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俺と東宝特撮 序章 ~日本産ゴジラシリーズ空白期編~

皆さん、こんばんは。

まぁウマエロ絵を無断転載してたらそうなるよね

前回の記事が非公開になってしまった風祭メグ名言botです。
本当に申し訳ない。

今回からは、自伝的な意味を込めて、今までの私自身がどう特撮作品と向き合ってきたかを振り返っていこうかと思います。
今回は、ゴジラシリーズ及び東宝特撮ヒーローオンリーの内容となります、ご了承ください。

episode-1.0 2005年 ゴジラ空白期に生まれた少年

私は2005年の10月26日に生まれました。

ファイナルウォーズが『はじめてのゴジラ』だった方たち、マジでカワイソス

当時はゴジラシリーズ第28作品目の『GODZILLA FINAL WARS』の公開はおろか、DVDすらすでに発売されていたため、ゴジラシリーズが完全に『オワコン』とされている時代に悲しくも生まれてしまいました。
もっとも、ムービーモンスターシリーズといったBANDAIの新作ソフビは発売され続けていましたし、なんなら東宝特撮ヒーロー最終作の『超星艦隊セイザーX』が同時期にスタートしていましたが。

どうして劇場版セイザーXにライザーシロガネの出番なかったんやろなぁ………

episode0 2009年 ゴジラと東宝特撮ヒーローを認知した日

そして時は流れて2009年。
当時は劇場用最新作『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』公開に連動した再放送の『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』、『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル never ending odyssey』。
そして、『仮面ライダーディケイド』や『仮面ライダーW』、『侍戦隊シンケンジャー』といったニチアサ最新作ヒーローに加えて。
当時はおろか現在でも未履修ではあるものの、『トミカヒーロー レスキューファイアー』の放送や、昨年放送されていた『ケータイ捜査官7』の続編玩具展開も続いていました。

そんな特撮戦国時代の『最後』とも言える時代の中、とある日に私は両親に連れられて、自宅のマンションの近くのTSUTAYAに連れて行ってもらったのです。

そしてそこで見たのです。自分の知らなかった、昭和のヒーローを。

ジェットジャガー優遇の時代に生きれてシンプルに嬉しい

そうです。TSUTAYAで偶然目撃した『ゴジラ対メガロ』のパッケージ。
そこに写る『ジェットジャガー』の写真を見て、ふとつい、私はこう思ったのでした。

『なんだこれ。ティガそっくりだけど顔が怖いなぁ、変なの』

………今思うと、特撮マニアのおっちゃんたちに説教されても仕方がない………というより、ゴジラファンのちびっ子から説教される可能性もある爆弾発言ですが。
当時はゴジラシリーズがオワコンと化しており、なおかつジェットジャガーなどのジェネリックウルトラマン的巨大ヒーローには人権がない……なんなら、ニチアサ全盛期すぎる&ウルトラマンシリーズそのものが新作テレビシリーズ未放送なせいでウルトラマンを知らない子供も普通にいる惨状だったので、こればかりは仕方がないと思います。許してやってください。

………待てよ、むしろ当時、ライダー及び戦隊にもドハマりしていながら、ウルトラマンにもドハマりしていた俺が異端すぎるだけなのでは??(多分そうです)

………ともあれ、それが私の人生において、はじめてゴジラシリーズを認知した日でした。

それから数日後。

あれっ ゲキレンジャーは何処へ??

このテレビマガジンの2009年12月号の巻頭の記載された『テレビマガジン スーパーヒーロー列伝』。
そこには、ゴジラに関する記述………だけじゃなかったのです。
そう。
流星人間ゾーンも、ゴッドマンも、レインボーマンも、バンキッドも、グランセイザーも、ジャスティライザーも、セイザーXも。
記事の片隅の存在だけだったとはいえ、幼少期の私に『こんなヒーローもいる!!!』というインパクトを与えてくれたのです。

そして、当時近所の玩具店には、ゴジラ1954とゴジラ2004のムービーモンスターシリーズの売れ残りが堂々と売られていました。
あの日、あのムビモンが欲しいと母にねだっていれば。
もっと早く、ゴジラにハマれたのでしょうか。

episode1 2012年 円谷英二と特撮博物館

時が流れ、私は小学1年生になりました。
祝え!『仮面ライダーバトル ガンバライド』に興じるクソガキの誕生を!!

