眠+パワポケ風シミュレーション

プレイ時間

5.5時間(実績ほぼ解除済み)

良かった点

ドット絵(キャラクター)

キャラクターが日常シーンでは2頭身のドット絵で表現されていて、すごくかわいかったです。また、表情差分が多くて、CVがなくてもそのキャラの雰囲気や感情が伝わってきて、キャラクターがイキイキ動いているように感じました。
また、キャラクターについては、主人公がめちゃくちゃ好感持てる所がよかったです。他にも生徒会メンバーみんなかわいくて、特に生徒会長の見た目と言動は私にすごく刺さりました。

ゲームシステム

ゲームジャンルで前述したように、パワポケ風のシミュレーションで私に合っていたので、とても楽しめました。
日数経過する中で好感度を上げるゲームというのはほかにもいくつかプレイしたことがあるのですが、この作品は動作がすごくサクサクしていて、演出も最小限で、スキップ機能もあって、すごくユーザーフレンドリーな作品だと思いました。
1周のプレイ時間が長すぎず、短すぎずで周回しやすかったです(実績やルートが豊富で飽きずにプレイできました)。

ストーリー

催眠というテーマにうまくかみ合ったストーリーでとても面白かったです(特に真ENDが面白かったので最後までプレイすることをおすすめします)。私は催眠モノを好き好んで手に取るタイプではなかったのですが、この作品をプレイして催眠モノいいなと思いました。普段の主人公の性格の良さとのギャップがすごく叡智で、催眠状態の記憶は忘れてしまうという設定が、ここまでストーリーに好影響を与えるものなんだと驚きました(関連して、催眠状態の記憶は後から回想シーンとして鑑賞できるシステムが周回ゲームと合っていたのも高評価ポイントです)。

不満点

選択肢後の移動が私にとっては少し煩わしいと思いました。他部分がサクサク動作なのでどうしても移動が気になってしまい、周回プレイにとってはあまり必要ではないかなと思いました。
あと、個人的な感想で、本作品は催眠がテーマなので仕方ないとは思いますが、もう少し生徒会メンバー同士の日常シーンが見たかったです。

総評

スコア

86/100 非常に面白かった

こんな人におすすめ

  • パワプロ・パワポケ系のゲームが好きなひと

  • シナリオに重きを置いているひと

  • 周回プレイが苦じゃないひと

某スケベ大学学長が動画で取り上げていたことがきっかけでこの作品を手に取ったのですが、予想以上の面白さで1日でプレイしてしまいました。
前述のとおり私は好きなジャンル以外はあまり手を出さないタイプなので、私にとって新たな性癖の扉を開かせてくれたような、そんな作品でした。
ゲーム性とストーリーどちらも高水準な作品でしたので、この記事を読んだ人はぜひプレイしてみてください。


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