第33章 沙由里の過去④



人類滅亡を防いだ成功未来世界…生きやすくなった世界

突然私の目の前にこの映像が出てきた。

【「ヤッホーはははっお姉ちゃ〜ん滑り台に行こうよ?」

「わかった。わかった。待って龍鬼〜」】

…ん?月加?龍鬼?

【広いプールサイドに大きなプール用滑り台の中そこにいたのは

子供の龍鬼と月加だった。】

そして映像が切り替わり

【ある二つ白い椅子に子供を見守るように座る大人の2人がいた

私と旦那朝比奈博だった。】

その映像を私は見ていた。

私の旦那  博って…

そういえば、もう一人の子供の頃の私と龍鬼、もう一人の家族と親友とともに

脱走騒動があった日…

学校の  教室   トイレ  一つ一つの部屋に…物理的に 

人間関係や悩んでいる子供達が、閉じ込められてるって月加言っていたっけ?

もう一人の子供の頃の私…

それで月加の発明試作品異世界スーツで進路相談所を出て

外に繋がる渡り廊下に来て外国人と出会い

特別教室棟一階に来て先生に見つかっちゃって…

もう一人の子供の頃の私…狭いぎゅうぎゅう詰めの教室に入れられちゃって…

その時…椅子に座ったもう一人の子供の頃の私…の隣で立っていた博…

こっちの世界だと私の旦那さんだよ?結婚しているの…私

それで子供の月加や龍鬼も生まれたし…

このメガネっていつ取れるの?

早く…メガネを外したい。私も…元の世界に…

家に…帰りたい…

ああ龍鬼、月加

元の世界に戻り子供達にちゃんと…触れ合いたい…

もう一人の子供の頃の私は…龍鬼たちと触れ合っているけれど…

私は…こっちの記憶が戻った時…

幽体離脱して幽霊のように触れられなかったり…

他の家族が経験している事を見ているだけだもん…

その時ジリリリっと私の耳に砂嵐音が聞こえ

謎の声聞こえてきた。

【人類滅亡を防いだ成功未来世界生きやすくなった世界にいる

あなたの世界…2058年では

高校では

そっちはみんなが知っている通り、この世界みたく順位とかが決められて

生徒が集まって一生にやる授業がある学校

集団コースと

最初に言ったノルマをこなす個人コースの

二つに分かれています。

高校時代からネイルスクールや医療免許が取れる時代

生きやすい未来になっています。

しかしもう一人の子供の頃の私の未来世界…ロボットたちによって

予測の事態が起こりました。

2023年にまた人間関係や成績の順位などで格差ができ苦しむ人が発生しました。

そのため…】

え?2023年に?悩んでいる子供達が…でてきたの?そのためって?

謎の声はこう言った。

【朝比奈海緒さん…あなたのいる世界…、そこも

今…ロボット達に支配されてきています。

みんな…ロボットにされて行きます】

えっ…私の世界…支配…されているの…

みんなロボットにされていく…の?

ドクン!

【んん…ここはまた幸くんの時代かな?】

と沙由里の心の声が聞こえてきた。

次の沙由里の記憶映像が映った。

【ビルの下入り口前で倒れている沙由里が映った。

沙由里は身体を起こし自分の手を見るとUSBを持っていた。】

その映像を見る私、

あっUSBだ。

【そしてまたヒューと音がする

沙由里は上を見上げる。

上からまた…ビルの入り口の天井から

パソコンが降ってきたのだ。

そして沙由里が書こうとしている論文も下書きも

ヒューパシッ!パシッと

沙由里はまたまた見事キャッチした。】

あれ?そういえば…

どうして?いきなり…私の世界に沙由里が来ることに?

USB一回ずつで過去に行ってそこで世界を調べて論文を書くんじゃ?

私は映像を見ていく。

【沙由里は、落ちてきたパソコンと論文を持って

自分が倒れて横たわっていた知らないビルを出た。

そこは、沙由里の知らない、世界だった。

沙由里が見た光景は、こんなふうに広がっていた。

空飛ぶスケーボウ、車、空飛ぶキックボードみたいのを子供が乗っている。

色々見渡すと、ここは、東京だ。恵比寿かな?

駅が見えたから…

恵比寿では、空中都市が建っていた。】

私は映像を見ながらこう思った。

空中都市が建設されてる?  もう立っている?

なんか…ここ…ここって…なんか…街がもっと色々発展しているような気が…

【朝比奈海緒さんのいる世界2048年から100年後の世界です。】

と謎の声からそう聞こえてきた。

えっえ〜100年後!?の世界…なの?

沙由里の記憶映像が動く中

記憶映像に中の沙由里の心の声が聞こえてきた。

【ここって…そういえば、私が過去に三回タイムスリップした時の

未来2056年で確か…

たくさんのUSBと手紙を渡されたんだっけ?

沙由里はあの研究所から落ちてきた手紙を見る。

手紙の中には、

『お願いします。今から人口減少を防いだ世界の方へきてください!』

もしかしてここって!人口減少を防いだ生きやすい世界⁉︎】

沙由里が見ている世界は…100年後の…こっちの私の… 世界ってことだね?

