音声入力で作品を書いてみる

これまでずっとパソコンを使ってnoteを書いてきた。
でも今回携帯を使ってnoteを作成することに挑戦することにした。

それと言うのもそろそろ旅に出ようと考えているからだ。
旅先では大きなパソコンを持ち歩くわけにはいかない。
今回の旅は、自動車を使っての旅ではなく、主に徒歩での旅を考えているのだ。

自分で持ち運べる範囲となると、身の回りのものはできるだけ小さくまとめないといけない。
noteへの投稿あきらめることも考えた。
ただ、現在の私にとってnoteへの投稿は生きがいの1つになっている。
完全にやめてしまう事は、いろいろな点からマイナスの方が多いように考えられる。

noteに投稿する作品の制作を、パソコンを使わずに継続することが望ましい。
パソコンを使わずにnoteを作成することができるようになれば、旅先でも景色を見ながらnoteを作ることが実現する。

中身がどのように変化するかと言う問題点もあるが、そんなことよりも、旅の途中、一切noteを止めてしまうことの方が私にとっては物足らない。

携帯で文章を作る上では、音声入力が大変助かる。
私のようにキーボードでの入力には慣れているものの、携帯からの文字入力は不慣れ者にとって、音声でほぼ正確に言葉を変換していってくれる機能は大変助かる。

その一方で、今、パソコンを相手にして入力をしているときには、疑問が生じた時など、しばしばネット検索を行いながら文章を作成することができているが、慣れるまでは音声入力をしながら同じ携帯で調べごとをするのは難しそうだ。

また、実際どのくらいの人たちがnoteを携帯で作っているのかわからないが、文章を書く喜びと言う点では、口述筆記というのは何となく不安なものだ。

口述筆記と言えば、推理小説家の松本清張が口述筆記を行っていたのは有名だが、今、調べてみると谷崎潤一郎も口述筆記を行っていたという記録がある。

多作すぎて文字を書くのが追いつかずに、口述筆記をする作家がいるかと思えば晩年歳をとって、原稿用紙に向かうことができなくなった作家が、口述筆記によって何とか作品を出版しつづけたと言うこともあるようだ。

文章書くと言う点では、口述であろうと、キーボード入力であろうとあまり変わりは無いような気がする。ただその中身が希薄になったりする可能性は十分に考えられる。

大好きな椎名誠さんが仲間と旅をしながらも、手書きの原稿用紙に作品を描き続けていたのを思い出す。現在彼はどんなふうに作品を書いているのだろうか。今、私がやっているように携帯に話しかけるだけで作品を作ることができるようになれば、随分椎名さんの旅も気楽になったのではないかと思う。

ただ仲間と旅をしながら1人で何やら話をしているのは、割と滑稽で恥ずかしいことかもしれない。

今回携帯に話しかけることによって作品を作る事は、何とかできそうなことがわかった。

これからどんな景色の中でどんな人との出会いを記憶することができるかわからないが、そんな時間を楽しみながら文章を書くこともエンジョイしていきたいと考えている。

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