………それはともかく、『仮面ライダーフォーゼ』が終盤を迎え、『ウルトラゼロファイト』がスタートしていた2012年夏。

今の時代だと、下北沢の野獣邸にホモガキたちが集まって『こ↑こ↓』している光景が目に浮かぶような季節ですが。
当時私は、学校図書館で借りた1冊の本に魅了されていました。

ちなみにこの本は完全にウルトラマン目当てで借りました(笑)

そうです。円谷英二のまんが偉人伝です。
私はこの本でアンギラスやモスラにラドン、キングギドラやミニラにメカゴジラを知りました。
余談ですが、この本は1996年。つまり平成VSシリーズ終了直後に刊行されたようで、ラストには当時の最新キャラであるバーニングゴジラとベンゼン星人、そしてウルトラマンゼアスが登場しています。
………なんでティガと平成モスラ公開まで待てなかったんやろなぁ。

あと、さらなる余談ですが、1年後の2013年に2012年刊行のこの本も履修しました(笑)

ちゃんと表紙にゴジラがいる、ありがたい。

こちらにはラストページにファイナルウォーズ版歴代東宝怪獣(当然のようにマグロ食ってるアイツもいます)と、歴代平成ウルトラマン(もちろん当時最新作のゼロまでいます)が描かれていました。ええやん。
オレ、こっちのほうが好きだぜ。

………そして同時期、てれびくんにとある展覧会の特集記事が組まれていました。

幼少期のトラウマだいたいコレ

そうです、館長を庵野秀明が。そして副館長を樋口真嗣がつとめた『特撮博物館』です。

巨神兵名言botデビューをシンプルに検討

当時はウルトラマンシリーズ関係の展示目当てで来たので、『巨神兵東京に現る』の映像を見たとき。

『怖いよぉ!なんでウルトラマンゼロは助けてくれないのぉ???』

っと真面目に思ったものです(実話)。
いっそのこと、ウルトラマンゼロと巨神兵が戦う二次創作小説執筆しようかしら(笑)。

まぁともあれ、ここで私は実際の平成ゴジラやキングギドラのスーツをこの目ではっきりと目撃したわけですね。
もっとも、それ以上に庵野監督の私物の玩具コーナーに、ゴーバスターエースがいたことが個人的な興奮ポイントでしたが。

やっぱりちびっ子は自分のよく知っている現行ヒーローに心奪われるものだなぁ、そうに決まっている。

episode2 2014年 ゴジラ復活

時は流れ、妖怪ウォッチ全盛期かつ、ようやくウルトラマンシリーズが復活してきた時期な2014年。

ゴジラが復活しました。

歴代ゴジラで1番センスあるキャッチコピーだいたいコレ

当時は凄い盛り上がりで、アメリカの劇場にはすごくすごい大きいゴジラ像が展示されていた記憶があります。
その熱狂のおかげで、私自身も図工の時間に自分なりのギャレゴジポスターの絵を描いた記憶があります。

それに伴い、配信サイト『GYAO』で歴代ゴジラシリーズの無料配信が行われ、そこで初代ゴジラほんへと、いくつかのゴジラシリーズの作品の予告編をはじめて視聴しました。

水爆大怪獣って別名、コンプライアンス的にアウトすぎるわねぇ

このせいで、私自身は見事にゴジラシリーズの沼に浸かってしまいました。

そして、区立図書館で、伝説的な本と出会いました。

マニアックな小ネタを調べるときの参考文献だいたいコレ

当時の私はこの本で歴代怪獣を覚えました。
もっとも、流星人間ゾーンなどはコラム程度の扱いではありましたが、ないよりはマシでした。

結局、『GODZILLA(2014)』を映画館で観ることは出来なかったものの、ゴジラファンにはなれたのでした(笑)。

つづく

次回『第1章 シン・ゴジラからKOMまで』

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