沙由里の心の声が聞こえてきた。

【なっ何これ?すっすごい!ちゃんと…人がいる!】

沙由里の記憶映像では…

【沙由里は、微笑んでいた。】

沙由里…よかったね

色んな人が辛い思いをして亡くなっているところをみていたから

この光景が嬉しいんだね。

私は沙由里の記憶映像から自分の街…未来の街を見渡していた。

しかし次の瞬間…私はその未来の街を見て違和感を感じた。

私は映像を見てみる。

【街にいるみんなからこんな声が聞こえてきた。

「ああああああ」】

あれ?この声?    

街のみんな…動きや声が変な感じ…

ロボット…みたい… いやロボットだ。

街の人たちが… 人じゃない!?

この感じ…見たことある…

もう一人の子供の頃の私が…元の世界で経験したことのあるように…

人が…みんな…アンドロイドみたいなロボットになっている…

私は映像を見てみる。

【街にいるみんなが…

人間ではなく全員アンドロイドみたいなロボットになっていた】

沙由里の心の声が聞こえてくる。

【街のみんな…あれ?なんだか様子がおかしい?

人間じゃない?

全員…ロボット?

人間がいない…もしかして乗っとられている?

人類滅亡を防いだ世界じゃないの?】

その映像を見ている私

確かにみんな…なんだかロボットみたいだ。

あっ…まぁ…う〜ん  いやいや〜私の世界  

2048年から100年も経っているんだよ〜?

ロボット人間みたいな人?だっているでしょう?

私は映像を見続ける。

【沙由里はゆっくり歩いていると

誰か人と肩がぶつかった。

「あっすみません!」

と沙由里は言うがそのぶつかった人物は、

もう一人の子供の頃の私が元の世界で経験したことのあるような

アンドロイドみたいなロボットの警察官だった。】

あっロボットとぶつかってしまったのね?

あれ?○ッパーくんみたいなロボットは?

パトロール中かな?

でも…このアンドロイドみたいなロボットの警察官…人間そっくり…

もう一人の子供の頃の私が元の世界で経験したことのあるような

アンドロイドだ…まさか…

【その時、

沙由里がぶつかったその警備員は突然沙由里を見ると鉄砲で、乱射しだした。】

その映像を見ている私、

えっえ…沙由里?大丈夫?

【パン!と銃の音が聞こえてきた

沙由里は素早く避け逃げることに成功

しかし警察官は沙由里を追いかけていく。】

その時、また謎の声が聞こえてきた。

【倍速です。】

えっ  倍速!?

私が今見ている沙由里の記憶映像が早送りのように動きだす。

沙由里や2148年の…ロボットになってしまっている街のみんなや

沙由里がぶつかってしまった警察官が早送りしているかのように動き出した。

どっどうしてみんなロボットに?

もう1人の子供の頃の私の元の世界と同じようにみんながロボット…

【沙由里はアンドロイドみたいな警察官に銃を発砲され避けて逃げている時、

今度は後ろから警察官に加えて空飛ぶスケーボウ、空飛ぶ車、空飛ぶキックボード

みたいのに乗っているアンドロイドやロボットになってしまっている大人や子供達

に寄って追いかけられてしまう。

20148年、未来世界である街の中沙由里は走る。

逃げ惑う沙由里は自分がこの世界にいて倒れていたビルを目指す】

私はその映像を見ていた。

えっちょっとまってまって!

なんで私の世界の未来でなんでみんなロボットになっているの?

そういえば…

2023年にまた人間関係や成績の順位などで格差ができ苦しむ人が

出たって言っていたけど…

もう私の世界では…人類減少を防いで…成功しているんだよね?

なのにどうして…

すると謎の声が聞こえてきてこう言った。

【朝比奈海緒さんの世界では…世界のみなさんは

過去から未来まで繰り返し誰かによって変えられていること救われたこと

を知りません。】

ん?沙由里が変えようとしてきたことだよね?

過去から未来まで繰り返し…ずっと…失敗だったけど…

この世界にこれたのは…特別…

謎の声は話し続ける

【過去から未来まで繰り返し変えられる前に起こった出来事

最初の未来、一回目の未来、二回目の未来、三回目の未来…四回目の未来…

そこでもっとも悩んでいた失敗してしまった前の未来の子供達を

みなさんは知らずに生きています。

なので…また…防いだとしても…同じ過ちを犯す確率が高いです。

2023年にまた人間関係の悩み…いじめや

格差が起きてきています。】

あっ…だから…

ジリリリっと砂嵐音が聞こえてきた。

えっなに?

【気づかせなければ…】

と謎の声はそう言った。

気づかせる…そうか…気づかせなければ…ってことか…

でも…どうすれば…

私は沙由里の記憶映像を見ていると…

【沙由里は自分が倒れてしまったビルに到着したようだ。

そこは廃墟ビルだったことに気づく。

沙由里は隠れるために中に入る。

ピロンと降ってきた人類滅亡を防いだ成功未来世界生きやすくなった世界…

この世界から…送られてきた降ってきたパソコンから何か着信がなった。

沙由里はその着信がきた降ってたパソコンを開けると

白い画面の中に黒文字でこう書かれていた。

【廃墟ビルの屋上にきてください!あれに乗ってください】

「えっあれって?なんだろう?」

と沙由里は一人ごとを口にしてそう言った。

沙由里はとりあえず階段を駆け上り屋上を目指す。

屋上につくとそこには誰も乗っていない車を見つけた。】

えっ屋上に…車がある…この車って…

その時、沙由里の心の声が聞こえてきた。

【えっ?ビルの屋上に車!?どうやって登ったんだろう?この車?

