馬で旅する4日間①
クライズデールという、体高が160センチくらいある馬での4日間の馬旅に参加中です。
今は2日目を終え、B&Bでゆっくりしているところです。
ロックダウン中に、楽しみを作りたくて予約したこのツアー。
本当は、4日間かけて文字通り宿泊地を変えながら旅をする形だったのですが、コロナの影響で、宿泊地は固定になりました。
1日目
前日からB&Bに泊まっていたので、朝起きて、馬達の待つ牧場へ行き、宿泊地している放牧場つきのB&Bまで馬で移動します。
乗ることになった馬は、14歳でベテランのトム・パーカーさん。
馬たちのボス的存在だそうです。
サドルバックにレインジャケットやサンドイッチを詰めて、いざ出発。
またがってみると、思ったより幅は狭くて、とてもフィットする感じ。
幅が広くて股関節が痛くなるのを心配していたのですが、それは大丈夫そうです。
速歩もとても大きなリズムで、ゆっさゆっさといった感じ。
でもとても柔らかい反動なので、ゆったりと乗っていられます。
しっかり乗れる人しか受け入れないためもあってか、崖のような急坂でも、何の説明もなしにぐんぐん進んでいきます。
たまに駈歩を挟むのですが、ストライドが大きく、かなり左右に振られるので、しっかりツーポイントで乗ります。
しかも、トム・パーカーさんは、前に馬がいないとギャロップで他の馬を抜かしていこうとします。
なので、なるべく他の馬の後ろにつくようにしていました。
「戦火の馬」やアガサクリスティーの「バスカビル家の犬」の撮影が行われた場所も見ることができました。
この日は途中から風は強くなったのですが、とても天気が良く暑いくらいでした。
朝から5時間くらい馬の上にいるので、終わる頃には背中や膝の内側など色んなところが痛くて、これを4日間も続けられるのか!?と心配になりました。
2日目
2日目は雨予報。
乗り始めた時には降っていなかったのですが、すぐに本降りに。
上下ワークマンのレインスーツを着ていたので、気にせずGO。
1日が台無しにはならないようなこのような雨はむしろイギリスらしくてむしろ歓迎です。
雨も途中で上がり、雲がかかっていて風も無く、とても快適な環境でした。
荒地に残る遺跡などを見ながら、この日もどんどん歩いていきます。
この日は丘の上の石の上に登って記念撮影。
こんなところに登れてしまうんだから馬ってすごいですよね。
トムさんは経験豊富なので、他の馬が躊躇するような場所でもぐんぐん進んでくれます。
途中、小さな小川を抜ける時に、他の馬がなかなか進めず、トムの前で4頭の馬が止まってしまいました。
私はまだ指示をしていないのに、何やってんだ?俺が行く!とばかりに馬をかき分け渡ってしまったのには笑いました。
指示してないのに行くのはナシのはずなんですが。
また、何か気になることがあると、ちゃんと確認して仲間を守るトムさん。
そんな頼りがいのある感じが、つい”さん”付けで呼びたくなってしまう理由です。
朝起きた時には背中が痛かったのですが。2日目の方が身体が慣れたのか楽に1日を終えることができました。
残すは後2日。
明日はどんな旅が待っているのでしょうか?
(眠くて今日はこれが限界です。おやすみなさい。。)
(写真:Tim (Adventure Clydesdale))