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アフリカのサファリを馬で駈ける  Day 4

南アフリカ&ボツワナのサファリを馬で駈け抜ける、African Explorer というツアーに参加してきました。

https://www.ridinginafrica.com/horse-safaris/african-explorer/

運営は、Horizon Horseback。
他のアフリカサファリツアーを探していた時に、イギリスの乗馬ツアー専門旅行会社におすすめされ、内容、期間、費用共に、これしかない!ということで、1年ほど前に申し込んでいました。
南アフリカで4泊、ボツワナに3泊し、ライオンや象、キリンなどの動物を見て回るツアーです。
そのツアーに参加した記録を残しています。

12/30


やっと、やっと、ヨハネスブルクに到着しました。
ほんと、遠かった。。
ここまで来れば、あとはツアーにお任せできるので、順調にいくはず。
と思ったのですが、まだ甘かった。
着陸してスマホをネットに繋いですぐに届いたのが、私の荷物がヨハネスブルクに着いていないことを謝罪するメッセージ。
私はヒースローで走って間に合いましたが、私の荷物は間に合わなかったようです。
またツアーの代表に連絡し対処を聞いて、バゲージカウンターへ。
係員のお兄さんによると、翌日までには届くはず、ということで、届いたらツアーの代表に連絡してもらうよう伝え、控えをもらいました。
ほんとに届くのか、不安だ。。
全く、なんとトラブルだらけな旅なんでしょう!

出国後エリアでお迎えのドライバーさんを探します。
その間に、ハイビズベストを着た人に話しかけられる話しかけられる。その人たちに荷物を運んでもらうと高額請求されるよ、とどこかで読んだことを思い出し、無視してドライバーさんを探しました。
ドライバーさんに、荷物が届かなかったことを説明し、最低限の服を買いに、空港内のショッピングセンターに連れて行ってもらいました。
このドライバーさんは、翌日も空港に来る便があるらしく、私の荷物が届いていたら届けてくれるとのこと。
空港から宿泊場所までの荷物の運搬もすぐに届くのか心配だったので、少し安心しました。

ここから4時間のドライブ。
道にはヒッチハイクをする人がたくさん。
ヒッチハイクが移動手段として使われているようで、サッカーの試合を見に行くような人も。
何も無い道を延々と歩く人もいて、これぞアフリカ、という感じ。

南アフリカの高速道路


街中はこんな感じ

4時間後、ついにHorizon Horseback に到着しました。

ゲート

やっと着いたよ〜!と迎えてくれたスタッフとハグ。服や足りない乗馬用の道具も貸してくれました。

そして、ここからまた少し車に乗って、最初のキャンプ地、Camp Davidsonへ。
メインのテントの他にいくつかの2人用テントが並びます。

今日のお部屋

テントの中にはベッドが2つ。裏にはトイレと洗面台、そして、青空シャワーが!

お湯もちゃんと出ます


ちゃんとお湯も出たのがうれしいところ。
同じ部屋に泊まるのは、フランスから来たチャーミングな女性です。
ここでのガイド、サイモンとアシスタントのレイアにもご挨拶。
なんと!アシスタントのボランティアの女性は、子どもの頃日本に住んでいたということで、日本語がペラペラ!
まさか南アフリカまで来て日本語でおしゃべりすると思わずびっくり。
私の到着に合わせて用意してくれていたランチを楽しみながら、おしゃべりを楽しみました。

ポークチョップ!


久しぶりの機内食でない食事にも感動し、生き返った気分になりました。

今回のツアーの参加者は8人。
イギリス人ハネムーナーと、イギリス、フランス、ドイツ、アメリカから来た女性と、オーストラリアから来たパキスタン男性、そして私です。
全員20代30代で、比較的落ち着いているものの、フランスとドイツから来た2人がムードメーカーとなり、よい雰囲気のグループでした。

3時半になったらティータイム。
ケーキを食べて、その後の乗馬に備えます。
このキャンプのシェフの作る料理やケーキの美味しいこと。みんな大絶賛でした。

そして、いざ、私にとって初の乗馬へ。
既に2回分の乗馬を逃していて、他の参加者はテストも済ませたとのこと。
このツアーは、乗馬の中上級者でないと参加できないことになっているので、このテストに合格しないと参加を継続できません。
少し乗ってから、私もテストを受けることになりました。
少し乗って、と言っても、いきなり現れる
キリンにシマウマ。

き、きりん!


普通にそこにいるのがとっても不思議な感じです。
この辺りは私設の保護区なので、広大な土地がフェンスで囲われていて、その中で動物達が自由に暮らしています。
特にかわいかったのが、イボイノシシ。
臆病なイボイノシシが、小さい子どもを引き連れて、尻尾をピン!とアンテナのように立てて走る姿は笑顔になってしまいます。

キャンプにもイボイノシシ登場


広いところや走りやすいところでは、速い駈歩で駆け抜けます。
シマウマやバッファローのいる間を駆け抜けるのは、これぞアフリカ!という感じ。
くねくね曲がる木に囲われた道を走る時には、遠心力で吹き飛ばされそうになったり、木に当たらないようにコース取りを考えたりと、なかなかエキサイティングでした。

砂煙の中を走る


テストは、みんながあるところから速歩で離れて、駈歩で走りながら群れから離れ、一旦速歩に戻してからまた駈歩で戻ってくるというもの。
群れで暮らす馬にとっては、群れから離れて走っていくというのは難しいもので、上手くできるかちょっと緊張。
いざやってみると、思ったよりスムーズにでき、合格!
これでこれからの旅を楽しむことができます。
夕方にはカバにも巡り合い、大満足な1日でした。

サンセットを見ながらドリンクを楽しみ、厩舎へ

夕食はこちら。



夕食後はすぐに眠りにつきました。