車を見つけたけれど、どうしよう!どうしよう!】

あっこの車って…

私は映像を見続ける。

【その時今度は空からいきなり

真っ白なA4用紙サイズの一枚の紙が沙由里に降ってきた。

そこに書かれていたのは…

『人類滅亡を防いだ成功未来世界生きやすくなった世界から

そのパソコンがわりにこの一枚の紙から送っています。

そのパソコンで車の窓ガラスを割ってください。そしてその車に

乗ってください。』】

えっえ〜乗るって?誰のかわからない車に?

でも緊急事態だからしょうがないよね?

沙由里の心の声が聞こえてきた。

【え〜そしたらパソコンが壊れちゃうじゃん】

そうだよ!壊れちゃうよ!パソコン!

沙由里の記憶映像は動き出す。早送りで…

だけど…次はある程度…分けるくらいの速さだった。

私は映像を見ていく。

【『後に説明したいことがあります。お願い!早く!』

と書いてあり沙由里は車の窓ガラスをパソコンで何発も叩いた。

バンバンバンバン!

パソコンは傷一つついていなかった。】

パソコン…傷一つもついていない…よかった!

とにかく大丈夫だね?

とっとりあえず、沙由里!壊して!頑張って!

私は映像を見ていく。

【車の窓ガラスは突き破り沙由里は窓から車に乗車した。

「うわぁ!」

沙由里が運転席に座った時、車はガクッと揺れた。

沙由里は窓を見ると、車が空を飛んでいた。】

やっぱり!この車は空飛ぶ車だ!

でも…自動運転付き?この車?

100年後には…2148年には自動運転付きの空飛ぶ車があるんだね?

私は映像を見ていく

【車は勝手に動き沙由里を撃ってくるロボットから逃げる。】

はっ早く逃げて!車!

【車はそのまま誰も人がいない田舎の方へ

どんどんと飛んでいき逃げることができた。】

よっよかったぁ…

謎の声から【標準です。】という声が聞こえて

私の沙由里の記憶映像は普通の動きに戻る。

【沙由里は車の運転席で座っていた】

沙由里の心の声が聞こえてきた。

【そういえば…今…私は…人類減少を防いだ成功未来世界生きやすくなった世界

にいる…みんな…ロボットになってしまったけど…

この送っている人は無事なの?】

確かに…このパソコンや紙を送っている人…無事なのだろうか?

今まで…沙由里が過去から未来を繰り返し行き来して生きやすい未来に

変えていくためにこのパソコンの中

仮想空間  お風呂とベット付きの研究所部屋を用意してくれた人って…

人類減少を防いだ成功未来世界生きやすくなった世界から

送っているって言っていたよね?

今沙由里は私の世界の…100年後にいる…送ってくる人は…ひょっとして…

私と月加、龍鬼よりもっと先の未来人…この世界の人だったり…

送ってくる人はロボットになっていないのかな?

私は映像を見続ける。

【その時、沙由里が乗る車に一通手紙が現れた。

車は空を飛びながら止まったようだ。

沙由里はその一通手紙を読んだ。】

沙由里の手の平に乗っている手紙が映る

と沙由里が見ている書かれている内容が

沙由里の記憶映像を見ている私の目の前にも表示された。

そこに書かれていたのは

【『沙由里〜だったかな?すまん

今は言えん状況だったんだ。ここは…この世界は…

緊急事態が起きたんじゃ

今、この世界はロボットによって乗っ取られておる。』】

と沙由里が見ている書かれている内容が映像を見ている私の目の前にも表示された。

この世界も乗っ取られているってうん…

私の世界でも…同じように乗っ取られている…

私の世界の過去…

2023年にまた人間関係や成績の順位などで格差ができ苦しむ人が出たって…

過去から未来まで繰り返し誰かによって変えられていること救われたこと

を知らないからって…みんなロボットにされてしまっている…

私の世界の100年後…は…じゃぁ真紀…お母さんたちも?

私はなんで…誘拐されたんだろう?

私の身体は…本当の身体は…どうなっているの?

まさか本当にロボットになっていたり…そしたら…もう終わりじゃん

ドクン!ドクン!ドクン!ドクン!ドクン!ドクン!ドクン!

おっ落ち着け…

私… ニ児の母… 朝比奈海緒!月加はもう大学生だけど…

まずは…映像を見て見なきゃ!

私はまっすぐ映像を見ていく。

【『沙由里が渡り歩いてきた何回も繰り返し

タイムスリップしてきた過去から未来で

非常事態が起きたんだ。』】

と沙由里が見ている書かれている内容が

沙由里の記憶映像を見ている私の目の前にも表示された。

【「私が何回も繰り返してきた過去から未来で非常事態?」

と沙由里は車の中で声を出した。】

その映像が一瞬表示される…

ひっ非常事態?っていったい何が起きたの?

そこに書かれていたのは、

【『それは…

まず、最初に…これを確認したいんじゃが

沙由里、お前はこれまで旅してきた中で気づいたことがあるだろ?

