愛南マラニック半島部の試走
2023.08.13
月末に愛南マラニックという真夏のマラニックが地元である。
53kmなのでそれほどの距離でもないものの+D1050というアップダウンと8月末の強烈な残暑がその距離以上の価値を見出してくれる。
それの試走を。
コースの中間部分になる半島部をぐるっと。
距離はちょうど30km。
真夏の30kmはちょっと厳しいけれど、本番もこんな暑さだろうし。
西海公民館近くの駐車場にとめてそこからスタート。
いきなり急な上りがあって、アップダウンの洗礼を受ける。
内泊中泊外泊とそれぞれで50mのどのアップダウンを越えていく。
外泊をすぎて危惧していたのは水分補給。
コースに商店はないので自動販売機だのみになるのだけれど、外泊を過ぎると高茂岬を越えた先の武者泊まで自動販売機すらない。
その区間は約15kmでアップダウンもある。
大丈夫だとは思っていたけれど、実際にその間で不足気味になっていた。
外泊を出てからは高茂岬までのアップダウンは思ったよりもキツめ。
上って下って上ってとじわじわと脚にダメージが蓄積されていくのを感じる。
そういえばここ数日とくらべてなんだか空気が暑い。
それほど距離はないと感じていた高茂岬だけれど実に遠かった。
高茂岬だけは気持ちのいいくらいの風が吹いていた。
先を見るとここよりも高い位置に道が伸びていて、まだまだ続いていく上りが目に見えた。
まだ上っていくのかと思ったら心が折れ気味に、、、
ここからは上りのきついところは歩きも交じる。
木陰が無くなり水分も我慢しつつで、上りが終わるまではほんとつらかった。
下りだしたら武者泊までノンストップで下りだったので惰性でなんとかたどり着けた。
久しぶりに見た自販機で500mlを2本買い、1本はすぎに飲み干し、もう1本はポケットに押し込む。
ぜいたくに水分補給できる安心感。
おばあさんと散歩中の黒柴にやたらと注視されていたけれど、ほえられることもなく通り過ぎていった。
武者泊からはまた上り。
少し気持ちは前向きにはなるものの、脚が急に元気になるわけもなく、上りはあまり走れてはいない。
峠を越えて福浦の湾が見えてきたら急に近くまで戻ってきたような気がする。
眼の前に対岸の樽見が見えるものの、湾は深くて福浦はまだまだ先。
とはいえ、福浦へは下りとほぼ平坦なので脚が終わってそうながらも走ることは出来る。
中心部でもう1回自販機で給水。
樽見から手前で上りがまた始まり、ここもあまりこらえれず歩く。
もっと走れるもんだと思っていたので、脚の無くなり方がちょっと情けない。
上り最後のほうがとくにキツくてもうヘトヘトだった。
下りだしたらスタートした久家が見えてくると気持ち的に楽になり、若干脚が動くようにもなる。
最後は平坦なりにペースが上がったまま30kmでゴール。
結局最初思っていたぐらいの時間で戻ってきた。
30kmで4時間弱なので、だいたい1km8分ペース。
ほめられるようなペースではないけれど、本番もこのくらいではゴールしたい。
53kmで7時間。
8時スタートで15時にゴールすれば、17時からの松山でのライブにおそらく間に合うから。
間に合うよね?
ってか、自分の走力がこんなところで試されることになるとは。
走れメロスの気分だ。
愛南マラニック
想像よりもずっとつらいアップダウンが待っている。
豊後水道の絶景も地元産満載のエイドもきっと助けにはなってくれるはずだけれども。
あと2週間。
あとは天候のみ心配だ、、、
アップダウン多いから雨は無しで神様お願い
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