見出し画像

BHS Stage1 試験:やれるだけのことはやった

ダメ元で大規模クラブに連絡したら、すぐそこに試験の実施日が控えていて、急遽受けられることになったBHS Stage1の試験。
午後からは出かける予定があったので、なんとか朝8時からの枠にねじ込んでもらいました。
ギリギリまで時間や受験資格を確認したりで本当に受けられるのかわからなかったのですが、なんとか受けられることになり、週末は必死に勉強。
英語が怪しいので、模範解答を作って覚えるしかない。
久しぶりの暗記で頭が溶けそうでした。

BHSのサイトには正装でなくてもよいと書いてあったのですが、できればジャケットと白シャツで、という連絡が直前に来て、乗馬用ではないハイネック系の白シャツと、1つボタンだけどストレッチの効いた普段用のジャケットを着ることにしました。
髪型も、ヘアネットを使うようにと書いてあったので、準備していたのですが、こちらは直前の案内ではお団子やヘアネットがのぞましい、という書き方だったので、お団子をネットで止めていくことにしました。
というのも、このヘアネットは、お団子部分をカバーするのではなく、頭全体に被って、残った髪はヘルメットの中にしまうというもの。
ヘルメットのサイズがぴったりで、髪が多い私には少しきついような気がしたので、これで大丈夫だろうと。


会場となる大規模クラブに着くと、前半の2人が来ており、一緒に書類を記入。
その後審査員の先生も現れ、いざ、試験スタート!


最初は馬のケアから。
身体を温めるのも兼ねて馬房掃除から。
細かいボロが残っている馬房で、掃除しにくかった。。
また、練習する時は馬は外に繋いだのですが、今回は馬房の中に繋ぐパターンで、少しまごついてしまいました。
その最中に、馬の色やマーキングについてや、馬房に敷く素材のこと、乗馬クラブで働く時の責任、ポロ山の管理などについて聞かれます。
馬房掃除が終わったとき、元々空になっていたヘイネットが掛けっぱなしになっていたのですが、これは外すように言われました。


次は、グルーミングと馬装。
ポニーが一頭ずつ用意され、厩舎用のラグを外して、グルーミングを行います。
ここでは、グルーミングの仕方を見られるのと同時に、使っている道具や使い方、注意事項について聞かれたり、馬の体調がどのように見えるか、馬体や蹄の名称についても聞かれました。
蹄をなかなか上げてくれない子で、少し苦労しましたが、先生が脚に生えているもさもさの毛を引っ張るという手を教えてくれ、なんとか完了。
馬装をすると、鞍の部位の名称や、この鞍についていないパーツの名前を聞かれました。


一通り馬装できたら、鞍を外して引き馬と馬を獣医などに見せる時の立ち方に移ります。
ここはヘルメット着用。
速歩が出ない時は、鞭を持ってもOK。
そして、頭絡を外して放牧用の馬着に着替えさせます。
この馬着が新しく、このポニー用のものではないので、バックルを色々調整しないといけないという課題がありました。
というのも、そのポニーちゃんは毛刈りをしていないので、普段馬着不要。これも聞かれました。

そして、馬具庫へ。
大規模クラブ、手入れができるテーブルを真ん中に備えた素敵な馬具庫がありました。
ここで、頭絡を分解して、掃除して、また組み立てます。
その間に、一人ずつ呼ばれて餌の管理へ。
出されている餌の種類を答えます。が、一つ、干草とキューブの混ざったものがありました。あれは何だったんだろう。。
そして、手入れをした馬だったら何をあげるかを答えます。
そのポニーのことをよく知らないので、よく働いていて、重い馬の場合は。。という感じで答えました。
放牧に出す前、出す時、連れて帰る時の注意についてもここで聞かれました。

これでやっと馬のケアに関する試験がやっと終了。
ここまで2時間半くらいかかりました。


騎乗技術の試験は、後半グループの3人も一緒に行います。
6人で部班。
私が割り当てられたのは、マック。
去年外乗で乗ったことのある子でした。
知っている子でラッキー!と思ったら、かなり重い。
そして、急にストップ。
ボロしたいのかなと思ったのですが、そういうわけでもなく。
鞭使っていいよ!と言われて、馬の上でバタバタ。
何度か失態を犯してしまいましたが、なんとか鐙上げ速歩や駈歩もできました。
ただ、初めて先生の号令で、慣れるまで聞き取りにくかったのと、言い回しが違うので理解できず、先頭になった人が手前を変える、その後、輪乗りで後ろに着く、というルールがわからず右往左往。。
駈歩も、重いので速歩に落ちないようにとがんばっていたら鐙が外れてしまいました。

後半は、馬を交換。
前に激重!と書いたステラちゃんだったのですが、とっても軽くて、逆に前の馬との間を空けるのが大変なくらい。
後から聞いても、基本とっても軽い馬だよ、と。前回は何だったんでしょう!?
今度は軽速歩とツーポイントの速歩で横木通過をして、最後はツーポイントの駈歩で終わりました。

で、降りてから、常歩と駈歩の扶助と運歩について聞かれておしまい!

後半の騎乗がとても上手くいったので、気持ちよく終わったのですが、改めて書いてみると、前半がかなりグダグダだったことがわかり、合格しているのかかなり心配です。

とにかく、今出せる力(英語力も)は出し切りました!
これ以上はできなかったと思います。
馬房掃除や、マックとの格闘でかなり体力も使いました。

特に騎乗の方は不安が残りますが、結果は7日から10日後にメールで通知される予定。
あとは待つのみです。



どきどき。