わしの人類減少を阻止し成功した生きやすいこの世界、

もロボットに乗っとられているわけじゃが…

沙由里が生まれた最初の未来世界、

次にまた1950年くらいに行き、また昭和時代〜令和そして未来が

訪れた一回目の未来世界、

そしてまた1950年くらいに行き、また昭和時代〜令和そして未来が

訪れた二回目の未来世界、

またまた1950年くらいに行き、また昭和時代〜令和そして未来が

訪れた三回目の未来世界、

であった人間関係や格差で過去に悩んでいる人たち

が同じように瓜二つで存在しておったじゃろ?』】

と沙由里が見ている書かれている内容が映像を見ている私の目の前にも表示された。

悩んでる人たちが…何回も存在している…

ああそうだよね?

沙由里が繰り返し過去にタイムスリップして…未来を変えようとしてきた中で

人類減少して…ロボットに世界乗っ取られてしまったけどもう一人の子供の頃の私…

そのもう一人の子供の頃の私も私にそっくりだったよね?

それに…沙由里が繰り返し過去にタイムスリップして…

未来を変えようとしてきた中で一回目の高原博士、二回目の高原博士…

三回目の高原博士…みんな…同じ人物が出てきていた…

A l相園沙由里や黒服の先生ロボットを作ったりして

二造と三造さんによって…研究者さんと政府さんに追いかけられてしまっていた。

それにどこかの研究所さんではレジ係ロボットを順列をつけて処分していた。

沙由里は過去の人たちに干渉してしまったが…

同じ人物や同じ出来事が存在していた。

というか…沙由里に送ってきた人…急になんだか…

口調?書き方が変わっているような…

【そしてまた一通の手紙があらわれた。

『沙由里よ、おまえが今までみてきた中で何回ももう1人の高原博士と

出会っただろう?。

高原博士が寿命で倒れてしまったがまた未来で高原博士に会うことが出来たろ?

つまり、沙由里が関わった…

さすがにこの時代では

こう書いたらあかんじゃが…

園田真紀、ゆりこと幸はこの世界ではもう生きてはおらんが…

ぎりまだ生きている…

岩下海緒、や月加と龍鬼

がこの世界にいるということじゃ。』】

と沙由里が見ている書かれている内容が映像を見ている私の目の前にも表示された。

何回も過去を変えても…未来では…同じ人が存在しているってこと

をまず確認したかったんだね?

私は映像を見続ける。

【車の中、運転席にいる沙由里が映った。

沙由里は読み終わると今度は…

「ひゃぁっ!」

と沙由里は叫んだ。

沙由里の座る運転席に

ドバァと1000枚以上の写真や3通の手紙が降ってきた。

そのため、沙由里の運転席が写真まみれになってしまった。

沙由里の乗っている車の床にも写真はおっこちてしまった。

沙由里はたくさんの写真をかき集め束にしていくつか見ていく。

その写真には…こんな写真が…。

『区役所戸籍課の受け付けにいる幸くんは何か書類を書いている。

柳田幸は苗字を変えてしまったようだ。』

『相園ゆりこはいじめっ子に水をかけられたのか髪や制服が濡れていて…

どこから持ってきたのかわからないカッターを自分の喉元に刺そうとしている、』

『相園沙由里は陸上競技中に転んでしまって足を怪我している』

『園田あきのりは女子2人と男性三人に暴力を振られていて…』

『園田真紀は髪を金髪にし、ゲームセンターで遊んでいた。』

『岩下虎徹、は教室でロボットを組み立てているところを

他の三人に壊されてしまっている』

  

『岩下海緒は成績表をみて座り込んでいる姿が!』

そして写真の裏側にはこんなことが書かれていた。

『身体障害とその家族は現在行方不明!捜査が出ている。』と。

『そして他にももろもろ、』

【沙由里が見てきた家族の顔はみんなの顔がやつれているようだった。】】

沙由里が見ているその写真は映像を見ていた私の目の前にも表示された。

えっなにこの写真…いつ撮ったんだろう?

沙由里の心の声が聞こえてきた。

【えっ?ゆっゆりこ?まっ真紀?みっ海緒?

他のみんなが悩んでいる?

これっていったい何なの?

うっ嘘?サポートしてきたのに…また失敗なの?

というかこの写真いつ撮ったんだろう?】

沙由里も…いつ撮ったのか?ってこと疑問に思っているし…

というか…写真…みんなどうしたの?

私は映像を見る

【沙由里の座っている運転席の上から

今度はまた手紙が降ってきたのだ。

「みんな…悩んでる…なんて…」

と沙由里は呟いた。

そして手紙の内容を見る。

こんなことが書かれていた。

『沙由里!わしが撮った写真届いたか?

この写真にいる人物らは君が次行く

四回目、過去にタイムスリップした時に起こった出来事なんじゃ』】

と沙由里が見ている書かれている内容が映像を見ている私の目の前にも表示された。

そっそんな…どうしたら…

【またポトっと沙由里の座っている運転席の上から手紙が降ってきた。

沙由里はまた手紙の内容を見る。

『沙由里よ!君はまたUSBは一個とられてしまったが

最後の一つ目を使うのじゃがそこで問題が起きたようだ。

USBで四つ目を使いまた過去にタイムスリップするのじゃが

そこで全員がロボットになってしまっていたんじゃ。

沙由里が次に行くそこでまた2056年で

また四回目のわしの作った学校でNo.1の黒服の先生たち

先生ロボットが作られた。

そのNo.1の黒服の先生、先生ロボットたちが

急に四回目のわしが触れたわけでもなく

勝手に戦後から未来にいる人類をロボットにしようとしているんだ

それに、今まで沙由里がサポートし続けた…

過去1900年代に戻って昭和〜平成と生きてきた場所が

わしの人類滅亡を阻止し成功した世界、

あなたが生まれた最初の未来世界、

次にまた1950年くらいに行き、また平成時代〜令和そして未来が

訪れた一回目の未来世界、

そしてまた1950年くらいに行き、また平成時代〜令和そして未来が

訪れた二回目の未来世界、

またまた1950年くらいに行き、また平成時代〜令和そして未来が

訪れた三回目の未来世界、

であった人間関係や格差で過去に悩んでいる人たち

全員がロボットに乗っ取られてしまったんじゃ

そして今、人類減少を防いだ成功世界もロボットに乗っとれようとしている…

このままではまた人間関係の悩み…いじめや

格差が起きてきてしまう。

そして人類が減少…

生きやすい未来が消えてしまうということだ。』】

と沙由里が見ている書かれている内容が映像を見ている私の目の前にも表示された。

そっそんな…沙由里が何回も過去1930年代に戻って

そこで過ごした未来世界の全てが、

全部ロボットに乗っ取られてるってこと…

私の世界も…乗っ取られている…

ん?まって?全員ロボットなら…

人類全員ロボットになったまま

昭和から令和〜未来へと時代が進んでいるってこと?

未来にいる子供達はみんなロボットになっているってこと?

月加は…なぜか…まだよくわからないけど…USBが現れて

もう一人の子供の頃の私の未来世界…元は優しい学校の予定だったあの学校

を月加のパソコンで見れている。

そして龍鬼に会えた。

というか…ずっと疑問だけど…どうして龍鬼は

もう一人の子供の頃の私の未来世界に連れて行かれたんだろう?

それも気になるし…、No.1の黒服の先生たちは…は

どうして私たち人間をロボットにする…

乗っとろうとしているんだろう?

No.1の黒服の先生たちが言っていた…復讐って言葉も…

どうしてそんなことを考えているのかも気になるし…

やっぱり…沙由里と高原博士が過去にタイムスリップした時に

何かあったんだ。

 沙由里が見たあのカツ丼姿の食事ロボットの後ろについていた

データも気になるしね?

沙由里の心の声が聞こえてきた。

【USB…一つ…取られちゃったんだ…私は…

1950年くらいに過去に二回タイムスリップして、

二回目の高原博士が亡くなってしまった日…

私、No.1の黒服の先生たちにUSBを一個取られてしまったんだ…】

USB一個…沙由里…

【「それじゃぁ私が歩いてきた過去に戻って

みんなが少しでも生きやすくするためにまたやり直ししてきた世界は

全員がロボットになっているなんて…私のミスじゃん…

未来…変われなかった…私、サポートしたけれど…」

と沙由里は呟くと

また手紙が運転席に座ってる沙由里の上から送られてきた。

沙由里はそれを手に取りその中身を見る。】

その映像を見ている私。

【『大丈夫…まだ希望がある。とりあえず、

わしはたくさん紙に書くから読んでくれんか?』

沙由里はコクリと頷くと

また手紙が落ちてきた。

沙由里はそれをまた拾い中身を見る。】

と沙由里が見ている書かれている内容が映像を見ている私の目の前にも表示された。

【『沙由里が次に行く…

1950年くらいに行き、また平成時代〜令和そして

訪れた四回目にいる

周りに合わせたりする子やいじめっ子、いじめられている子たち

仕事、職場いじめのパワハラなどによる

障害のある子供が受け入れてもらえない環境がある【縛られた法則や格差】によって

悩んでる子供たち。

その子供達が未来で…

四回目の未来でNo.1の黒服の先生たちによって

四回目の未来世界にいる高原博士が作った学校に閉じこめられているんだ。

そしてその子供達の時代にはその子供達と似たようなロボットがいるということ

それで時が進んでいるようじゃ!

だが未来では、みてきたことと同じように

ビルが腐ったりえらい状態になっているがな?』】

と沙由里が見ている書かれている内容が映像を見ている私の目の前にも表示された。

あれっ

沙由里は何回も過去にタイムスリップして未来へ向かって生きて時代を渡っていた。

その中で四回目の世界にいる…悩んでいる子供達が未来世界に連れて行かれたって

そのこと…

謎の声でも…聞いたことがあるような…

もう一人の子供の頃の私の元の世界…

もう一人の…愛と紗希…ロボットになっていた。

過去戦後から2023年にいる人たち…

つまりその世界で人間関係や成績  いじめで悩んでる子供たち…

戦後から2023年の人たちだけを

未来…あの学校へ   高原博士が作った学校へに連れて行き

悩んでいる私たちに似た偽物のロボットを各時代に設置

あとの世界の人達は全員ロボットにした。

乗っ取られたって…

四回目の世界にいる…悩んでいる子供達って…

今まで見てきた…最初の数学のテストを受けているところから私の子供龍鬼に会い

もう一人の家族  もう一人の子供の頃の真紀…私のお母さんと

もう一人の子供の頃のゆりこ…私のおばあちゃんひいおばあちゃん

そしてもう一人の友達  もう一人の子供の頃のなゆ

学校から脱出するところを見ていたみんなのこと…だよね?

そして見つかってしまい駒になってしまった、裏切って駒になった。

もう一人の子供の頃のひいおじいちゃん幸ともう一人の子供の頃の私のことも…

だよね?

今…No.1の黒服の先生たちによって教室やトイレに閉じ込められている

みんなのことじゃん!

みんな…戦後 年から2023年のみんな

未来世界に誘拐されちゃったんだね?

あれ…そうしたら…戦後 年から2023年のみんなを未来に送ったら、

世界はどうなるの?

ああ、そのかわり戦後 年から2023年のみんなそっくりのロボットを

各々戦後 年から2023年に追いて時を…時代を進ませているということなんだね?

私は映像を見ていく。

【また手紙がポトっと落ちてきた。沙由里はまた手紙の中身を見る。

『この世界…人類滅亡防いだ成功世界では

今、ロボットに乗っ取られて行こうとしている。

そのため戦後から2023年で生きていた人たちが

高校時代からネイルスクールや医療免許が取れる制度?や

高校から二つに分かれたそのうち「個人コース」、

ネットの友人から聞いたいじめ防止の仕方がなくなってしまったんだ』

しかし

この世界で…その写真に映っている子供たちと似た子供がこの世界にいるようだが

彼らはまだ乗っ取られてはいない!

その子らを見つけるんじゃ。

そのバーチャルメガネに似た

『異空間メガネ』は持っているかな?』

そのメガネは異空間メガネって言うんだ。

バーチャルメガネに似てるだろう?』】

と沙由里が見ている書かれている内容が映像を見ている私の目の前にも表示された。

【沙由里は持ってきたバーチャルメガネを持つ。】

その映像を見ている私

えっバーチャルメガネに似た沙由里が持っているメガネ…

異空間メガネっていうんだ。

バーチャルメガネに似ているね?

あれ?

そのメガネ…

私は脱出するきっかけを与えた龍鬼のおかげでもう1人の子供の頃の私が

学校から脱出して元の世界に帰りたいって決意をした時のことを思い出した。

その時またもう一人の子供の頃の私…倒れちゃって…こっちの記憶の私…が戻ってきて

その時、龍鬼やもう一人の子供の頃の私に触れられなくなっちゃって

幽霊みたいな風になんだかなってしまってその時、学校の上まで

身体が上がってしまった時に見た。

下にある学校を見ているかのように大きな雲のように

たくさんの人々、あの人だかり…

私の世界でいる…本当の家族

園田あきのり、園田沙由里、岩下虎徹  岩下真紀

私の世界でいる親友…なゆ、愛、紗希

そして年寄りになっている麗華と薫や他の人たちも

このメガネをかけていたよな〜

だけど幸くんとゆりこはいなかった…

あっそれと…今はもう駒から離脱しているし大丈夫だけど…

もう一人の子供の頃の真紀…お母さんが先生たちの駒になってしまって

もう一人の子供の頃の私と龍鬼を襲って来た時、

謎の建物とカードを差し込めっていうディスプレイ式のパソコンを見ていた時に

ロボット達に襲われちゃって…生徒会室で目を覚まして色々あって…その時に

月加が作って遠隔操作しているロボット猫ロボット達に会って助けてくれて

学校の地下で倒れた時にこっちの記憶に戻っちゃってその時に

また自分の身体が幽体離脱したかのようになっちゃってその時に

給食室の冷凍冷凍庫の中、赤ちゃんみたいな妖精を通り抜けて

隠し通路に渡ったら研究所があって実験台の中酸素カプセル?みたいなものにも

家族、親友、愛、紗希それぞれ、

閉じ込められていた時も…このバーチャルメガネをかけていたっけ?

そういえば…その時も…幸くんとゆりこはいなかったけど…

いったいどうしてだろう?

それに…どうして…人類滅亡を防いだ成功未来世界…生きやすくなった世界

私の世界にいる龍鬼も

四回目の世界にいる未来世界に連れていかれた

閉じ込められている本来は高原博士が作った学校に悩んでいる子供達のところに

連れて行かれたのだろう?

この異空間メガネ…

なんだか…この先を見ていけばわかるかもしれない!

その時、私の目の前にこんな映像が表示された。

【またポトっと沙由里の座る運転席の上から

手紙が現れた。

そしてそまたその一通には…

『その異空間メガネで沙由里が本来行くはずだった

四回目にいる過去1900年代からまた平成、令和と世界が成長した

未来世界に行き人間関係や格差で過去に悩んでいる人たちが

の作った学校に閉じ込められてしまっているところを

経験させてほしい。

そしてこの人類滅亡を防いだ世界で誰か1人をそのUSBを使って

四回目のやり直しの世界に連れてきてください。

この写真にいる人物を見つけて異空間メガネを付けさせるんじゃ!

ようは体験したみんなでその未来に行き、全員で協力して

滅亡の未来を救うんじゃ。』

と書かれていた。】

私…だけじゃなかったんだ…さっきこの一つ映像を見る前に…

言っていた。人だかり…私の家族、親友、麗華と薫…も…

異空間メガネをつけていたから…みんなも…同じように…

見ているんだ…もう一人の子供の頃の自分を…

何回も過去にタイムスリップして未来へ向かって生きて時代を渡っていた中で

四回目の世界にいる…悩んでいる子供達が未来世界に連れて行かれた

もう一人の自分を…

沙由里が…異空間メガネをつけさせていた。

ということは…

あれ?私…誘拐された時…持ち運ばれた気がするなぁ?

今…私の本体はどこ?

この身体は私の身体かな?

というか…紙に書いてあることだけど…

どうして異空間メガネを付けさせて1人を

四回目の世界にいる未来世界に連れていかれた

閉じ込められている本来は高原博士が作った学校に悩んでいる子供達のところに

連れてこなくちゃいけないのだろう?

あれ?それって…龍鬼のことなんじゃ…

【その時、また手紙が降ってきた。】

その映像を見る私

【そこには…

『この世界は…

人類減少を防ぐことができた成功世界

生きやすい世界になることが出来たが…

2023年以降からいや…

もっと昔からまたロボットに乗っとられている…

いじめ、自殺、格差がまた増えて来てしまっている…

みんな…忘れてしまっているみたいじゃ

なんとか2048年まではロボットに乗っとられそうな状況を防いでいたんじゃがな?

生き残り以外は…ロボットじゃ…

これでは…また…人類が減少してしまう。

全世界の崩壊危機じゃ。

この未来を守るには生きやすい未来を守るにはみんながそれぞれ、

気づかなきゃいけない…お互いに助けあっていたりしていくべきじゃ

悩んでいたりする子には優しく声をかけてあげたり

助けあって行くことで、ロボットの乗っとりは伏せげる。

そのため異空間メガネを取り付けさせ向こうの世界で起きたでき事を経験させようと

思ったんじゃ…

この異空間メガネが外れ…彼らが目覚めればきっと気づくはずじゃ

我ら人類の過ちに…

それから沙由里よ 

今まで過去に戻って未来を救うのを1人でやってきてどうだった?

未来は失敗続きだっただろう?

今度はみんなで協力するんだ。

この世界にいるみんなに気づいてもらい、

四回目にいる世界の子供達に1人ひとりが助け合えるように

説得するんだ。】

と沙由里が見ている書かれている内容が映像を見ている私の目の前にも表示された。

確かに…私…過去から未来やり直され…

生きやすい未来になっていったなんて知らなかったもん

最初の過去から未来…一回目の過去から未来…

ニ回目の過去から未来…三回目の過去から未来…四回目の過去から未来…

失敗した世界…

人類減少…周りに合わせなきゃいけない環境…崩壊…

格差や障害の子達の活躍する場がない環境でつらい思いをしてしまった人々について

今…ここで見てきた私…家族…親友…たくさんの人たちなら…

【そして、今度は後部座席に1000個の異空間メガネがどさっと現れた。

そして…USBが現れた

『沙由里よ…これをパソコンの差し込み口に入れ…2048年に今からいくんだ。】

沙由里が…私たちに異空間メガネをつけさせたってことだね?

これから…2048年…私の世界に行くんだね?

【倍速です。】という

謎の声が聞こえてきて

私の見ている沙由里の記憶映像は

車の中にいる沙由里が早送りしているみたいに動き出した。

また早送りで…内容が飛ぶけど…

簡単にいえば…こんな感じ

【沙由里は、

パソコンの差し込み口にUSBを差し込み2048年の方へタイムスリップ。

そして異空間メガネを持って

人類滅亡を防いだ成功未来世界生きやすくなった世界

にいる写真とそっくりな子を見つけては異空間メガネではめた。

時々、USBで平成や昭和時代に行き真紀や園田沙由里、園田あきのり世代にいる人

たちの方へタイムスリップして異空間メガネをつけていった。】

…私は…その映像を見ていく

あれ?あれは?

【異空間メガネを持って…走っている沙由里に

No.1の黒服の先生たちが突然現れた。何か口論しているようにも見えた。

しばらくするとNo.1の黒服の先生たちは沙由里から去った。】

その映像を見ている私

黒服の先生…こっちの世界に入ってきた!?

嘘?あっ一つ…とられてるから…何を話していたんだろう?

あっ

この世界に来る前…地下の研究所で沙由里がロボットに襲われている時…

たくさんUSBが降って来ていたような…

【するとまた手紙が降って来て…

『四回目の未来世界からきたようだ。

人類滅亡を防いだ成功未来世界…生きやすくなった世界

も乗っとったロボットじゃ

この世界が人類減少する前にこのロボットたちが乗っとった。

実は…全世界…じゃが生き残りがいる…』と

成功未来世界から手紙がまた届いた。】

と沙由里が見ている書かれている内容が映像を見ている私の目の前にも表示された。

このままじゃ…全世界が…潰れる…

ちょっと待って…生き残りって月加…

私は映像を見て行く。

【沙由里はあの廃墟ビルに戻り論文の最後の仕上げをした。

そして論文も完成した。

【2052年、人類は数人程度となってしまった。

人類滅亡の理由【縛られた法則や格差】によるもの…

【内容はわかりやすくいう】と

私がさっきまで見てきた。

周りに合わせたりする子やいじめっ子、いじめられている子たち

仕事、職場いじめのパワハラなどによる

障害のある子供が受け入れてもらえない環境があることで

活躍できる場があるはずなのに…さっきの

男の子、身体障害だけど…バスケに入れてもらえなかった…

龍鬼が前に言っていた。

障害のある子でも

「ようは見方を変えればその人たちが活躍していけるわけだ」

例え不足やできない事があってもその欠点の中に実は強みがあったり

才能があったり、明るかったりするということ

バスケも、車椅子バスケとかもあるはずなのに…

そんなことが続いたせいか…

自殺や不登校、引きこもりが増えているという事のようだ。】

そして、異空間メガネをはめるのは残りは

2048年で1人目になった。

そして戦後では幸とゆりこ…】

沙由里…すごく…見ていたんだね…

沙由里は何回も過去にタイムスリップして未来へ向かって生きて時代を渡っていた…

これまでの旅で…

その時沙由里の心の声と記憶が聞こえてきた。

最後の1人目になったって…それって…

戦後に…あと二人 

私のひいおじいちゃん幸くんとひいおばあちゃんゆりこが残っている。…

【沙由里は手紙の内容を見て思い出していた。

そういえば、誰か、1人を四回目のやり直しの世界に連れてくるんだっけ?

沙由里は1人で歩いている朝比奈龍鬼を四回目の未来世界に連れた。】

あっ…

そっか、だから龍鬼は悩みがないのに連れてかれたんだ。

私は映像を見て行く。

【そして…もう一人…友達と話して帰るスーツをきた女の人がいた。

沙由里は最後の1人目、岩下海緒…朝比奈博と結婚したから

朝比奈海緒を見つけたのだ。

朝比奈海緒は1人で歩いていると背後から迫る

機械がアンドロイドでできたロボットが!】

その映像を見る

2048年で写真とそっくりな人物…あと1人…私だ?

あっあぶない!

【海緒はスタンガンで気絶させられてしまい、

海緒もロボットにさせようとしていた。

そこを沙由里が機械がアンドロイドでできたロボットを倒す。】

その映像を見る私

よかったぁありがとう沙由里…

【そして海緒にバーチャルメガネをつけさせたその時!

また黒服の先生たちが現れた。】

沙由里の心の声が聞こえてきた。

【論文ができたものってどうしよう!

ああそうだ!人類滅亡防いだ成功世界の過去、戦後に送れないかな?

そうだそれだ!

その時、またUSBが現れた。】

よし!USBだ!

【手紙が上からまたヒラヒラと降りてきた。

『このUSBを差し込めば過去の1900年代に送れます。』

と書かれていた。】

私はその映像を見ていると

【ゆりこと幸が全世界に発信すると言うことです。】

と謎の声がそう言った。

えっゆりこと幸が…

あれ?そういえば…戦後世代にいるゆりこと幸…まだ異空間メガネつけられていない。

ってことは…

沙由里は何回も過去にタイムスリップして未来へ向かって生きて時代を渡っていた。

その中で四回目の世界にいる…悩んでいる子供達が未来世界にいるのは…

私の世界の幸とゆりこ  ひいおばあちゃん、ひいおじいちゃん?

二人とも…全世界に発信させなきゃね?

沙由里の論文を?そっか…これで…みんなに気づかせれば…

でも、沙由里はどうするの?

私は映像を見ていく

【USBをパソコンの差し込み口に差し込み書き上がった論文を

パソコンの中に入れて一つのUSBを使った。

幸くんかゆりこのところに送った。】

よっよし…気づくかな?幸くんは…

そんな時、目の前の映像では…

【沙由里は海緒をおぶさって逃げる!

廃工場に入りその中にはたくさんのカゴ、人1人分入れる大きさだ。

色は灰色で小さなタイヤがついているカゴが置かれていた。

沙由里はたくさんのカゴから一台を持ち運ぶ。

その中にはある機械が入っていた。

【酸素カプセル】と書かれていた。

そこに私を入れる。

「もしも元の記憶が戻ったら、未来を変えて!もう1人の海緒!

自分を救って!」

「全部わかる。全てが、私が迎えに行くそれまで、見ていて!

もう1つの未来世界のあなたを!」

と沙由里は小さく凍えで言った。

そして工場を抜け出すときに黒服の先生たちにつかまり

忘却空間に連れ去られてしまった。】

えっ沙由里…というか…最初のあの言葉は…

AI相園沙由里の声だったんだ。

そういえば…沙由里ってもう1人の子供時代の私のことを

いじめていたよね?

AIの…相園沙由里…いい子なのに…どうしていじめをしていたんだろう?

サポートしていたのに!

何があったんだろう?

私の世界では沙由里って子は

園田沙由里っておばあちゃんだったらいるけど…独特な人…

でももう1人の子供時代の私の世界ではAI相園沙由里で

もう1人の子供時代の私と学生になっていって、

もう1人の子供時代の海緒をいじめている。

なんでだろう?

沙由里は、四回目の未来世界に連れてかれちゃったよ?

四回目の未来世界では何が起ころうとしているの?

次の章…

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